夏の全米最高視聴率番組シリーズ、NBC才能オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)シーズン15が再来週、日本時間5月27日(現地時間5月26日)より放送が開始される。オーディションはカリフォルニア州パサデナ(Pasadena Civic Auditorium)でCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)によるロックダウン前に収録されていたが、ロックダウンを受けて収録を中断。現在AGTはオンラインでオーディションを受け付けており(AGTAuditions.com)、ライブショーの方法を模索しながら、今年も世界最高の才能を決める熱き戦いが始まる。
審査員はサイモン・コーウェル(Simon Cowell)、ホーウィー・マンデル(Howie Mandel)。昨年加わったガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)とジュリアン・ハフ(Julianne Hough)は降板となり、新たにコメディ・ドラマ『モダン・ファミリー』の女優ソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)を迎える。ソフィア・ベルガラは「AGTの新しいファミリーに加わることができて、すごくハッピーだわ。私にとって新しくエキサイティングな次章の幕開け、ラテン初の審査員となり大変誇らしく思っているわ。全ての才能を見るのが待ち遠しい、みんなで一緒に楽しみましょう!」またハイディ・クルム(Heidi Klum)が審査員にカムバック。ハイディ・クルムは3月初めのオーディション収録中にCOVID-19に似た症状が出たため途中から欠席し、『モダン・ファミリー』の俳優エリック・ストーンストリート(Eric Stonestreet)がゲスト審査員として参加している。なおハイディ・クルムは後の検査でCOVID-19の陰性を自身のSNSで明らかにしている。司会は引き続きテリー・クルーズ(Terry Crews)。
製作総指揮のサイモン・コーウェルは、「この夏にアメリカズ・ゴット・タレント シーズン15を放送することを我々は大変誇りに思っている。この番組は不屈の努力、至高の芸術性、そして希望に満ちた番組だ。家族で外出できない今、切望される喜びと慰みを届けることができたらと心から願っている」。現在AGTのYouTube公式チャンネルでは、リモート・オーディションの一部を配信中。審査員もそれぞれ自宅から参加し、サイモン・コーウェルはパジャマ姿で審査員を務めるなど、普段見られない和やかな雰囲気で審査。マジシャンはリモートで審査員をマジックにかけ、デンジャー・アクトは自宅の庭で炎の斧とチェーンソーをぶんぶんと振り回しジャグリングする。
昨年は自閉症で盲目の歌手/ピアノ奏者コーディ・リーがソウルフルな歌声で世界を感動に包み優勝。果たして今年はどんなドラマが生まれるか、『アメリカズ・ゴット・タレント』シーズン15は再来週に幕を開ける(※以下、順次更新)。
決勝(Live)
日本時間9月23日水曜日開催。ロックダウン前に始まったオーディション・ラウンドの収録から約半年の戦いを経て決勝の舞台へ。熱戦を勝ち上がった10組が才能の頂点をかけて最後の戦いに挑む。
〈ファイナリスト〉
1. Roberta Battaglia – ロベルタ・バッタリア(ゴールデンブザー/カナダ11歳歌手)
2. BAD Salsa(インド出身サルサ・デュオ)
3. Kenadi Dodds – ケナディ・ドッズ(15歳カントリー歌手)
4. Brandon Leake(ゴールデンブザー/スポークン・ワード)
5. Broken Roots – ブロークン・ルーツ(歌、デュオ)
6. Bello Sisters(伊系ドイツ人・曲芸3姉妹)
7. Archie Williams – アーチー・ウィリアムズ(冤罪で37年服役の黒人歌手)
8. Daneliya Tuleshova – ダネリヤ・トュレショヴァ(カザフスタン14歳歌手)
9. Alan Silva(空中曲芸)
10. Cristina Rae – クリスティーナ・レイ(ゴールデンブザー/歌手)
〈シーズン・ファイナル〉
日本時間9月24日木曜日開催。有力シンガーらの混戦のなか、カリフォルニア州ストックトン出身のブランドン・リーク(Brandon Leake)がスポークン・ワード詩人としてAGT史上初の優勝を果たした。リザルト回のパフォーマンスでは、アッシャー(Usher)、ライアン・テダー(Ryan Tedder)、ビショップ・ブリッグス(Bishop Briggs)、マーヴィン・ウィナンズ(Marvin Winans)、エイバ・マックス(Ava Max)、ブレイク・シェルトン(Blake Shelton)、JP Saxe、ジュリア・マイケルズ(Julia Michaels)ら豪華ゲストを迎えた。決勝の結果は以下の通り(記事)。
ファイナリスト | アクト | |
---|---|---|
優勝 | ブランドン・リーク Brandon Leake | スポークン・ワード |
第2位 | ブロークン・ルーツ Broken Roots | 「In The Air Tonight」(’81) Phil Collins |
第3位 | クリスティーナ・レイ Cristina Rae | 「Demons」(2013) Imagine Dragons |
第4位 | ロベルタ・バッタリア Roberta Battaglia | 「Scars to Your Beautiful」(2016) Alessia Cara |
第5位 | アラン・シルヴァ Alan Silva | エアリアル・シルク |
準決勝2(Live)
日本時間9月16日水曜日。準決勝(Semi-final)後半グループ、11組。
〈出場者〉
1. W.A.F.F.L.E. Crew(サイモンのゴールデンブザー)
2. Kenadi Dodds – ケナディ・ドッズ(15歳カントリー歌手)
3. Max Major(マジシャン/メンタリスト)
4. Bello Sisters(伊系ドイツ人・曲芸3姉妹)
5. Celina Graves – セリーナ(歌手)
6. Jonathan Goodwin(デンジャー)
7. Cristina Rae – クリスティーナ・レイ(ハイディのゴールデンブザー)
8. BAD Salsa(インド出身サルサ・デュオ)
9. Voices of our City Choir(クルーズのゴールデンブザー/合唱団)
10. Brett Loudermilk(刀剣飲み込み)
11. Daneliya Tuleshova – ダネリヤ・トュレショヴァ(カザフスタン14歳歌手)
〈リザルト回〉
日本時間9月17日木曜日開催。リザルト回のライブ・パフォーマンスでは、AGT2017セミファイナリストのメンタリストColin Cloudが登場し、AGT2019優勝者シン・リム(Shin Lim)、AGT2017優勝者ダーシ・リン(Darci Lynne Farmer)、AGT2020優勝者コーディ・リー(Kodi Lee)とコラボ。またBTSが最新ヒット曲「Dyanmite」を披露した。決勝進出を果たした5組は以下の通り(記事)。
出場者 | アクト | 結果 |
---|---|---|
クリスティーナ・レイ Cristina Rae | 「Jump」(2017) Cynthia Erivo | トップ3通過 |
ダネリヤ・トュレショヴァ Daneliya Tuleshova | 「Who You Are」(2011) Jessie J | トップ3通過 |
ベロ・シスターズ Bello Sisters | 曲芸 | トップ3通過 |
ケナディ・ドッズ Kenadi Dodds | 「Be a Light」(2020) Thomas Rhett | Dunkin’ Save |
バッド・サルサ BAD Salsa | ダンス | 審査員チョイス |
準決勝1 (Live)
日本時間9月9日水曜日。準決勝(Semi-final)前半グループ、11組。ワイルド・カードにDance Town Familyとトーマス・デイ。フットボールのスター選手でもある高校生トーマス・デイはもともと準々決勝第3週に出場が予定されていたが、代わってノーラン・ニール(Nolan Neal)が出場。続いて予定されていた準々決勝第4週では辞退し、ブロークン・ルーツ(Broken Roots)が敗者復活の形で出場した。辞退の理由についてトーマス・デイは動画アプリ「Cameo」で「僕が辞退したのはフットボールで出場できなかったんだ。でも大学では音楽を追い続けていきたい」、「正直言うと、AGTでもっと歌いたかった」、「でも音楽をもうすぐリリースする予定だよ」と語っていた。その後ワイルド・カードで準決勝に進んだことが発表された。準決勝のステージでトーマス・デイは母親が新型コロナウイルスの検査で陽性となり辞退したと説明した。
〈出場者〉
1. Double Dragon – ダブル・ドラゴン(ラテン双子デュオ)
2. Dance Town Family※(マイアミのダンス・グループ)
3. Broken Roots – ブロークン・ルーツ(歌、デュオ)
4. The Spyros Bros(フィリピン出身ディアボロ)
5. Thomas Day※ – トーマス・デイ(フットボール選手の17歳歌手)
6. Alan Silva(空中曲芸)
7. Shaquira McGrath – シャキーラ・マグラス(歌)
8. Brandon Leake(ゴールデンブザー/スポークン・ワード)
9. Malik DOPE – マリク・ドープ(ドラマー)
10. Archie Williams – アーチー・ウィリアムズ(冤罪で37年服役の黒人歌手)
11. Roberta Battaglia – ロベルタ・バッタリア(ゴールデンブザー/カナダ11歳歌手)
※ワイルド・カード
〈リザルト回〉
日本時間9月10日木曜日開催。リザルト回のライブ・パフォーマンスには、AGT2015のファイナリストでAGTザ・チャンピオン2019出場者のマジシャン/コメディアンのPiff the Magic Dragonが登場。決勝進出を果たした5組は以下の通り(記事)。
出場者 | アクト | 結果 |
---|---|---|
ブロークン・ルーツ Broken Roots | 「God’s Country」(2019) Blake Shelton | トップ3通過 |
ブランドン・リーク Brandon Leake | スポークン・ワード | トップ3通過 |
ロベルタ・バッタリア Roberta Battaglia | 「What About Us」(2017) P!nk | トップ3通過 |
アラン・シルヴァ Alan Silva | 空中曲芸 | Dunkin’ Save |
アーチー・ウィリアムズ Archie Williams | 「Flying Without Wings」(’99) Westlife | 審査員チョイス |
準々決勝4 (Live)
日本時間9月2日水曜日。準々決勝(Quarterfinals)最終週、第4グループ。
〈出場者〉
1. CA Wildcats(チアリーディング)
2. Kenadi Dodds – ケナディ・ドッズ(15歳カントリー歌手)
3. Lightwave Theatre Company(ルーマニア出身・等身大人形劇)
4. Resound -リサウンド(ヴォーカル・トリオ)
5. Divas & Drummers of Compton(ダンス&ドラム)
6. Celina Graves – セリーナ(歌手)
7. Noah Epps(マリオネット・ダンス11歳)
8. Alex Hooper(コメディアン)
9. Broken Roots – ブロークン・ルーツ(歌、デュオ)
10. Bello Sisters(伊系ドイツ人・曲芸3姉妹)
11. Brandon Leake(ホーウィーのゴールデンブザー/スポークン・ワード)
※フットボール選手の17歳歌手トーマス・デイ(Thomas Day)が辞退し、代わってジャッジ・カットで敗退していたカントリー&ロック/ポップのデュオ、ブロークン・ルーツ(Broken Roots)が出場した
〈リザルト回〉
日本時間9月3日木曜日開催。リザルト回のライブ・パフォーマンスでは、AGT2018のファイナリストDuo Transcendとカントリー・スターCamが新曲「Till There’s Nothing Left」でコラボ。またソフィア・ベルガラが腹話術でAGT2017優勝者ダーシ・リン(Darci Lynne Farmer)とコラボした。準決勝進出を果たした5組は以下の通り(記事)。
出場者 | アクト | 結果 |
---|---|---|
ケナディ・ドッズ Kenadi Dodds | 「Dancing Through The Stars」 オリジナル・ソング | トップ3通過 |
ブロークン・ルーツ Broken Roots | 「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」 U2 | トップ3通過 |
Brandon Leake | スポークン・ワード | トップ3通過 |
セリーナ Celina Graves | 「Fall On Me」 Andrea Bocelli & Matteo Bocelli | Dunkin’ Save |
Bello Sisters | 曲芸 | 審査員チョイス |
準々決勝3 (Live)
日本時間8月26日水曜日。準々決勝(Quarterfinals)第3グループ。
〈出場者〉
1.Dance Town Family(マイアミのダンス・グループ)
2. Nolan Neal – ノーラン・ニール(歌手)
3. Usama Siddiquee(コメディアン)
4. W.A.F.F.L.E. Crew(サイモンのゴールデンブザー)
5. Annie Jones - アニー・ジョーンズ(ダンス・モンキーの10歳)
6. Malik DOPE – マリク・ドープ(ドラマー)
7. Max Major(マジシャン/メンタリスト)
8. Bonebreakers(ギニア出身の軟体ダンス・グループ)
9. Sheldon Riley – シェルドン・ライリー(豪歌手)
10. Alan Silva(空中曲芸)
11. Cristina Rae – クリスティーナ・レイ(ハイディのゴールデンブザー)
〈リザルト回〉
リザルト回のライブ・パフォーマンスでは、AGT2016ファイナリスト(第3位)で、AGTザ・チャンピオンズ2019出場者のマジシャンJon Dorenbosがカード・マジックを披露した。準決勝進出を果たした5組は以下の通り(記事)。
出場者 | アクト | 結果 |
---|---|---|
Alan Silva | 空中曲芸 | トップ3通過 |
クリスティーナ・レイ Cristina Rae | 「Hallelujah」 Leonard Cohen | トップ3通過 |
Max Major | マジック | トップ3通過 |
W.A.F.F.L.E. Crew | ダンス | Dunkin’ Save |
マリク・ドープ Malik DOPE | ドラム | 審査員チョイス |
準々決勝2 (Live)
日本時間8月19日水曜日。準々決勝(Quarterfinals)第2グループ。翌日のリザルト回のライブ・パフォーマンスには、AGT2017優勝者の腹話術少女ダーシ・リン(Darci Lynne Farmer)が登場予定。
〈出場者〉
1. Kelvin Dukes – ケヴィン・デュークス(14歳歌手)
2. The Shape(これまで未放送の出場者)
3. Kameron Ross – キャメロン・ロス(20歳カントリー)
4. BAD Salsa(インド出身サルサ)
5. Vincent Marcus(コメディアン, モノマネ)
6. Alexis Brownley & The Puppy Pals(8歳ドッグ・ショー)
7. BONAVEGA – ボナベガ(歌)
8. The Spyros Bros(フィリピン出身ディアボロ)
9. Daneliya Tuleshova – ダネリヤ・トュレショヴァ(カザフスタン14歳歌手)
10. Jonathan Goodwin(デンジャー)
11. Voices of our City Choir(ゴールデンブザーの合唱団)
〈リザルト回〉
日本時間8月20日木曜日。リザルト回のライブ・パフォーマンスでは、ダンス・コンペティション番組『America’s Best Dance Crew』初代王者として知られるサンディエゴ出身の人気ヒップホップ・ダンス・グループJabbawockeezとAGT2017優勝者ダーシ・リンが沸かせた。準決勝進出を果たした5組は以下の通り(記事)。
出場者 | アクト | 結果 |
---|---|---|
Voices of our City Choir | 「Stand By Me」 Ben E. King | トップ3通過 |
BAD Salsa | サルサ | トップ3通過 |
ダネリヤ・トュレショヴァ Daneliya Tuleshova | 「Sign of the Times」 Harry Styles | トップ3通過 |
The Spyros Bros | ディアボロ | Dunkin’ Save |
Jonathan Goodwin | デンジャー | 審査員チョイス |
準々決勝1 (Live)
日本時間8月12日水曜日、ライブショー開幕。準々決勝(Quarterfinals)第1グループ。E-バイクで転倒し大怪我を負ったサイモン・コーウェルに代わって、ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)が審査員を務める(記事)。
〈出場者〉
1. Pork Chop Revu(豚の芸)
2. Feng E, 馮羿 – フェング・E(12歳ウクレレ)
3. Shaquira McGrath – シャキーラ・マグラス(歌)
4. Simon and Maria(サルサ)
5. Frenchie Babyy(軟体ダンス)
6. Bello & Annaliese Nock(デンジャー父娘)
7. Roberta Battaglia – ロベルタ・バッタリア(カナダ10歳歌手)
8. Michael Yo(コメディアン)
9. Double Dragon – ダブル・ドラゴン(双子デュオ)
10. Brett Loudermilk(刀剣飲み込み)
11. Archie Williams – アーチー・ウィリアムズ(冤罪で37年服役の黒人歌手)
〈リザルト回〉
日本時間8月13日木曜日。ライブ・パフォーマンスでは、AGT2014(シーズン9)でマジシャンとして初めて優勝を果たしたマット・フランコ(Mat Franco)がカード・マジックを披露。コーディ・リー(Kodi Lee)がFINNEAS(Finneas O’Connell)の「Break My Heart Again」(2019年, MV)をカバーした。準決勝進出を決めた5組は以下の通り(記事)。
出場者 | アクト | 結果 |
---|---|---|
アーチー・ウィリアムズ Archie Williams (59) | 「Love’s In Need of Love Today」 Stevie Wonder | トップ3通過 |
シャキーラ・マグラス Shaquira McGrath (26) | 「What Hurts The Most」 Rascal Flatts | トップ3通過 |
ロベルタ・バッタリア Roberta Battaglia (10) | 「You Say」 Lauren Daigle | トップ3通過 |
Brett Loudermilk (25) | デンジャー | Dunkin’ Save |
ダブル・ドラゴン Double Dragon (31) | 「Bang Bang」Jessie J & more 「Taki Taki」DJ Snake & more | 審査員チョイス |
※ジャッジ・カット、オーデイション・ラウンドは、2ページ以降に掲載。