AGT2020 準決勝第1週、最初のファイナリスト5組決まる


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11/27[金]9:00 ─ 12/1[火]23:59
第1弾ブラックフライデー開催中

いよいよ2週間後に頂上決戦を控え、そのファイナリストを決めるNBC才能オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)シーズン15準決勝(Semi-final)第1週が現地時間9月8日に開催、今日その結果が発表された。準決勝第1週にはホーウィー・マンデルのゴールデンブザーのブランドン・リーク(Brandon Leake)、冤罪で37年服役した黒人歌手アーチー・ウィリアムズ(Archie Williams)、ハイディ・クルムのゴールデンブザーのロベルタ・バッタリア(Roberta Battaglia)ら注目のアクトが次々に登場し、前半グループ11組が決勝進出をかけて戦った。そのうちワイルドカードには、準々決勝で敗退したマイアミのダンス・グループDance Town Familyと準々決勝を辞退していたフットボールのスター選手でもある17歳歌手トーマス・デイ(Thomas Day)。トーマス・デイは辞退の理由について母親が新型コロナウイルスの検査で陽性となったためと番組で説明した。

準決勝第1週では登場順に、(1) ペルー出身サンフランシスコ在住の双子デュオ、ダブル・ドラゴン、(2) Dance Town Family、(3) 歌手のデュオ、ブロークン・ルーツ(Broken Roots)、 (4) フィリピン出身ディアボロThe Spyros Bros、 (5) 歌手トーマス・デイ(Thomas Day)、 (6) 空中曲芸のアラン・シルヴァ(Alan Silva)、 (7) 歌手シャキーラ・マグラス(Shaquira McGrath)、 (8) スポークン・ワードのブランドン・リーク(Brandon Leake)、(9) ドラマーのマリク・ドープ(Malik DOPE)、(10) 黒人歌手アーチー・ウィリアムズ(Archie Williams) 、(11) カナダ・トロント出身の11歳歌手ロベルタ・バッタリア(Roberta Battaglia)。

アメリカの投票でトップ3が決勝進出確定、第4位・第5位・第6位の枠に入ったアクトが番組の最初に発表され、生放送中の視聴者によるライブ投票(Dunkin’ Save)により1組が決勝進出。その残り2組から審査員が投票で決勝に送るアクトを決める。

最初にトップ3で決勝進出を決めたのは、ブレイク・シェルトン(Blake Shelton)のカントリー・ヒット曲「God’s Country」(2019)をエネルギッシュに歌ったカントリー&ロック/ポップのデュオ、ブロークン・ルーツ(Broken Roots)。ダブル・ドラゴン(Double Dragon)はここで敗退となった。ブロークン・ルーツはジャッジ・カットで敗退となっていたが、辞退したトーマス・デイに代わって出場した準々決勝第4週(記事)でトップ3通過。カントリー・ファンを超えてアメリカのハートを掴む「God’s Country」で決勝進出を決めた。

続いてトップ3で決勝進出を決めたのは、スポークン・ワードのブランドン・リーク(Brandon Leake)。トーマス・デイが敗退となった。Brandon Leakeは父親のいない少年が大人になっていくなかで、父親への期待、怒り、葛藤、赦しを語り決勝進出を決めた。

最後にトップ3で決勝進出を決めたのは、ロベルタ・バッタリア(Roberta Battaglia)。フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の「The Chain」(’77)で挑んだシャキーラ・マグラスはここで敗退となった。準決勝前半グループの最後に登場したロベルタ・バッタリアはこの日ちょうど41歳の誕生日を迎えたピンク(P!nk)の「What About Us」(記事)を熱唱し、審査員全員からスタンディングオベーションが送られた。審査員ソフィア・ベルガラは、「言葉が出てこないわ。圧巻で、完璧。何も変えないで。とっても素晴らしいわ、その歌声で11歳だなんて信じられない。何曲も何曲もたくさん曲をリリースしているアーティストみたいだわ。本当にあなたに勝ってほしいわ」。

続いて審査員ハイディ・クルムは、「この歌声は11歳じゃないわ。とても成熟していて、しっかりとコントロールされバランスがとれている。11歳だなんて信じられないほど素晴らしいわ。何歳であってもあなたの歌声は素晴らしいものだわ」。そして同じくカナダ・トロント出身の審査員ホーウィー・マンデルは「いろんな理由で君をとても誇りに思う。君は素晴らしく、他の審査員にすべて賛成だ。それだけじゃなく、なんといっても君はトロント出身だからね。ふっふふ。もし君が優勝したら、100万ドルの賞金(約1億600万円)は125万カナダドルになるからね。もう一匹子犬を飼えちゃうね」、「それはさておき、もちろん素晴らしいからここにいるわけで、素晴らしいのは勿論なのだが、しかしこの重圧のなかで君はそのレベルを維持できている。緊張を見せずに、君は真のプロフェッショナルだ。私が目にしてきた最高の準決勝のなかでも、君は群を抜いて頂点をいく素晴らしさだった」。その歌声は命運を握るアメリカの人々にも届き、トップ3で決勝進出を決めた。

第4位から第6位の枠に入ったのは、アラン・シルヴァ(Alan Silva)、黒人歌手アーチー・ウィリアムズ(Archie Williams)、そしてドラマーのマリク・ドープ(Malik DOPE)。ライブ投票の結果、アラン・シルヴァ(Alan Silva)がDunkin’ Saveで決勝進出。残り2組のうち、審査員ソフィア・ベルガラはアーチー・ウィリアムズ、審査員ホーウィー・マンデルがマリク・ドープ、審査員ハイディ・クルムがアーチー・ウィリアムズに投票し、アーチー・ウィリアムズ(Archie Williams)が決勝進出を決めた。

準決勝の舞台に10番目に登場したアーチー・ウィリアムズはウエストライフ(Westlife)のバラード「Flying Without Wings」(’99)をリモートで見守る娘に捧げた。その歌の前に収録テープで「37年間服役し刑務所を出たあとだった、私に娘がいるのを知ったのは」とアーチー・ウィリアムズ。1983年、当時22歳の時に強姦殺人未遂の罪で起訴され、現場の指紋とウィリアムズの指紋が一致せず、ウィリアムズのアリバイ証言もあったが有罪となり服役。冤罪証明を行う非営利活動機関イノセンス・プロジェクト(Innocence Project)が90年代半ばから彼の無実を証明するために闘い始め、2019年3月に無実が認められ釈放された。

「娘の存在すら知らなかった。私は彼女の人生に関わることができなかった。とても長い間、私たちは離れ離れだったが、この瞬間だけは離れることはできなかった」と彼は振り返る。「最初のオーディション・ラウンドで歌っていた時、彼女は私のポケットの中にある携帯からずっと聴いていたんだ」。電話でウィリアムズは娘に「聴いていた?」、娘は「ええ、涙がこぼれたわ」、ウィリアムズは「心から愛している。私の人生に訪れた最高の宝物だ」、「私も愛しているわ」と娘。「これは私の人生の新しい始まりです」とウィリアムズ、「娘に誇らしく思ってもらえる父になりたい」とその思いを歌に込めた。

出場者アクト結果
ブロークン・ルーツ
Broken Roots
「God’s Country」(2019)
Blake Shelton
トップ3通過
ブランドン・リーク
Brandon Leake
スポークン・ワードトップ3通過
ロベルタ・バッタリア
Roberta Battaglia
「What About Us」(2017)
P!nk
トップ3通過
アラン・シルヴァ
Alan Silva
空中曲芸Dunkin’ Save
アーチー・ウィリアムズ
Archie Williams
「Flying Without Wings」(’99)
Westlife
審査員チョイス

次週、準決勝第2週(日本時間9月16日水曜・17日木曜)には、審査員サイモン・コーウェル(Simon Cowell)のゴールデンブザーのダンス・グループW.A.F.F.L.E. Crewをはじめ、サルサのインド出身デュオBAD Salsa、曲芸3姉妹Bello Sisters、デンジャーのBrett Loudermilk、歌手セリーナ(Celina Graves)、ハイディのゴールデンブザーの歌手クリスティーナ・レイ(Cristina Rae)、カザフスタンの14歳歌手ダネリヤ・トュレショヴァ(Daneliya Tuleshova)、デンジャーのウェールズ出身Jonathan Goodwin、ユタ州のカントリー・シンガー・ソングライターの15歳ケナディ・ドッズ(Kenadi Dodds)、マジシャン/メンタリストのMax Major、サンディエゴの合唱団Voices of our City Choirが登場する予定となっている。

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