アンジェリーナ・ジョーダン、新作EP『Old Enough』リリース&新曲「Now I’m The Fool」MV公開


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ノルウェーのオスロ出身、現在米ロサンゼルスを拠点に活動する”裸足のジャズシンガー”、アンジェリーナ・ジョーダン(Angelina Jordan)が新作EP『Old Enough』を今日リリースし、収録曲の新曲「Now I’m The Fool」のミュージック・ビデオを併せて公開した(2023年7月21日)。

本作は、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)、ドレイク(Drake)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)ら世界的スターらが所属するリパブリック・レコード(Republic Records)からのメジャーデビューEPで、2017年の『Angelina Jordan – The EP』に続いて通算2作目のEP。ビリー・ホリデイ(Billie Holiday)のジャズの影響を色濃く受けながら、ソウルやR&Bなどの音楽的要素をブレンドしたユニークなジャズポップ・サウンドと、時代を遡るソウルフルな歌声にスモーキーヴォイスの深みが加わった魅惑の歌声で、新章の幕を開ける。

当時7歳で出場したオーディション番組『ゴット・タレント』フランチャイズのノルウェー版『Norske Talenter』(シーズン6、2014年放送)でビリー・ホリデイのカバーで知られる曲などを哀愁に満ちた歌声で歌い上げ優勝を果たし、世界を驚嘆させたアンジェリーナ・ジョーダンは現在17歳。その歳月と成長がタイトルに刻まれた本作には、心を離さない美しいメロディのポップサウンドとジャジーなビートを巧みにブレンドしたリード・シングル「Love Don’t Let Me Go」(2023年5月5日リリース / 記事)に加えて、5曲の新曲を収録する。いずれの曲もアンジェリーナ・ジョーダンがソングライターとして加わり書き上げている。

その2ndシングル「Now I’m The Fool」の音楽プロデューサーは、マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)の「Candy」(2019)を共同プロデュースしたスウェーデンのAnton Göransson、そしてそのコー・ライターでもあるIsabella Göransson Sjöstrand。ジャジーなギター、哀愁誘うレトロポップなサウンドにソウルやブルースの要素が編み込まれ深みのある艶を放つ。そのモノトーンのミュージック・ビデオには、ステージでマイクロフォンを前にレトロなヘアスタイルのアンジェリーナ。失恋の悲痛、嘆きと憤り、恋に落ちた愚かさと憂い、その全ての感情を引き出し曝け出す彼女は、闇のなかスポットライトを浴びるステージで魂の痛みをパワフルに歌い、ブルージーな寂寥感を甘美に響かせる。

重心の低い力強いビートが印象的な「Fire And Rain」は、遠く離れていても決して離れることはない愛する存在と、どんな困難も乗り越える力をくれる揺るぎない愛の力、そして痛みから何度でも立ち上がる決意を歌ったメロディックなミッドテンポのナンバー。デュア・リパ(Dua Lipa)の「Blow Your Mind (Mwah)」(2016)、レイチェル・プラッテン(Rachel Platten)の「Fight Song」(2015)などプロデュースし、本作に最も関わっているカナダの音楽プロデューサー、ジョン・レヴィン(Jon Levine)が同曲をプロデュース。

R&Bのヴァイブスを注ぐヴィンテージなフィールの失恋ソング「All My Fault」は、傷心、後悔と自責の念なか、もう一度やり直したいと願う気持ちと、「滝のようにあなたへ流れていく」強い想いをソウルフルに歌った切なくも美しい愛の歌となっている。エミネム(Eminem)の「Kamikaze」(2018)を手がけたアメリカの音楽プロデューサーTim Subyが同曲を手がける。

その他『Old Enough』には、美しき別れを詩的なリリックで綴った「Good in Goodbyes」を収録、ジョン・レヴィン、そしてリゾ(Lizzo)の「Tempo」(2019)のコー・ライターでもあるイスラエルのDan Farberが共同プロデュースする。クロージングトラックには、パンチのある歌唱で始まる「Diamond」。ジョン・レヴィンのプロデュースで、ソングライターにはアンジェリーナ・ジョーダン、レヴィンとともにレイチェル・プラッテンが参加。ヒップホップのリズムと躍動感をインフューズしたサウンドに乗せ、打たれるほど磨かれ「ダイヤモンドのように輝きを増していく」姿をパワフルに歌うナンバーで『Old Enough』を終える。

「過ちと後悔」(”Mistakes and regrets”)の詞で始まり、「ダイヤモンド」(”diamond”)の詞で結ぶアンジェリーナ・ジョーダンの力強いメッセージが込められたEP『Old Enough』はリリースから9時間が経過した時点で、アメリカのiTunes総合アルバムチャートで第22位まで浮上、イギリスのiTunes総合アルバムチャートでは第50位、ノルウェーのiTunes総合アルバムチャートでは首位を獲得している。

EP『Old Enough』は、Apple MusicAmazon MusicSpotifyなど主要な音楽プラットフォームで配信されている他、moraではCD音源(44.1kHz / 16bit)よりも高音質のハイレゾ音源(FLAC|96.0kHz / 24bit)でダウンロード販売されている。

アンジェリーナ・ジョーダンはリリースに先立ち、EP『Old Enough』について自身のSNSで次のようにコメントしている。「皆さんこんにちは🥺 まもなく私のEP”Old Enough”がリリースされることをついに発表できます!!✨❤️‍🔥皆さんのために心と魂を込めてこれらの曲を書きました❤️皆さんが私に注いでくださっている全ての愛なしにはなし得なかったことです🥺 皆さんがこのEPを聴いてくれることにすごくワクワクしています!!!」、「皆さんのご感想をぜひ聞かせてください❤️」

#ソングライタープロデューサー
1Love Don’t Let Me GoAngelina Jordan
Karl Ivert
Kian Sang
MTHR
2Now I’m The FoolAngelina Jordan
Anton Göransson
Isabella Sjöstrand
Anton Göransson
Isabella Sjöstrand
3Fire and RainAngelina Jordan
Chelsea Lena
Maize
Jon Levine
Jon Levine
4All My FaultAngelina Jordan
Fallon King
Nathan Fertig
Tim Suby
5Good in GoodbyesAngelina Jordan
Taura Stinson
Jon Levine
Dan Farber
Jon Levine
Dan Farber
6DiamondAngelina Jordan
Rachel Platten
Jon Levine
Jon Levine
ポップ、ヒップホップ、R&Bなどジャンルを超えた国際色豊かな制作陣が集結。デュア・リパ(Dua Lipa)の「Blow Your Mind (Mwah)」(2016)を手がけたカナダの音楽プロデューサー、ジョン・レヴィン(Jon Levine)が、「Fire And Rain」、「Good in Goodbyes」、「Diamond」をプロデュース。リード・シングル「Love Don’t Let Me Go」の音楽プロデューサーには、NEIKED(ネイキッド)×メイ・ミュラー(Mae Muller)×ポロG(Polo G)のドリーミーなポップ・ソング「Better Days」(2021)のコー・ライターでもあるスウェーデンの音楽プロデューサー/ソングライターのKarl Ivert とKian Sangの音楽制作デュオMTHR。「All My Fault」は、エミネム(Eminem)の「Kamikaze」(2018)を手がけたアメリカの音楽プロデューサーTim Subyが同曲を手がける。「Good in Goodbyes」はリゾ(Lizzo)の「Tempo」(2019)のコー・ライターでもあるイスラエルのDan Farberが共同プロデュースする。「Diamond」ではレイチェル・プラッテンがソングライターに参加している。


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