AGTライブショー初戦、サイモン・コーウェル代役にケリー・クラークソン


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NBC才能オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)シーズン15のライブショーがいよいよ明日(日本時間2020年8月12日)開幕を迎えるなか、背中を骨折し手術を受けたばかりの製作総指揮/審査員サイモン・コーウェル(Simon Cowell)に代わって、ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)が急遽今週の審査員を務めることが発表された。ホーウィー・マンデル(Howie Mandel)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)、ソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)と共に審査員を務める。

今日『アメリカン・アイドル』初代覇者の38歳は自身のSNSで、「私の友人、サイモン・コーウェルは順調に回復していますが、怪我により火曜と水曜のAGTのライブショーに出席することができません。しかし皆さん、心配しないで下さい。ずっと賢くて、イケていて、ホットな人が彼の席に座ります!」と彼女らしいユーモアを交えて、ライブショーの審査員を務めることを発表した。

サイモン・コーウェルは現地時間8月8日土曜の午後、カリフォルニア州マリブの自宅の中庭で新しいE-バイクを試乗していたところ転倒し、背中の複数箇所を骨折した。ForbesによるとコーウェルはCAB MotorworksのE-バイク(CAB Recon)に乗っていたとみられる。コーウェルはロサンゼルスの病院でその日に金属棒を背中に入れるなど6時間に及ぶ手術を受け、現在順調に回復に向かっている。

手術後、サイモン・コーウェルは自身のSNSで「いいアドバイスがある。E-バイクを買うなら、最初に乗る前に説明書を読むということだ。私は背中を骨折した。温かいメッセージ、みんなありがとう」、「そして医師、看護師の皆さんに深く感謝申し上げます。私の人生の中で数えるくらいの最高に素晴らしい人たちだった。みんな、くれぐれも健康には気をつけて」。

ライブショーの準々決勝(Quarterfinals)は、ゴールデンブザーを獲得した5組と、ジャッジ・カットを通過した39組による計44組(記事)が4週で競い合う。その第1週には「ミニ・レディー・ガガ」の歌声で驚嘆させ、ソフィア・ベルガラのゴールデンブザーを獲得したロベルタ・バッタリア(Roberta Battaglia)が早くも登場。冤罪で37年服役し無罪が証明され釈放された黒人歌手アーチー・ウィリアムズ(Archie Williams)、ウクレレ奏者フェング(Feng E, 馮羿)ら注目のミュージシャンが登場予定。翌日のリザルト回では、昨年優勝した自閉症で盲目の歌手/ピアノ奏者コーディ・リー(Kodi Lee)がライブ・パフォーマンスを行う予定となっている。

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