昨年12月に全米・全英一般劇場公開となったヒュー・ジャックマン主演×映画『ラ・ラ・ランド』のベンジ・パセック(Benj Pasek)とジャスティン・ポール(Justin Paul)の音楽チームによるスペクタクル感動ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)。
ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)をはじめ、キアラ・セトル(Keala Settle)、ザック・エフロン(Zac Efron)、ゼンデイヤ(Zendaya)などキャストらによる劇中歌が収録されたサウンドトラック『The Greatest Showman: Original Motion Picture Soundtrack』が先週、米国で26,000セールスを追加し、全米ビルボード総合アルバムチャート「Billboard 200」で第7位を記録(※2018年6月16日付)。
これにより同サントラは、今年に入ってから100.1万枚を突破し(※2018年6月7日まで、ニールセン・ミュージック調べ)、今年初のミリオンセラー・アルバムとなったことが発表されました(現地時間6月15日、Billboard)。
昨年12月8日にリリースされ、第75回ゴールデングローブ賞「最優秀歌曲賞」受賞の主題歌「This Is Me」(記事)を収録する同アルバムは、今年1月に2週連続で首位を獲得(※2018年1月13日/20日付)して以降も、6ヶ月間トップ10を維持し続ける異例のロングランヒットとなっており、これまでにトータルで108.1万を売り上げます。(現在までの)2018年アルバム最多セールス・ランキングでは、サントラ『グレイテスト・ショーマン』に次いでジャスティン・ティンバーレイク (Justin Timberlake)『Man of the Woods』(399,000枚)が第2位、そして第3位にジェイソン・アルディーン(Jason Aldean)『Rearview Town』(282,000枚)。
昨年、6月の時点で100万枚を突破したアルバムはなく、昨年末までに100万枚を突破したのは、190万セールスのテイラー・スウィフト(Taylor Swift)『Reputation』、110万セールスのエド・シーラン(Ed Sheeran)『÷ (Divide)』の2枚のみ。サントラが100万枚を突破するのは、2014年のディズニー・アニメ映画『アナと雪の女王』(原題:Frozen)のサントラ(2014年350万枚/計420セールス)以来の記録になります。
全英チャート
一方イギリスでは、既に11週連続首位で30年ぶりのアルバム連続首位記録を打ち立て、2018年全英最多アルバムセールスとなっていたサントラ『グレイテスト・ショーマン』が、先週の全英アルバムチャート「Official Albums Chart Top 100」で再び第1位を獲得(※2018年6月15日-21日)。
これにより通算19週で全英首位を獲得した同サントラは、18週首位の1977年映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(原題:Saturday Night Fever)サントラの記録を破り、1965年映画『サウンド・オブ・ミュージック』(原題:The Sound of Music)サントラ以来、およそ50年ぶりとなるサントラ最多首位記録となりました(Official Chart)。
映画『グレイテスト・ショーマン』は、日本では先月5月23日にブルーレイ、DVDが発売され、現在オンラインで配信中です。