感動灯すラスト20秒、ニッケルバック最新作『Feed the Machine』第2弾「Song on Fire」MV公開


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アヴリルのファースト・リアクションは…

前作『No Fixed Address』より約2年半ぶりとなるカナダのモンスター・ロックバンド、ニッケルバック(Nickelback)の最新アルバム『Feed the Machine』が、明日16日(金)にいよいよリリースを迎えるなか、現地時間今週12日、その2ndシングル曲「Song on Fire」のミュージック・ビデオが公開されました。

近未来SF映画を彷彿とさせる映像・世界観で魅せるタイトル・トラックに続いて公開された第2弾「Song on Fire」ミュージック・ビデオでは、光を遮る深淵な森の奥へ迷い込んでいく一人の女性の姿と、そのあとを一心に追うも声の届かない男性の姿をスクリーンに映し出します。

ニッケルバック代表曲「Photograph」をはじめ、「Gotta Be Somebody」、「If Today Was Your Last Day」などその数多くのミュージック・ビデオを長年手がけてきた音楽映像監督で映画監督の英ナイジェル・ディック(Nigel Dick)が、再びメガホンを取り、カナダ・バンクーバーの森で撮影。

ナイジェル・ディックによるミュージック・ビデオ「Savin’ Me」。謎の頭上の数字が観る者を惹き込んでいく。

「This Afternoon」ではシーンを盛り上げるユーモラスな映像で彩る一方、「Savin’ Me」、「Never Gonna Be Alone」、「Someday」など、短編映画の脚本のような巧みな構成で、スピリチュアルな心に触れる映像を生み出してきたナイジェル・ディック。その最新MV「Song on Fire」では、死者の如く姿をした人々の示す道に抗い、一層混沌が燻る森の中、数々の伏線がラスト20秒で、楽曲に込められるものを炙り出していきます。

ナイジェル・ディックによるミュージック・ビデオ「Never Gonna Be Alone」。後半で明かされる事実が感動のフラッシュバックを呼ぶ映像に。

理性の虚像

ナイジェル・ディックによるミュージック・ビデオ「Someday」。「Song on Fire」と同じく多くの伏線が張られ生死が交錯する。黄泉の国と現世を分かつ決して越えてはいけない川を男性が渡ってしまうシーンのようにもみえる「Song on Fire」のラストシーン。病室で目を覚ました女性が目にした心電図モニターには、フラットラインから鼓動を取り戻す記録。感動的なハッピーエンドの現実。それとも…。ハッピーエンドか悲劇か、その答え(結果)よりも大切なことを描く楽曲の趣旨を巧みに表現する。

この曲を我々が制作していた時、この曲は自分にとってとてもパーソナルなもので、我々は皆、この曲を自分たち自身の経験を通じて異なる次元へと即座に結び付けたんだ」とプレス・リリースで明かすフロントマンのチャド・クルーガー(Chad Kroeger)。

愛し、愛されることを誰しもが必要とし、そして我々は皆、傷つき、喪失感に襲われる。この楽曲は、離さず掴み続けることが不可能であると頭で知っている何かを、心で切望している曲なんだ」。「一般的に、脳裏に焼き付いて離れない、愛を失う最終局面がある。そして我々は気づくんだ、この曲の主人公がそれを変え、取り戻そうとしていることを。どこから始めたらいいのかわからずに、結局無駄に終わるかもしれないことを知らずに」。

Set on Fire

リード・シングル曲「Feed the Machine」、3rdシングル曲「Must Be Nice」では、「これまでの我々の多くのアルバムよりも、間違いなく全体的によりヘヴィー」で「かなりルーツに立ち戻る」、「間違いなくアグレッシヴなサウンド」とフロントマンが語るその最新アルバムの方向性を実証するニッケルバック。その一方で、これまで胸に染みる名曲の数々を生み出してきたニッケルバックを投影するミッド・テンポの繊細なバラード曲「Song on Fire」では、離愁に身を焦がすなか、直接伝えなければいけないものを込めます。

“Song on Fire”
Written by Chad Kroeger

(プリ・コーラス)
書き留めては、破り裂く
愛がこんなにも困難なはずがないと綴りながら

(コーラス)
この歌に火をつけ、煙の中に送り込むこともできよう
川の中に投げ入れ、ゆっくりと沈んでいくのを眺めこともできよう
その楽譜を飛行機に結びつけ、月まで飛ばすこともできよう
それを世界に歌うこともできよう
しかしそれはあまり意味のないことだ
この歌を君に歌わない限り

(バース2)
君に聞かせたくてたまらない
これがハッピーエンドになるかもしれないんだ
悲劇になる必要なんて決してない
そして一緒に歌おう
それだけでいいんだ

ポップ・パンク・プリンセス

2013年にアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)と結婚、その2年後、アヴリルが自身のインスタグラムで破局を正式に発表するも、昨年4月「The JUNO Awards 2016」では同伴出席するなど良好な関係を続けるチャド・クルーガー。アヴリルへの歌であるとファンらの憶測を呼ぶなか、チャド・クルーガーは「アヴリルはA&Rの帽子をかぶって、スタジオに乗り込んできたんだ」とアヴリルが初めてこの曲を聞いた当時をET Canadaのインタビューで振り返ります。

「(アヴリルの考えでは)最初のバースはもっとキャッチーにした方がいいかな、コーラスは最高だわ!ってね」、「彼女はまさにそのトピック全体を吹き飛ばしちゃったね」と語る一方、「アヴリルへ宛てたものでも、アヴリルについて歌ったものでもないよ」と明かします。

ライブ配信

6月19日第3弾「Must Be Nice」リリック・ビデオ公開(追記)。

一昨日には米NBC朝の情報番組『Today Show』に登場し、「Song on Fire」(配信動画)と代表曲「How You Remind Me」(配信動画)のライブ・パフォーマンスを披露。また先ほど(現地時間6月14日)NYCのiHeartRadioシアターで開催され世界にライブ配信されたアルバム・リリース・パーティでは、「Gotta Be Somebody」、「Rockstar」等そのヒット曲から「Song on Fire」まで、約1時間に及ぶ”Burn It to the Ground”なライブ・パフォーマンスでアルバム・リリースを盛り上げます(※19日追記、ライブ動画配信終了)。

ニッケルバックのかつての重厚なサウンドへの原点回帰となり、ファンらをはじめ、数多くの海外ロック誌から高い期待の声と注目を集めるなか、その最新9thスタジオ・アルバム『Feed the Machine』はいよいよ明日、16日(金)にリリースを迎えます。

(記事)“Nickelback’s Chad Kroeger Says ‘Song On Fire’ Is Not About Relationship With Avril Lavigne” on ET Canada
(記事)“Nickelback’s New Video Turns Latest Single ‘On Fire’: Exclusive” on Billboard

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