ローレン・アライナ最新曲「Road Less Traveled」自身初全米カントリー第1位、美しさのエンパワーソング


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過食症の中で見い出すアップビードなメッセージ・ソング

たった今レコード会社から電話があったの。”Road Less Traveled”が…」、先週4月8日自身のfacebookで配信するライブ動画でそう言葉をつまらせマスカラを滲ませるのは、米カントリー歌手ローレン・アライナ(Lauren Alaina)

涙を拭き深呼吸をすると、「たった今レコード会社(Mercury)から電話があったの。”Road Less Traveled”がNo.1のカントリー・ソングになったの」と、MediaBaseカントリー・エアープレイ・チャート第1位に続いて、 今週全米ビルボード「Country Airplay」部門で自身初となる首位を記録(※2017年4月22日付)したことをライブ動画より発表しました。

メーガン・トレイナーがソングライティングを手がける楽曲として、ラスカル・フラッツ「I Like The Sound Of That」に次いで2番目のカントリー・ラジオNo1ヒット曲に。
 
“Road Less Traveled”
Written by Lauren Alaina, Jesse Frasure, Meghan Trainor
日本語訳歌詞
 
(バース1)
どうして見つめ続けるの?
鏡よ鏡よ、そんなのフェアじゃないわって
服のサイズが決めるんじゃない、
世の中が美しさを決めるんじゃないわ
違うわ
 
そんなルールに従っていたら、名を馳せることはない
人と違うことで歴史は作られていく
だからそんなことで抑えつけられてはいけない、そして受け流すの
今自分にあるものを見せて、そして誇りを持つの
そう、彼らがあなたを打ちのめすことなんてできないわ
 
(コーラス)
もし自分の反骨心を信じるなら、それにまたがり戦場へ行くの
恐れてはいけない、人が行かぬ道を進むの
ブーツを履いて、砂利を蹴り上げ
恐れてはいけない、人が行かぬ道を進むの
Oh, ooh-whoa, oh, ooh-whoa
人が行かぬ道を進むの

ラジオ・プレイ、ラジオ・チャートの存在がカントリーという音楽において非常に深い意味をもつ中、通算6枚目の最新シングル曲「Road Less Traveled」2ndアルバム『Road Less Traveled』収録)で初めて全米首位を手にした22歳のジョージア・ピーチ。「本当に信じられないわ、とてもとても光栄で、感謝の気持ちでいっぱい、そして私たちみんなをとても誇らしく思うわ、だってみんなが私をここに連れてきてくれたんだもの。みんなが私をずっと支え続けてくれたわ。6年かかったけれども、ついに私たちはやったわ」と涙でその喜びと感謝の気持ちを伝えます(動画)。

カントリーでナンバーワンになるなんて信じられない。全ての人生でこの日をずっと夢見てきたわ。5曲のシングル曲、アップ・ダウンして、涙と笑顔。懸命に励んできた6年間にこうした瞬間を迎えることはものすごく嬉しいことだわ。ここまで来るのを支えてくれたみんな、本当にありがとう」とプレスリリースでその6年間を振り返ります。

米FOXチャンネル人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』(American Idol、以下「アメアイ」)シーズン10(2011年)で当時最年少で準優勝者を果たし、2011年にリリースしたデビュー・アルバム『Wildflower』では、全米総合アルバムランキング「Billboard 200」で初登場第5位。

弱冠16歳にしてアメアイならでは記録的な全米デビューを果たす一方、「Like My Mother Does」、「Georgia Peaches」、「Eighteen Inches」など、これまで全米シングルチャートでは一度もトップ25に入ることがなかったローレン・アライナ。

アメアイのスターから、やがてカントリー・シンガー・ソングライターの一アーティストとして活動する中、(ケリー・クラークソン、キャリー・アンダーウッド、ドートリー、マンディーサなど一部のアーティスト/バンドを除いて)他の多くの歴代のアメアイ・ファイナリストらがそうであったように、デビュー以降のセールスは伸び悩み、アーティストとして苦しい時期が続きます。過食症とも闘っていたローレン・アライナ、2013年には両親が離婚、母が父の親友と再婚し、父はアルコール中毒症状でリハビリ施設へ入るなど、そのエネルギッシュでハイテンションなパブリック・イメージにはない苦難の日々に。

そうした両親の離婚の中で崩れていく内面の心痛を綴る「Doin’ Fine」をファースト・トラックに今年1月、自身が全曲を手がけ、彼女の人生が投影される2ndアルバム『Road Less Traveled』を約5年ぶりにリリース。

両親の離婚の経験、そして過食症と闘ってきたローレン・アライナが、体型のことや同じような境遇で苦しむ人々の力になれるよう、米シンガー・ソングライター、メーガン・トレイナー(Meghan Trainor)、米CCM/カントリー音楽プロデューサー、ジェシー・フレジャー(Jesse Frasure)と共に書き下ろしたタイトル・トラック「Road Less Traveled」では、ありのままの自分を愛することの大切さを訴え、他人から何と言われても恐れず自らを強く信じ、自らの道を歩むエンパワーソングとして鼓舞します。

ロバート・フロストの有名な詩

「人がより通らぬ道」を意味するタイトル、その原語となっているのは、米詩人ロバート・フロスト(Robert Frost)の著名な詩『The Road Not Taken』(1961年)。アメリカ人の子どもにも知られるその詩の世界が同曲に一層の深みをもたらします。

「黄色に染まる森を抜けると、道が二手に分かれていた。残念ながら両方の道を選ぶことはできない」、どちらの道もその先は見えず、いつか別の道も行くことを思い描きながらも、歩き出せば再び戻ってくることもない。草木が覆う方に惹かれるも現実にはどちらも等しく踏み固められていない道。「ずっとずっと先の遠い場所で、私はため息とともにこの話をするだろう。森の中で分かれていた二つの道、人がより通らぬ道(one less traveled)を私は選んだんだと、そしてそれが全てを変えたんだということを」。

「選ばなかった道」と題する同詩では、自ら選んだ道を”Road Less Traveled”(人がより通らぬ道)と捉え、いつか振り返った時、人生を大きく変えた道だったと言い聞かせながらも、枯れゆく紅葉の中、等しく変わらぬはずの岐路に一人佇み、人生の意味を考えさせられる深い作品に。

“Road Less Traveled”

その詩に登場する“Road Less Traveled”(人がより通らぬ道)の言葉の持つある種の人々への心理的優位性は、やがて本来の詩の意味を超えて、「人生で直面する選ぶべき選択肢」の代名詞として、ジョージ・ストレイト(George Strait)の曲をはじめ数々の歌や映画、作品の中に登場し後世の人々を魅了します。他人の言葉に傷つけられ、誰かが決めた”美しさ”から逸脱することで苦しめられる人々に宛てたローレン・アライナ「Road Less Traveled」においても、他者に屈しない反骨精神を投影する進むべき道となり、人々をインスパイアします。

デビューからおよそ6年にして初めて全米首位を獲得、現在カントリー界新星ケイン・ブラウン(Kane Brown)「What Ifs」、カントリー界を代表するバンド、ラスカル・フラッツ(Rascal Flatts)最新アルバム『Back To Us』収録曲「Are You Happy Now」でフィーチャリングを果たすなど、これまでになかった活躍をみせるローレン・アライナ。

「Road Less Traveled」の如く自ら信じる茨の道を歩み続けてきたローレン・アライナは次の言葉でそのfacebookライブをあとにします。「みんなにお礼が言いたかったの、本当にありがとう。これがこれからのたくさんのことのはじまりであると願っているわ」。

(記事)“Why it’s a big deal that Lauren Alaina has the No. 1 song on country radio” on Jacksonville
(記事)“Lauren Alaina scores first No. 1 country single” on Times Fee Press

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