ルーク・コムズ、新曲「Forever After All」Hot Country首位& Hot 100初登場第2位


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カントリー・スター、ルーク・コムズ(Luke Combs)の新曲「Forever After All」が今週の全米ビルボード総合ソングチャート「Hot 100」で初登場第2位を記録、また「Hot Country Songs」で初登場首位を獲得した(Billboard、※2020年11月7日付)。カントリーの男性ソロ・アーティストによる「Hot 100」の初登場記録としては、「Forever After All」が史上最高位となる。

男性ソロ・アーティストによる「Hot Country Songs」のランクイン曲で、これまで最も高い「Hot 100」初登場記録は、1999年にガース・ブルックス(Garth Brooks)がChris Gainesの名でリリースした「Lost in You」の初登場第5位だった。「Forever After All」の「Hot 100」初登場記録を上回るのは一曲のみで、初登場首位となったキャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)のファースト・シングル「Inside Your Heaven」(※2005年7月2日付)。同曲はキャリー・アンダーウッドが優勝したFOX番組『アメリカン・アイドル』(原題:American Idol)シーズン4での優勝曲だった。

今回ルーク・コムズとしては自身初の「Hot 100」のトップ10、これまで「Even Though I’m Leaving」の第11位(※2019年11月23日付)が最高位だった。ルーク・コムズが「Hot Country Songs」で首位となるのは2017年11月の「When It Rains It Pours」(2週首位)、2019年3月からの「Beautiful Crazy」(11週首位)に続いて3曲目で、初登場での首位は自身初となった。

(コーラス)「人は言う、永遠に続くものなどないと/でも彼らは俺たちを知らない/君の瞳に映る月光のダンスも/キッチンにTシャツだけ/メイクなしに/人生で数え切れないほど他のものを見てきた/たった一つの愛がある男を考え直させる/結局永遠ってやつも、あるんじゃないかと」

何気ない姿に永遠の愛を見出す素朴で甘美なラブソング「Forever After All」は、ルーク・コムズのセカンド・アルバム『What You See Is What You Get』(2019年11月8日リリース)のデラックス盤『What You See Ain’t Always What You Get』(2020年10月23日リリース)に新たに追加された6曲の一つ。2016年から交際し2020年8月に結婚した妻Nicole Hockingへの愛からインスパイアされた歌で、ルーク・コムズはBillboardで「妻Nicoleがいなかったら、この歌は生まれなかった」と語る。「この歌は私たちの人生の新しい章だが、しかし私が妻に感じるのと同じように、とても多くの人々がそれぞれの人生で共感できる歌となって、素晴らしく思っている」。

「Forever After All」は、Apple Musicでカントリー・ソングのリリース初日再生回数で史上最多を記録。またSpotifyでも新記録となり、カントリー・ソロ曲のリリース初日再生回数で史上最多を記録し、Spotify「Top 10 グローバル・ソング・チャート」で第2位(※2020年10月23日-25日)となった。

デラックス盤のリリースを受け、ルーク・コムズの『What You See Is What You Get』が今週の全米ビルボード総合アルバムチャート「Billboard 200」で首位に返り咲き、通算2週の首位を獲得(記事、※2020年11月7日付)。そのストリーミングで米国内週間1億226万回再生を記録した『What You See Is What You Get』はカントリー・アルバムの週間記録としては史上最多となり、同アルバムの初登場首位の際に打ち立てた自身の記録(米国内週間7,400万回、※2019年11月23日付 / 記事)を塗り替えた。さらにルーク・コムズは今週の「Artist 100」で首位を獲得した。

今週の「Hot 100」では、「Forever After All」とアリアナ・グランデ(Ariana Grande)の新曲「Positions」の首位争いとなり、接戦を制した「Positions」が初登場首位を獲得した(記事)。一方、ラジオのデータを含まないRolling Stone誌による全米RSチャート「Top 100」では、「Forever After All」が初登場首位を獲得し、「Positions」が第2位となった(”RS Charts: Luke Combs’ ‘Forever After All’ Debuts at Number One” – Rolling Stone)。

「Hot 100」が使用しているNielsen Music/MRC Dataによると、「Forever After All」は10月29日までに米国内週間ストリーミング2,910万回を再生し「ストリーミング・ソング」で自身最高位の初登場第2位、ダウンロード数は52,000となり「デジタル・ソング・セールス」初登場首位で自身初の首位。一方「Positions」は、10月29日までに米国内週間ストリーミング3,530万回を再生し「ストリーミング・ソング」初登場第1位、ダウンロード数は34,000となり「デジタル・ソング・セールス」初登場第2位となった。

ルーク・コムズは2020年9月開催の第55回ACMアワード(ACM Awards 2020)で年間アルバム賞(『What You See Is What You Get 』)、年間男性アーティスト賞を受賞し最多タイ2冠。また第54回CMAアワード(CMA Awards 2020)ノミネーションで、ルーク・コムズは、最高賞の年間エンターテイナー賞、年間アルバム賞(『What You See Is What You Get』)、年間男性アーティスト賞、年間シングル賞(「Beer Never Broke My Heart」)、年間ソング賞(「Even Though I’m Leaving」)の5部門でノミネート。同授賞式は、現地時間2020年11月11日に開催される。

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