ケルシー・バレリーニ、初夏の爽やかな新曲「HEARTFIRST」リリース


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カントリー・ポップ歌姫ケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)が現地時間2022年4月8日、今年最初のシングルとなる新曲「HEARTFIRST」をリリースした。シャナイア・トゥエイン(Shania Twain)、フェイス・ヒル(Faith Hill)らが彩った90年代のレトロなカントリー・ビートに、バレリーニらしいカントリー・ポップの心地よく美しいメロディー、初夏の爽やかなバイブスをブレンドしたフレッシュなカントリー・ソングで新章を始動した。

「HEARTFIRST」は、4thアルバム『Ballerini』(2020)に続く未発表の新作アルバムのファースト・テイスト。透明感のあるドリーミーな歌声を織り交ぜながら、繊細なギターと力強いビートに乗せて、芽生えたばかりの恋にリスクを冒して”心から”飛び込んでいく恋心のエネルギーを鮮やかに描く。

(コーラス)「永遠になるかもしれないし、終わるかもしれない/それは一か八かというもの/傷つくかもしれないって私の頭は叫んでるけど/躊躇わず飛び込んでいく、Baby、心から真っ先に」

「HEARTFIRST」はジュリアン・ブネッタ(Julian Bunetta)とシェーン・マクアナリー(Shane McAnally)の共同プロデュース。Alysa Vanderheym、リトル・ビッグ・タウン(Little Big Town)のカレン・フェアチャイルド(Karen Fairchild)とともにケルシー・バレリーニがコー・ライトしている。ケルシー・バレリーニは同曲についてiHeart Countryで「新しいプロジェクトの第1弾シングルとして”HEARTFIRST”を選んだわ。今制作しているアルバム全体を方向づける曲のように感じるからだわ」。「とても暖かくて、とても爽やかで、揺るぎない歌だわ。それが今取り組んでいる新しいプロジェクトの方向性と言えるわ。”HEARTFIRST”がその新しい世界への第一歩だったように感じている」とコメント。

「”HEARTFIRST”で一番好きな歌詞は、”星々の中に何があるかは、月だけが知っている”という部分だわ。このちょっとした歌詞にこの曲の全てが凝縮されているように感じるからだわ。それはまさにチャンスのこと。チャンスを掴まなきゃ。やってみなきゃ未来は誰にもわからないものだわ」。

90年代のレトロなサウンドは新作アルバムにも取り入れられているとPeople誌でバレリーニは語る。「このアルバムはノスタルジアで溢れているわ」、「90年代からすごくインスパイアされたサウンド、90年代のカントリーや90年代のポップだったり」。そのファースト・テイストの「HEARTFIRST」は90年代からインスパイアされた”スイーツ”で、シェリル・クロウ(Sheryl Crow)とザ・コアーズ(The Corrs)の間から生まれ、シャナイア・トゥエインを少々トッピングしたものだという。改めて聴くとザ・コアーズの透き通った幻想的な音世界と多幸感も浮かび上がってくる。「次の章を何か心地よいものでスタートさせたいと強く望んだわ。爽やかで、幸せになるもの。それを皆さんが感じてくれたら嬉しいわ」。

「この歌はまさに直感を信じることを歌っているわ。そして思い切った行動によっていかに人生で良いことが訪れるかを歌っているわ。特に恋愛。恋愛は人生で最も思い切った行動だわ」、「自分自身を信じて、そして自分の心を信じて、それこそがこの歌で伝えたいことだわ」。

今年で56回目を迎えるカントリー音楽アワード「CMTミュージック・アワード2022」(2022 CMT Music Awards)授賞式が来週4月11日に開催され、ケルシー・バレリーニは2年連続で共同司会を務める他、「HEARTFIRST」の初ライブ・パフォーマンスを行う予定。このアワードでケルシー・バレリーニは年間最優秀ビデオ賞(「Half of My Hometown」)、年間最優秀コラボ・ビデオ賞(「Half of My Hometown」)、年間最優秀CMTパフォーマンス賞(「I Quit Drinking」)の3部門でノミネートされている。



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