ケルシー・バレリーニ、LANYとの新曲「I Quit Drinking」MV公開


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カントリー・ポップ歌姫ケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)が今日(2021年6月15日)、LAを拠点とする3人組オルタナティヴ・ポップ・バンドLANY(レイニー)とコラボした新曲「I Quit Drinking」Apple Music, Spotify, Amazon)のミュージック・ビデオを公開した。ポップとロック、カントリーをブレンドしたミッドテンポの失恋バラードとなっている同曲は、現在アルバムに収録されていない単独のシングル。

現地時間2021年6月9日に開催された2021年CMT音楽アワード授賞式で、ケルシー・バレリーニはLANYのポール ・クライン(Paul Klein)と「I Quit Drinking」を幻想的な夜雨のセットで初披露し、その日リリースされた。同曲では、愛して止まなかったアルコールを一切口にしなくなった男女の物語を切なく美しい音楽と映像で描く。そのドラマチックな映像の監督にはブライス・トーマス(Blythe Thomas)。雨に打たれる二人は夢中になった恋の記憶を洗い流そうとするのだったが──。

(バース1)「パーティーの日々だった/体を寄せ合い、踊り明かした/テキーラを一気に飲み/お互いに夢中になった/ラストオーダーまで、酔っていたのは/アルコールじゃなかった」、「夜を明かし続けた/永遠に酔い続けるものだと思った、今までは」

(コーラス)「この家にウイスキーがないのは、あなたが理由/友人の誰もが知っている、私がダウンタウンに行かないのは、あなたが理由/断ったことがなかったシャンパンを大嫌いになったのは、あなたが理由/唇に一滴触れるたびに思い出すのは、あなたのことだけ/Baby、あなたが理由だわ、お酒をやめたのは」

今回のコラボについてケルシー・バレリーニはコメントで、「私はずっとLANYの大ファンでした!ですので”I Quit Drinking”でコラボすることができ、本当に素晴らしかったです。私たちはテネシー州で共通点があり、この曲で私たちはロックとポップ、カントリーの間のスイートスポットを見出しました。私たちそれぞれにとって、これまでと少し異なる曲になっています。またライブで披露するのが待ち遠しいです!」

またApple Musicのインタビューでケルシー・バレリーニは、かねてからLANYの「ファン・ガール」でライブに行ったり、マーチャンダイズを購入していたといい、2019年のLANYのコンサート後初めて直接会い、ポール ・クラインとその後連絡を取り合うようになったという。作曲当時を振り返りケルシー・バレリーニは、「彼はベルモントっ子で、よくナッシュビルに来て曲を書いていて、私たちは1月に私がいつも一緒に書いているニコル(Nicolle Galyon)とこの曲を書きました」。

「もともとコラボはあまり考えていなかったのですが、そうなったら嬉しいなって、間違いなく私は思っていました」。「でもそのプレッシャーはなく、私たちは楽しみながら曲を書くことができました」、「私がお酒をやめたって話になって、それが火花になって彼がピアノに座って作曲が始まり、とても自然の流れでこの曲が生まれました」。

ケルシー・バレリーニのシングルとしてはケニー・チェズニー(Kenny Chesney)とコラボした「Half of My Hometown」に続くシングルで、「Half of My Hometown」は通算4作目となるスタジオ・アルバム『Ballerini』(2020年9月リリース)に収録。2021年CMT音楽アワード授賞式では、ケルシー・バレリーニはケイン・ブラウン(Kane Brown)と共同司会を務めた他、昨年のホールジー(Halsey)との「the other girl」のパフォーマンスで「年間CMTパフォーマンス賞」を受賞し、CMT音楽アワードで通算4度目の受賞となった。

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