2018ラジオディズニー音楽アワード、ジャネット・ジャクソン、ケリー・クラークソン、キャリー・アンダーウッドに特別賞


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ラジオ・ディズニーが贈る全米最大級のファミリー向け音楽アワード「2018ラジオ・ディズニー音楽アワード」(2018 Radio Disney Music Awards)授与式が、現地時間6月22日、ハリウッドのドルビー・シアターにて開催され、翌23日にディズニー・チャンネル等で放送されました。

サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)オリヴィア・ホルト(Olivia Holt)らディズニー出身スターをはじめ、チャーリー・プース(Charlie Puth)ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)メーガン・トレイナー(Meghan Trainor)ら豪華スターが集結した同授与式模様は、米ラジオ・ディズニー公式ページ(RDMA)にて現在配信されています(※約1時間15分、日本向けにも現在公開中)。

ハイライトシーンの一つとなった今年新設の特別賞「インパクト賞」(Impact Award)には、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)。世代を超えて人々を魅了し、社会及びエンターテインメント界における影響力と多大な功績を称え、クリスタル版アーディ(Ardy)が贈られました。そのステージでジャネット・ジャクソンは「ポジティブなインパクトを与えた人として認められることは、美しく、そして光栄なことです」。「しかし運良くも私が誰かに影響を与えてきたとしたら、それは私自身が私の人生のポジティブな人々によって、素晴らしい影響を受けてきたからです」。

私の母はこれ以上ないくらい溢れる愛で私を育て」、そして現在末期がんと闘う父親について、「私の素晴らしい父は、最高の私へと導いてくれました」(※同受賞の5日後、現地時間2018年6月27日、父親ジョー・ジャクソン/Joe Jacksonは家族に見守られるなか逝去、享年89歳)、「私の兄姉は、立派なアーティストとして信じられないほど高い目標、志を掲げました」。そして「毎日、私はあなた方のような若い人々の影響を受けています、社会を変えようとする大切な理想を持つ人々です」。

世界で活躍し社会的影響を与える人々に触れた上で、「しかし時に、インパクトはシンプルな行動によって生まれます」、「笑顔だったり、握手だったり、ハグだったり」、「そうすることによって、私たちは純粋に愛し愛され、私たちの能力を高めていきます」。

5度のグラミー賞に輝く52歳のポップ・アイコンは最後に、「あなた方全ての人々から、このような賞を頂けることは、私にとって、とてもとても意味深いものです。とても大切なものです」、「あなた方の心ある賞によって、私はアーティストとして、そして人間として成長し続ける力を与えてくれます」。スタンディングオベーションのなか感動的なスピーチを行ったジャネット・ジャクソンは「本当に心からありがとう」。

プレゼンターには、『Voice』シーズン14(2018年)ケリー・クラークソンのチームより、シリーズ史上最年少優勝者となった15歳ブリン・カーテリ(Brynn Cartelli)、そして『アメアイ』2018年16代目覇者20歳マディ・ポピー。

昨年ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)が受賞した特別賞「アイコン賞」(Icon Award)には、ケリー・クラークソン。同授与前には、「Miss Independent」、「Since You’ve Been Gone」、「My Life Would Suck Without You」、「Catch My Breath」、「Stronger」、「Heat」を力強い歌声で披露し、会場を沸かせました。

また数え切れないほどのチャリティ、人道支援、慈善活動を続けてきたキャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)には、RDMAのフィナーレを飾る特別賞「ヒーロー賞」(Hero Award)が贈られました。「Jesus, Take the Wheel」の35歳は、直前に「The Champion」を一緒に披露したウエスト・ロサンゼルス少年少女合唱団(West Los Angeles Children’s Choir)、リュダクリス(Ludacris)をはじめ、ファンら、ラジオ・ディズニーに感謝を述べた上で、「本当に光栄だわ」。

私はオクラホマの小さな街で育ち、このようなヒーロー賞を頂けるなんて想像し得なかったし」、「自分がヒーローだなんて考えもしなかったわ」。「しかし神様から授かった贈り物を、誰かを助けるために使いたい、そう思いました」。「それこそが贈り物であり、神様はそれが必要となる機会を与えずに贈り物をすることはないわ」。「だからしっかりと見続けて」とキャリー・アンダーウッド。「この賞をありがとう、そして私たち皆がそれぞれの贈り物を、助け合うために使いましょう」、「それこそがチャンピオンだわ」。

その他受賞

一般賞では、未曾有の韓流ブームのなか、KポップのBTSが「グループ賞」、「ダンス曲賞」、「笑顔にするで賞」など最多4部門ノミネートの全受賞を果たし、今回アワードの最多受賞。続いて、2部門受賞となったのは、カミラ・カベロ(Camila Cabello)で、「ブレイク・スルー賞」及び「Havana」で「ソング賞」を受賞。またビービー・レクサ(Bebe Rexha)が、「新人賞」及びフロリダ・ジョージア・ライン(Florida Georgia Line)との「Meant to Be」で「カントリー・フェイバリット賞」を受賞し、2部門で受賞を果たしました。

「アーティスト賞」には、ショーン・メンデス(Shawn Mendes)。「カントリー新人賞」には「Every Little Thing」のカーリー・ピアース(Carly Pearce)、「カントリー・フェイバリット・アーティスト賞」にはケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)。「リップシンク賞」には、デュア・リパ(Dua Lipa)の「New Rules」、「クラッシュ・ソング賞」にはエド・シーラン(Ed Sheeran)「Perfect」、「コラボ賞」では、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)カイゴ(Kygo)による「It Ain’t Me」が受賞しました。

パフォーマンス

今年のラジオ・ディズニー音楽アワードでは、ミッキーなヘアースタイルで登場したメーガン・トレイナーが再来月8月31日リリース予定のアルバム『TREAT MYSELF』より新曲「Let You Be Right」、「No Excuses」でキックオフ。

ガールズ・パワーで幕を開けた豪華パフォーマンスでは、マシュメロ(Marshmello)が「Alone」で会場を沸かせると、サブリナ・カーペンターが「尊敬しているわ」と紹介したチャーリー・プースが「The Way I Am」を披露。

ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のABCに移行し今年再開した『アメリカン・アイドル』(American Idol)シーズン16の覇者マディ・ポピー(Maddie Poppe)がそのデビュー曲「Going, Going, Gone」(記事)。

そして再びマシュメロが「Friends」、ケリー・クラークソンがヒット曲メドレーを披露すると、エコスミス(Echosmith)が「Over My Head」、マシュメロ「Silence」、キャリー・アンダーウッドが圧巻の「The Champion」で豪華パフォーマンスを締めくくりました。

なお全パフォーマンス映像及び主な受賞結果の模様はラジオ・ディズニー公式ページにて現在配信中です。

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