アン・マリー、ジェイムス・アーサーとの映画『グレイテスト・ショーマン』「Rewrite The Stars」MV公開


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あの感動をもう一度、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)一般劇場公開からおよそ1年、今もなおそのサントラが記録的ロングランヒットを続けるなか、アン・マリー(Anne-Marie)ジェイムス・アーサー(James Arthur)によるイギリスのスターらの豪華コラボレーションとなったカバー「Rewrite The Stars」(リライト・ザ・スターズ)ミュージック・ビデオが先程公開された(現地時間11月16日)。同曲はこの日Atlantic Recordsよりリリースされた映画『グレイテスト・ショーマン』劇中歌カバー・アルバム『The Greatest Showman: Reimagined』ダウンロード版)に収録。同映画ではフィリップ・カーライル役のザック・エフロン(Zac Efron)とアン・ウィーラー役のゼンデイヤ(Zendaya)が歌い、身分の違う恋が許されぬ時代に翻弄されながらも、運命を変えていく若き二人の力強い愛を描く。

映画『グレイテスト・ショーマン』サントラ曲で、劇中シーンではないオリジナル映像によるミュージック・ビデオは今回が初めて。ブラックでタイトにきめたジェイムス・アーサーとゴージャスな純白のドレスのアン・マリーが別々に歌うシーンからアクロバティックなダンスを織り交ぜながら、やがて美しい歌声を重ね合い、幻想的な光に包まれるサーカスのステージの中央で二人はその距離を縮めていく。(ジェイムス・アーサー)「結ばれる運命じゃないと君は言い張る/運命が遥か彼方に君を引き離し/俺から遠ざけようとも/それでも君はここにいる、俺の心の中に/誰が止められる?もし俺が決めるなら/君が運命の人であると」、「もしも俺たちが運命を変えるなら?/君が俺の人になる運命に/誰も引き離すことはできやしない/君は俺が見つける定めの人/それは君次第で、俺次第/誰も俺たちのことを決められない/そうなら俺たちで運命を変えよう」

(アン・マリー)「でも山々がある/そして通ることのできない扉があるわ/あなたが疑問に思うのもわかるわ/だって私たちはそうなれる/二人きりだけならば/これらの壁の内側で/でも外に出たら/結局希望がなかったんだってあなたは目を覚ますわ」(アン・マリー&ジェイムス・アーサー)「私(俺)が望むのはあなたと飛ぶことだけ/私(俺)が望むのはあなたと飛ぶことだけ/あなたの全てを私に(俺に)/不可能に感じる/不可能なんかじゃない/不可能?/できるって言って」、「どうやって運命を変える?/あなたが私の人になる定めだって言って/誰にも引き離せないって/だってあなたは私が見つける定めの人/あなた次第、私次第/私たちのこと、誰も口出しなんかできない/運命を変えようよ/世界を私たちのものに」

現在イギリスのスターらを空手家に変えようとしてる「Perfect to Me」のアン・マリーは同曲についてMTVで「この映画が大好き、何度も何度もいっぱい観ちゃいました。その映画に関わることができてとっても素晴らしいわ。だって音楽も本当に素晴らしくって、ジェイムス・アーサーも大好き。みんながこの曲を聴いてくれることにワクワクしているわ」。映画『ラ・ラ・ランド』主題歌「City of Stars」でアカデミー賞とゴールデングローブ賞、ブロードウェイ・ミュージカル『Dear Evan Hansen』でトニー賞を受賞しているベンジ・パセック(Benj Pasek)ジャスティン・ポール(Justin Paul)によるサントラ『The Greatest Showman: Original Motion Picture Soundtrack』は、今年全米ビルボード総合アルバムチャート「Billboard 200」で2週連続で首位を獲得(※2018年1月13日、20日付)。その後も異例のヒットを続け、ニールセン・ミュージックによると今年米国内だけでも現在までに130万枚を売り上げ、現時点で2018年の年間アルバム売り上げ(※ストリーミング等の換算を含まない純粋な売り上げ数)でトップに立っているという。イギリスでも全英アルバムチャート「Official Albums Chart Top 100」で11週連続首位、現在までに通算21週で第1位を記録し、今もなおトップ5をキープしている。

Reimagined

もともとAtlantic Recordsは母の日に合わせて、2、3曲のカバーを追加したデラックス盤をリリースする予定だったものの、ブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』のカバー・アルバム『The Hamilton Mixtape』での成功を受け、今回ホリデーシーズンに合わせてスターらを結集させたカバー・アルバムを実現させたという。その『The Greatest Showman: Reimagined』には、先月公開されたピンク(P!nk)による綺羅びやかな「A Million Dreams」(記事)、そしてその7歳の娘ウィローちゃん(Willow Sage Hart)のデビューとなる可愛らしい「A Million Dreams (Reprise)」を収録する他、歌姫ローレン・オールレッド(Loren Allred)が歌声のみ担当した「Never Enough」にはケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)を起用、アメリカン・アイドル初代王者貫禄の歌唱力でドラマティックな愛を描く。

タイトル・ソング「The Greatest Show」では、「High Hopes」のパニック!アット・ザ・ディスコ(Panic! At The Disco)がエネルギー溢れるロック・アンセムに、そして「Gravity」のサラ・バレリス(Sara Bareilles)がオリジナルよりも柔らかく触れる浮遊感ある歌声で「Tightrope」に天上の響きを纏う。

「From Now On」にはザック・ブラウン・バンド(Zac Brown Band)。またイヤーズ・アンド・イヤーズ(Years & Years)ジェス・グリン(Jess Glynne)が高揚感と歓喜に満ちた「Come Alive」を歌い上げる。「The Other Side」にはマックス(MAX)タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)。そしてReimaginedリミックス版となる主題歌「This Is Me」では、劇中歌のキアラ・セトル(Keala Settle)に、オリジナル版でカバーしていたケシャ(Kesha)、さらに今回ミッシー・エリオット(Missy Elliott)がパワフルなラップで新たな命を吹き込み、オリジナルの醍醐味に加えて違った角度からもう一度映画を楽しめるものに仕上がっている。なお音楽界の豪華スターらが集まり全13曲が収録された『Reimagined』のトラックリストは以下の通り。

『The Greatest Showman: Reimagined』
1.「The Greatest Show」Panic! At the Disco
2.「A Million Dreams」P!nk
3.「A Million Dreams (Reprise)」Willow Sage Hart
4.「Come Alive」Years & Years & Jess Glynne
5.「The Other Side」MAX & Ty Dolla $ign
6.「Never Enough」Kelly Clarkson
7.「This Is Me (The Reimagined Remix)」Keala Settle, Kesha & Missy Elliott
8.「Rewrite the Stars」James Arthur & Anne-Marie
9.「Tightrope」Sara Bareilles
10.「From Now On」Zac Brown Band
11.「The Greatest Show (Bonus Track)」Pentatonix
12.「Come Alive (Bonus Track)」Craig David
13.「This Is Me」Kesha

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