ピンク（P!nk）が長女ウィローちゃんと映画『グレイテスト・ショーマン』（原題：The Greatest Showman）劇中歌「A Million Dreams」（ダウンロード版）をカバーしたレコーディング風景が今週公開された（現地時間10月24日）。前日には、ピンクによる「A Million Dreams」、そして現在7歳のウィローちゃん（Willow Sage Hart）のデビューとなる愛らしい「A Million Dreams (Reprise)」が同時リリース。これらは来月、11月16日にAtlantic Recordsよりリリースされる『グレイテスト・ショーマン』のカバー・アルバム『The Greatest Showman: Reimagined』に収録される。
ピンクは自身のSNSで「ウィローと私の今までで一番のお気に入りの曲の一つ、”A Million Dreams”を一緒に歌うとても素晴らしい機会を頂いたわ」。スタジオのレコーディング映像ではピンクはウィローちゃんに「楽しそうね」、「あなたと一緒で嬉しいわ」。ウィローちゃんの歌う横で、世界4000万枚のアルバム・セールス、3度のグラミー賞を誇るトップスターの39歳はビシッと歌を指導、というよりは、すっかり母親になって、頑張る娘を全力で応援。リズムを取りながら、身振り手振り頷きながら一緒に歌い、「（よくやったわ！）」。誰にも信じてもらえなくても夢を信じ叶えようとする姿を描く「A Million Dreams」、母親を見つめながら歌うウィローちゃんへ送るピンクの温かい眼差しには、男たちをフルボッコにする番長の姿はない。
レコーディング・スタジオには、『グレイテスト・ショーマン』の劇中歌を手がけたベンジ・パセック（Benj Pasek）とジャスティン・ポール（Justin Paul）のチーム、そして同映画監督のマイケル・グレイシーら。ピンクは監督、作曲家らに「私はアニー（Annie）を聞いて育ったわ、小さい頃から誰も私をこんな気持ちにしてくれる人はいなかったわ。そしてこういう形で娘と一緒にできて…、あなた方は人生で一番大好きな映画にしてくれたわ」。ピンクのカバー「A Million Dreams」では、綺羅びやかなオーケストラ・サウンドに情感溢れる美しくも迫力の力強い歌声で歌い上げ、心温まる同映像には数多くの感動の声が寄せられる。
「どんなに大きなことでも、どんなに些細な事でも／私もその仲間にさせて／あなたの夢、私と分かち合って／私たちは正しいかもしれない、間違っているかもしれない／でも私が夢見る世界へ、私はあなたを連れていきたい／私たちが目を閉じると見える世界へ／私たちが目を閉じると見える世界へ」、「毎晩、ベッドに横たわると／最も眩い色彩が私の頭に溢れる／百万もの夢が私の目を覚まし続ける／私は世界を思い描く／私が見る夢の姿／百万もの夢が待っている／百万もの夢、私たちが叶える世界」
Reimagined
ピンク、ウィローちゃんに加え、ジャンルを超えて音楽界のトップ・スターらが集結するカバー・アルバム『The Greatest Showman: Reimagined』には、ジェニー・リンドの「Never Enough」にケリー・クラークソン（Kelly Clarkson）、タイトル・ソング「The Greatest Show」には、「High Hopes」のパニック！アット・ザ・ディスコ（Panic！ At The Disco）。
また本作では夢のコラボレーションが数多く収録され、ロマンチックなラブソング「Rewrite the Stars」には、「2002」のアン・マリー（Anne-Marie）と「Naked」のジェイムス・アーサー（James Arthur）、そして「Come Alive」にはイヤーズ・アンド・イヤーズ（Years & Years）とジェス・グリン（Jess Glynne）、また「The Other Side」にはマックス（MAX）とタイ･ダラー･サイン（Ty Dolla $ign）、主題歌でReimaginedリミックス版となる「This Is Me」では、劇中歌のキアラ・セトル（Keala Settle）に、オリジナル版でカバーしていたケシャ（Kesha）、さらに今回新たにミッシー・エリオット（Missy Elliott）が加わる豪華コラボが実現。
また「Tightrope」にサラ・バレリス（Sara Bareilles）、「From Now On」にはザック・ブラウン・バンド（Zac Brown Band）、ボーナス・トラックにペンタトニックス（Pentatonix）らが加わる。カバー・アルバム『The Greatest Showman: Reimagined』は来月、11月16日にリリースされる。
