あるクリスマスのシーズンのモールでの出来事、サンタクロースに会うために列に並ぶ4歳の少年が母にした素朴な質問が、ある一曲のクリスマス・ソングとなって、今多くの人の心を捉えているようです。
今からおよそ2年前にYouTubeにアップロードされ、瞬く間に世界中に広がり昨年YouTubeで異例の大ヒットを記録した無名のクリスマス・ソング「Where’s The Line To See Jesus?」は、孫のその何気ない素朴な質問「神様の列はどこにあるの?」からインスパイアされた父(Steve Haupt)が作詞作曲、それを娘のベッキー・ケリー(Becky Kelley)が美しくしっとりと歌い上げたものです。
Performed by: Becky Kelley
Written by: Steve Haupt & Chris Loesch
Produced by: Chris Loesch
Recorded at: Shock City Studios, St. Louis, MO
(バース1)
クリスマスが近づき
雪が舞い降り始める
買い物客たちがプレゼントを買い求め
モールには人々が溢れている
子供たちは興奮して目を輝かせながら
列に並びサンタを待っている
ある小さな男の子が私のセーターを引っ張り
私を見上げてこう尋ねたの
(コーラス)
神様と会うための列はどこ?
ここに来ているの?
クリスマスが神様の誕生日なら、
神様に会いに行こうよ
神様と会うための列はどこ?
神様のおかげで僕はここにいる
サンタクロースは僕にプレゼントをくれたけど
神様は僕に命を与えてくれたよ
さりげない言葉に思わずほろっとさせられるこの曲は昨年正式にリリース、現在iTunes Japan他Amazon.co.jpからもダウンロードできるようです。2年前にアップロードされていた家族総出で制作されたミュージック・ビデオの方が個人的には好きだったのですが、現在は配信されておらず、上記の昨年制作されたものが配信されています。
この曲を歌うミズーリ州セントルイス出身のベッキー・ケリー(Becky Kelley)はナッシュビルの大学を卒業後クリスチャン・カントリー・シンガーとして活動、結婚後は家庭に入り現在は愛娘の子育て奮闘中、リリースされている曲は現在この曲のみとなっているようです。
なお、この曲の収益の一部は家庭のない子供が家庭を見つけるためのチャリティとして寄付されるようです。