ウエストライフ、新アルバム『Spectrum』全英首位


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世界4,500万枚を超えるセールスを誇るアイリッシュ・ポップ・グループ、ウエストライフ(Westlife)が、前作より9年ぶりとなる通算11枚目のスタジオ・アルバム『Spectrum』(国内盤:スペクトラム / ユニバーサル ミュージックジャパン)を今月15日にリリース。再結成後初となる『Spectrum』が今日発表の全英アルバムチャートで初登場首位を記録し、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)のニューアルバム『Courage』を初登場第2位に抑えた(Official Charts、※2019年11月28日付)。これによりウエストライフはアルバムとしては『Back Home』以来、12年ぶりに全英首位の座に就いた。

初週63,000アルバム・ユニットを記録した復帰作『Spectrum』は、彼らの8枚目の全英首位アルバム。2000年の2ndアルバム『Coast to Coast』で初めて全英首位を獲得して以来、『World of Our Own』(2001)、『Unbreakable: The Greatest Hits Volume 1』(2002)、『Turnaround』(2003)、『Face to Face』(2005)、『The Love Album』(2006)、『Back Home』(2007)で首位。シングルではこれまで14曲で全英首位を獲得し、その首位曲数記録はエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)、ザ・ビートルズ(The Beatles)に次ぐ記録となっている(Official Charts)。

今回の発表を受けてウエストライフはSNSで「”Spectrum”がイギリスとアイルランドでナンバーワンになったよ!!! 💛 今年バンドとしては最高の週間セールス記録になったんだ!アルバムを買ってくれた世界中の皆に心より感謝。僕たちは皆一人一人にとても感謝しています。Shane, Mark, Kian & Nicky x」

またウエストライフはOfficial Chartsで「(結成から)21年が経ち、再び第1位となり、8枚目の首位アルバムになるなんて信じられないよ。再結成はとてもうまくいき、全てに感謝しています」。そしてシェーン・フィラン(Shane Filan)Metro.co.ukで「僕たちの新しい音楽が成功し、皆自分たちをつねっているところだと思う。予想してなかったよ、ファンの人々に感謝してもしきれない」。

『Spectrum』には、「Swear It Again」、「Flying Without Wings」のスティーブ・マック(Steve Mac)らを音楽プロデューサーに迎え、アップテンポのポップ・アンセムからソウルフルなバラードまで多様な全11曲を収録。その1stシングル「Hello My Love」(記事)、2ndシングル「Better Man」(記事)、3rdシングル「Dynamite」、4thシングル「My Blood」はウエストライフのファンだったというエド・シーラン(Ed Sheeran)がコー・ライターとなり制作。5thシングル「Without You」はジェームズ・ベイ(James Bay)がコー・ライトするなど、豪華なソングライター陣を迎え、『Spectrum』はダブリン、ロサンゼルス、ロンドンでレコーディング。ウエストライフらしさを残しながら進化させたという「Westlife 2.0」を完成させた。

『Spectrum』は今週アイルランド、スコットランドのアルバムチャートでも首位を獲得。アイルランドでは現在までに今年最高の初週記録で初登場首位となった(Official Charts)。

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