ウエストライフ、壮大なラブ・バラード新曲「Better Man」エド・シーラン&スティーブ・マックらタッグ組む


2400 1350 VOICE Editor

8年ぶりの新曲「Hello My Love」で再始動したウエストライフ(Westlife)、その第2弾となる最新シングル「Better Man」ダウンロード版)が現地時間3月29日ミュージック・ビデオと共にリリース。ファンらから「涙が溢れる美しさ」、「時代を超えた名曲のよう」と歓喜の声が止まない同曲はリリース数時間でイギリス、アイルランド、シンガポールなどのiTunesチャートで首位となり、リリース初日世界6カ国以上でiTunesチャート第1位を記録。キーアン・イーガンは自身のSNSで「イギリスとアイルランドでiTunesナンバーワンになった。みんな本当にありがとう!」

「Close Your Eyes」などウエストライフのオールドスクールな曲をも彷彿とさせる”懐かしい”「Better Man」は、まさに彼らが目指していた「モダンなウエストライフ2.0のバラード」とマーク・フィーリー(SNS)。ウエストライフらしさを失わせず進化させるものだといいます。そのソングライターには、世界的ヒット曲「Shape of You」を生んだエド・シーラン(Ed Sheeran)と「Swear It Again」、「Flying Without Wings」でも知られる音楽プロデューサースティーブ・マック(Steve Mac)、そして今回クリーン・バンディット(Clean Bandit)「Solo」のフレッド・ギブソン(Fred Gibson)が加わります。

「君と僕には特別な何かがあった、baby/それは映画の中だけに見るもの/最近君が恋しくてたまらない/Oh、どうして君はただ僕を手放すために受け入れたのだろう」、「気分が沈む時は大抵の男はハイになる/でもそれでいいとは思わない/時折一人座りながら/人生のことを考える、君と僕のことを」、「どうやって君は愛している人を失う?/君は全てを捧げ、立ち去った/僕の足りなかった愛のせいかもしれない/君はわかっていても、そうじゃない/どうやって君は自分の唯一の計画を失う?/愛する人、もう一度チャンスをくれ/全てを君に捧ぐ/もっとマシな男になってみせる」

アイルランドの映像監督ロックレイン・マケナ(Lochlainn McKenna)が監督を務めるノスタルジックなスクリーンには、ダブリンのレコーディング・スタジオで収録する40歳ニッキー・バーン(Nicky Byrne)、38歳キーアン・イーガン(Kian Egan)、38歳マーク・フィーリー(Markus Feehily)、そして39歳シェーン・フィラン(Shane Filan)。

エド・シーランのウエストライフ愛を伺わせる「Better Man」では、ウエストライフらしいクラシカルな美しいピアノの旋律から幕を開け、高鳴りを予感させるスタッカートのリズミカルなプリ・コーラスから鮮やかに視界が広がる美しく滑らかな4人のコーラスのアンサンブルへ。一人一人の個性を光らせながらハーモニーの美しさを際立たせる楽曲構成で、ミニマムな序盤から後半にはビートに力強さを増しスケール感を増すストリングス、そしてキー・チェンジからダイナミックに躍動する壮大なクライマックスが私たちを90年代へ引き戻します。その映像では解散から絆を深めた4人の姿と、青春時代の初恋のようなある男女の恋、それぞれの夢、すれ違い、別れ、そして再会と新しい命、出会いの追憶をスクリーンに重ねます。

「Hello My Love」に続いてエド・シーランとスティーブ・マックによる第2弾となる「Better Man」、しかしウエストライフが再結成後最初にスタジオで聞いたのは「Better Man」で、再結成の決意をより強くさせた曲だったといいます。ウエストライフはステートメントで「我々が再結成を決めた時バンドとして集まった最初の瞬間の一つは、スティーブ・マックのスタジオに行った時だった。彼とエド・シーランが我々のために書いてくれた曲を聞かせてくれて、最初に聞いたのが”Better Man”。それはまさに我々が正しい決断をしたのだと4人が知った瞬間でもあった」。「”Better Man”はまさにウエストライフを定義づける歌であり、我々のファンたちの間でクラシックな曲になると思う」。

そしてニッキーは「この曲は昔のウエストライフのような感じがあって、でもモダンなひねりがある。すごくうまくいって嬉しい」(RSVP)、レコーディングでは「Better Man」が再結成後最初にレコーディングした曲だといいます。ウエストライフ再結成を強固なものにしたエド・シーランの「Better Man」、ウエストライフのファンで彼らの曲でギターを練習、その後2012年に解散したウエストライフのために曲を書いていたというエド・シーランは「Better Man」をリップシンクで歌い、「君と僕には特別な何かがあった、baby/それは映画の中だけに見るもの」。その動画にキーアンは、「ありがとう、エド!歌ってくれている我々のニューシングル#BetterManは彼が我々のために書いてくれた曲なんだ!なんてレジェンドなんだ!😁😁🤙🤙」


解散から6年を経て2018年10月に再結成を発表したウエストライフは今年1月(現地時間1月10日)にUniversal Music Group / Virgin EMIよりファースト・シングル「Hello My Love」をリリース(記事)。再来月5月から結成20周年記念ツアー『The Twenty Tour』をベルファストよりキックオフし、東南アジア公演を含め8月まで予定。結成20周年ニュー・アルバム(※タイトル、リリース日未発表)についてニッキーは「今ちょうどアルバムのレコーディング真っ只中」、今年遅くにもリリースを予定しているといいます(※追記、ニュー・アルバム『Spectrum』2019年9月6日リリースを延期し、2019年11月15日リリース)。

関連記事

新着記事

洋楽最新情報をフォロー