およそ2時間にわたる映画をわずか2,3分に凝縮しその魅力を視聴者に伝え、期待と興奮と共に劇場へと導く映画予告編、中でも予告編全体を決定づけるその音楽は最重要エレメントです。
そんなわずか数分に命をかける男たちのアツい情熱の結晶が、ついに待望のフル高音質音源で登場しました。
映画『アバター』、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』、映画『トランスフォーマー』、映画『スーパー8』、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』、映画『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』、映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン』、映画『インセプション』等、名だたるハリウッド映画超大作の予告編の数々を手がける米ハリウッド界最強のLA映画予告編音楽制作会社トゥー・ステップス・フロム・ヘル(Two Steps From Hell)より、大反響を呼んだアルバム『Invincible』に続いて、昨年9月に一般向けにデジタル・リリースされたアルバム『Archangel』(大天使)の待望のCDアルバムが先月11日にリリースされました。
米iTunesのクラシック部門で驚異的な人気を見せ続けているアルバム『Archangel』、しかしデジタル配信される音源は通常圧縮された音源であるため、音質を求めるリスナーからはCDアルバム化を望む声が多く出ていました。
そうした中、ついに今年待望のCDアルバム化が実現、現在は米音楽ショッピングサイト「CD BABY」(商品ページ)でのお取り扱いとなっていますが、前作『Invincible』と同様、近いうちにAmazon.co.jpでも販売される予定です。
わずか数分でボルテージを最高潮にする重厚かつ壮大なオーケストラ・サウンドに、「これはヤバすぎる!!!」「ハンパねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」と数々の絶賛の声が寄せられ、多くの熱狂的なファンを獲得しているトゥー・ステップス・フロム・ヘル。
英作曲家ニック・フェニッス(Nick Phoenix)とノルウェー作曲家トーマス・バーガーセン(Thomas J. Bergersen)の二人の音の魔術師がタッグを組み設立されたのは、2006年と意外にもその歴史は浅いものがあります。しかし、その手がけた名だたるハリウッド映画超大作の数の多さには、驚きを隠せません。
※この彼らの代表曲「Heart of Courage」は、前作『Invincible』収録のものです。
爆音で聞くと勝手に体が「うぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!」、と、雄叫びをあげはじめるかもしれないトゥー・ステップス・フロム・ヘルの曲の数々、これに予告編映像を入れると…。
※他にもトゥー・ステップス・フロム・ヘルによる映画予告編はこちらのページで掲載されています。
やはりハンパなくかっこいいです。エピックです。
かっこよすぎる予告編は時に本編を超えまくり、残念感とともに劇場を後にすることもなきにしもあらずですが、わずか数分に全身全霊を懸ける彼らの音楽を映像を交えて聞くと、ハリウッドが彼らの曲を重宝する理由が伝わってくる気がします。