米歌姫ブリット・ニコル、感動のバラード最新曲「All This Time」をリリース

「ユー・レイズ・ミー・アップ」（You Raise Me Up）と賛美歌「アメイジング・グレイス」（Amazing Grace）がアップビートなポップ・サウンドで出会ったともいえるこのバラードソングは、今の時代の新しい現代版スピリチュアル・ヒーリング・ソングといえるかもしれません。

今全米のティーンの間で最も注目を浴びているクリスチャン歌姫ブリット・ニコル（Britt Nicole）が、米ビルボード・クリスチャンアルバム部門第1位を記録した大ヒットアルバム『Lost Get Found』（国内盤『ザ・ロスト・ゲット・ファウンド』）に続き、ファン待望の3rdアルバム『Gold』を来月3月27日にリリース、そのリード・シングル曲となる最新曲「All This Time」が米国時間の昨日（1月31日）リリースされました。

全米での大反響を受け、クリスチャン・アーティストとしては異例の日本デビューを果たしているブリット・ニコル、そっと涙を誘うリリックを、CCM離れした多彩なテキスチャ・躍動感漲る音色に乗せて放つ彼女のスタイルをさらに昇華させたこの最新曲「All This Time」は、早くも米iTunesクリスチャン・ゴスペル部門で第1位を記録しています。

デビュー・アルバム『Say It』の「When She Cries」や「Don’t Worry Now」でも描かれた彼女の等身大の姿、7歳の頃の両親の離婚をきっかけに心が引き裂かれたという彼女の過去はこの曲「All This Time」でもその中核となってあらわれます。

私が7歳の時、両親が離婚の道をたどることになってしまったの。自分の部屋にかけこんで一人泣いていたのを今も覚えているわ。

しかしそれはどんなに辛い時も決して一人きりなんかじゃないということを知った瞬間でもあったことを26歳のブリット・ニコルは当時を振り返ります。

リスナーに語りかけるように励まし歌う前作の「The Lost Get Found」、「Walk on the Water」、「Hang On」とは対照的に、自らの過去を赤裸々に綴るこの「All This Time」、そこでは、心の痛みに感覚を失う日々、その人生の暗闇の中でも、自分をそっと励まし続け、人知れず痛みを癒し続け、助け続けてくれた存在の姿が描かれます。

しかしそこで訴えたかったのは、自らの「証」にとどまるものではありません。

気づくことはいつも簡単というわけにはいかないけど、…、でも人生をふと立ち止まって振り返ったときに、どれほどそばで見守り続け、導き続けてくれていたかを感じることができる時があると思うの…

初めて涙を流したその日から、今日の朝日が照らすこの時まで、あなたと一緒に寄り添い歩き続けてくれているわ。今までもずっと。

（引用）”Story behind Britt’s new single “All This Time”” on ブリット・ニコル米公式サイト

CCMとしては異例のアップビートなポップ・サウンドながら、思わず心の傷口から涙がこぼれ落ちそうなリリックで魅了し続けるブリット・ニコル、「All This Time」をはじめ、心を射抜くシャープなヴォーカルでそっと耳元で語るように歌う壮大なバラードの数々は、普段クリスチャン・ミュージックを聴かないティーンの心をも奪っているようです。

この「All This Time」は、現在米iTunesクリスチャン・ゴスペル部門で第1位、同曲を収録したニューアルバムにファンらから早くも「ブリット・ニコル最高のアルバムになるのでは!?」と数々の期待の声があがっているようです。その3rdアルバム『Gold』は来月3月27日にリリースされます。