全米が涙した、娘が母に贈る感動曲「Sanctuary」CMTドラマ『ナッシュビル』


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母から娘、娘から母へ、二つの思いがサンクチュアリで一つになる涙の家族愛

※ネタバレ注意、米CMTドラマ『ナッシュビル』シーズン5第9、10話。現在同ドラマは日本未公開。

母が娘への想いを綴る歌、それは娘から母へ捧ぐ歌に。先月米CMTドラマ『ナッシュビル』(Nashville)で、シリーズ最大の衝撃的展開を迎えるエピソードが放送。「TV史上最も悲しく、最も胸が張り裂ける、悲劇的死を描くシーン」(米Entertainment Weekly誌)と報じられるなど、そのニュースは瞬く間に各メディアで取り上げられ、その衝撃と悲しみの声は全米に。

車の真横から猛スピードで追突を受け、レイナ・ジェイムス(Rayna Jaymes)が病院に緊急搬送。手術は無事成功し、2 、3日で退院できると病室に駆けつけた家族らも和やかなシーンを迎える中、突然レイナの容態が悪化し…。悲しみと衝撃を抑えきれない夫ディーコン・クレイボーン(Deacon Claybourne)、長女マディ(Maddie Conrad)、次女ダフネ(Daphne Conrad)に見守られる中、『ナッシュビル』の主役が静かに息を引き取ります。

そして迎えるCMTアワード授与式、そのトリビュートに登場したのは長女マディ。亡き母レイナのヒット曲「Sanctuary」ダウンロード版)を、娘マディが涙ながらに天国の母へ。母から娘へ、娘から母へ、その重なり合う二つの思いは、親と子に生まれる特別な感情とその記憶の追体験と共に深い感動へと誘います。

レイナのヒット曲「Sanctuary」は今回トリビュート・ソングとして初めて登場。アリソン・クラウス(Alison Krauss)に楽曲を提供していることでも知られる米フォーク・シンガー・ソングライター28歳サラ・シスキンド(Sarah Siskind)や、フォーク・シンガー・ソングライター、ジル・アンドリューズ(Jill Andrews)らによって書き下ろされた。
“Sanctuary”
written by Sarah Siskind, Jill Andrews and Gary Nicholson
performed by Charles Esten & Lennon & Maisy

(バース1)
電気を消して、さあベッドに入って
今日あったこと全部聞かせて
そばに来て横になって、眠る時間よ
さあ目を閉じて、本当によく頑張ったわね

(コーラス)
私をあなたのサンクチュアリにさせて
私をあなたの安らかに眠る場所にさせて
あなたの心配事は私が取り払うわ
その全てからの避難所となれるように

今までずっと、
私たちは一緒に過ごしてきたわね
その日々は雨から守る私たちのシェルターに
あなたが背負っているもの、私が一緒に背負っていく
私をあなたのサンクチュアリにさせて

(バース2)
お互いの腕の中で慰め励まし合い
私たちはその嵐の数々の中を乗り越えてきたわ
その暗黒の雲が再び襲いかかる時は
私があなたを励まし、あなたを守り抜くわ

(コーラス)
私をあなたのサンクチュアリにさせて
私をあなたの安らかに眠る場所にさせて
あなたの心配事は私が取り払うわ
その全てからの避難所となれるように

今までずっと、
私たちは一緒に過ごしてきたわね
その日々は雨から守る私たちのシェルターに
あなたが背負っているもの、私が一緒に背負っていく
私をあなたのサンクチュアリにさせて

あなたが背負っているもの、私が一緒に背負っていく
私をあなたのサンクチュアリにさせて

今月3月2日(木)放送された第10話「I’ll Fly Away」の同トリビュート・シーンは、CMT公式YouTubeチャンネルからも配信され、「涙なしに見ることができないわ」、「これは全てのTV史上の中で最も美しいシーンだよ」、「人生のどんなときよりも一番泣いたわ」、「10回観たけど、いつもこんな感じになってしまう 😭」、「この曲を何度聴いても止められないわ、、、とっても美しい。」、「学校で見ていて、涙が抑えきれなくなって、トイレに駆け込んで見たわ 😂😭」、「ドラマは見てないんだけど、涙が溢れ出したわ」など、その悲しみと涙の声が寄せられます。

2012年に放送開始され、アメリカ南部テネシー州、カントリー・ミュージックの聖地ナッシュビルを舞台に、かつて一世を風靡したカントリー界の伝説的スーパースターで、再起を図る40代カントリー歌手レイナ・ジェイムス(Rayna Jaymes)、そしてセクシー美女のカントリー界新星ジュリエット・バーンズ(Juliette Barnes)を中心に、その波乱の人間ドラマ、そして家族愛を描くドラマ『ナッシュビル』。

レイナ役を演じる米女優コニー・ブリットン(Connie Britton)によると、レイナのモデルとなっているのは、フェイス・ヒル(Faith Hill)、リーバ・マッキンタイア(Reba McEntire)、ボニー・レイット(Bonnie Raitt)。一方、ジュリエット役を演じるヘイデン・パネッティーアによると、そのモデルはキャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)とも言われている。

レイナがアルバムセールス不振のため、ジュリエットのツアーの前座を余儀なくされる衝突からシリーズが始まるドラマ『ナッシュビル』は今年でシーズン5へ。昨年まで米ABCで放送されていた同ドラマは視聴率低迷のためシーズン4で一旦打ち切りになるも、ナッシュビルの街らによる援助を受け、今年1月よりカントリー音楽局の米CMTよりシーズン5が放送開始され、先月2月23日迎えた第9話「If Tomorrow Never Comes」。ストーリーは急展開し、衝突事故を受けたレイナが病院に緊急搬送。一時は回復に向かっていたものの、帰らぬ人に。

レイナの葬儀から始まる第10話では、追悼シーンへ。CMTアワード授与式でジュリエットが本来歌う予定だった「Sanctuary」は、本番直前、彼女から長女マディに託されることに。バック・スクリーンに流れる母の写真に涙を堪えきれず歌えなくなるマディ。それを支えるように妹ダフネが寂寥染みる美しい歌声で歌い始めると、夫ディーコンも加わり、残された家族がその思いを「Sanctuary」に。「私をあなたのサンクチュアリにさせて/私をあなたの安らかに眠る場所にさせて/あなたの心配事は私が取り払うわ/その全てからの避難所となれるように」。

本当の姉妹

全米ビルボードにチャートインした「Ho Hey」をはじめ『ナッシュビル』でその美しいハーモニーを奏でるマディ、ダフネ姉妹を演じるのは、カナダ出身の現在17歳レノン・ステラ(Lennon Stella)、現在13歳メイジー・ステラ(Maisy Stella)の実の姉妹。カントリー・ドュオ、レノン&メイジー(Lennon & Maisy)としても活動し、しっかり者の姉、そしてそんなお姉ちゃんを慕う天真爛漫な妹メイジーのキュートな姿が印象的な姉妹デュオは、YouTubeで「Call Your Girlfriend」、「I Won’t Give Up」、「That’s What’s Up」、「Boom Clap」、「Up and Up」などカバー曲を配信。柔らかく温もりあるハスキーな歌声と純真な美しい歌声の協奏により生まれる姉妹ならではの音楽は現在YouTubeチャンネルで1億動画再生回数に迫る人気に。

巧みなリリックにより2つの家族愛を同時に込める「Sanctuary」を収録したサウンドトラック・アルバム『The Music of Nashville (Original Soundtrack from Season 5), Vol. 1』CD | ダウンロード版)は先週3月10日にリリース。同サントラにはレノン&メイジーによる「Your Best」をはじめ、米人気ドラマ『Heroes』で知られるジュリエット役の米女優ヘイデン・パネッティーア(Hayden Panettiere)らによる「On My Way」などを収録。

全米から次々に悲しみの涙の声が寄せられる「Sanctuary」。しかしそれはレイナの死の悲しみにとどまることなく、自らの姿と重ねる声も寄せられます。「この曲を何度も何度も聴いてしまうわ。7ヶ月前に私の母が亡くなったの、…。母のメッセージが携帯に1件残っているわ。今日はどうだったの?って、終わったら聞かせてねって、愛してるわって。いつも私はその日にあったことを母に電話して話していたの、良かったことも悪かったことも。この曲の歌詞は胸を激しく打ったわ、母のメッセージを思い出させるものだったから。心が剥ぎ取られたような感じ、それは温かいブラケットで包み込まれ、また元のところへ…。この曲とそのシーンはとっても美しいわ、そして寂しくも、心を癒やすものだわ」。

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