マット&サバナ・ショー、珠玉のバラード「Somewhere Out There」リリース


2560 1440 VOICE Editor

純朴な美しいハーモニーで世界中に感動と希望、癒やしを届け、バイラル・センセーションとなったアメリカ・ユタ州ケイズビルのシャイな15歳サバナ・ショー(Savanna Shaw)とその父親39歳マット(Mat Shaw)のデュオ、Mat and Savanna Shaw(マット&サバナ・ショー)。アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)とセリーヌ・ディオン(Céline Dion)の「The Prayer」(記事)をはじめ、ディズニー映画『美女と野獣』主題歌や映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」など、クラシカル・クロスオーバー・スタイルの父娘デュエットで魅了し続けている。

地元メディアのみならず、ABC朝の情報番組『Good Morning America』やケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)のNBC人気トーク番組『The Kelly Clarkson Show』などでも紹介され、先月5月6日放送のフジテレビ『とくダネ!』ではデーブ・スペクター氏が美しい”ウタ”州の父娘の祈り「The Prayer」を特集。その歌声は瞬く間に世界中に広がり感動を呼び、初投稿の「The Prayer」から3ヶ月経たずにYouTubeだけでも総動画再生回数2,600万回を超えた。そんな二人が今回、1986年公開の映画『アメリカ物語』の主題歌「Somewhere Out There」を珠玉のデュエットでカバー。現地時間6月12日にリリースされ、彼らの第3弾シングルとなっている。

(バース1:Savanna)「何処か/青い月光の下で/私を思い/愛してくれている人がいる、今夜」(バース2:Mat)「何処かで/祈りを捧げている人がいる/私たちがまた会える日を/この広い世界の何処かで」、「たとえ私たちがどんなに遠く離れていても/同じ眩い星に願っているように感じる」(Savanna)「そして夜風が寂しいララバイを歌い始めると/同じ広い夜空の下で寝ていると気づかせる」(コーラス:Mat and Savanna)「何処かで/愛の力があれば/私たちはまた会えるだろう/夢が叶う場所で」(間奏)

(Mat)「たとえ私たちがどんなに遠く離れていても/同じ眩い星に願っているように感じる」(Savanna)「そして夜風が寂しいララバイを歌い始めると/同じ広い夜空の下で寝ていると気づかせる」(コーラス:Mat and Savanna)「何処かで/愛の力があれば/私たちはまた一緒になれるだろう/夢が叶う場所で」

スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の初アニメ作品『アメリカ物語』(原題:An American Tail)は、1885年、猫のいない安住の地を求めてロシアから新天地アメリカへ海を渡るネズミの一家マウスクビッツの波乱な物語を描く。船でアメリカへ向かう途中、波にさらわれた息子ファイベルは両親や姉と離れ離れになりニューヨークに流れ着き、家族を探そうとするが、そこでは奴隷のように働かされる過酷な試練が待ち受けていた。エンドクレジット・ソング「Somewhere Out There」は、リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)とジェームス・イングラム(James Ingram)がデュエットで歌い、全米ビルボード「Hot 100」第2位(※1987年3月14日付)となった他、1987年の第59回アカデミー賞で主題歌賞にノミネート。さらに1988年の第30回グラミー賞で主要部門・最優秀歌曲賞と、最優秀ビジュアル・メディア・ソング賞の二冠に輝いた。

美しい旋律の「Somewhere Out There」は、映画『ブレイブハート』、『アポロ13』、『タイタニック』など数々の名曲を世に残した映画音楽界の巨匠ジェームズ・ホーナー(James Horner)、そしてソングライターのバリー・マン(Barry Mann)が作曲し、バリー・マンの妻シンシア・ワイル(Cynthia Weil)が作詞。劇中では家族との再会を願うファイベルと、その姉でファイベルが生きていると強く信じるターニャがそれぞれ満月に歌う。

80-90年代に流行したロマンチックで煌やかなサウンドをアコースティックなピアノ・サウンドにアレンジ、オリジナルから34年経て「Somewhere Out There」をスピリチュアルに歌い上げる。マットはコメントで「2020年は試練が続き、家族や友人そしてヒューマニティを多くの意味で分断させています。それは私たちを試し、緊張を高め、苛立たせ、私たちを揺るがし、疲労させます。多くの試練や困難の中で、私たちは今まで以上に忍耐、理解、再生、受容、そして感謝を学んでいると思います。私たちの愛する人がどれほど大切な存在か、それに気づかされていると思います。そして世界が一つになることへの揺るぎない決意を一層強くしていると思います。結局私たちは皆、同じ広い空の下で寝ているのですから!!愛はどんなことも乗り越える力を持っているのです(Love can see us through anything)」。

先月5月28日にはシングル第1弾としてサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)の「Bridge over Troubled Water」(’70)のカバーをリリース。第2弾として今月5日、ブロードウェイ・ミュージカル『ウェイトレス』よりサラ・バレリス(Sara Bareilles)の「You Matter To Me」のカバーをリリースしている。

マットはリリースに伴いコメントで「皆さん一人一人に心から感謝しています、本当にありがとうございます!皆さんのおかげで、たくさんの夢が叶っています」(SNS)。不動産関係の仕事をするマットの子供の頃の夢は、歌手になりブロードウェイの舞台に立つことだったという(Deseret News)。しかし彼が14歳の時に父が亡くなり、経済的苦境に立たされロサンゼルスから現在のケイズビルに転居。高校や大学、教会などで歌ってきたが、家族のため安定した職業の道に進んだ。

父娘のデュエットの歌声は、ミュージカル界の巨匠アンドルー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)の演劇・映画・音楽会社「Really Useful Group」の北米を統括するエグゼクティブ・プロデューサーでトニー賞受賞・ブロードウェイ舞台プロデューサー、ケン・ダベンポート(Ken Davenport)にも届いた。ダベンポートは「The Producer’s Perspective LIVE!」(SNS)で二人のデュエットがパンデミックの困難・悲しみのなか愛と喜びを世界に広げたと賛辞を贈る。全ての始まりは新型コロナウイルスによる外出規制を受けて、今年3月初め、サバナが地元の合唱団の友達とつながりたいと思い、初めて参加したSNSに投稿した「The Prayer」だった。

父親と娘のデュエットはサバナの案だったといい、サバナが一人で歌うのが恥ずかしかったことから、庭仕事をしていた父親に「初めて(インスタグラムに)投稿するのだけど、私と一緒に歌って?」とお願いしたことが始まりだったという。サバナは父に「もうちょっとオシャレなシャツに着替える?ってお願いしたんだけど」、「彼は全然服装を気にしなくって、友達や家族が見るだけなんだから別にいいんじゃないって」、「それでいろいろ広がって、やっぱり着替えたほうが良かったよね」と振り返る。ダベンポートから「将来は歌手になりたいの?」と聞かれサバナは「こんなことがあるまで、一度もその可能性を考えたことがありませんでした。でも今はすごくなりたい。たくさんの夢が開かれました。たくさんのやりたいことが浮かんできています」。父を亡くした時のマットとちょうど同じ年頃のサバナ、あの頃追っていた夢が少女の中に力強く芽生える。

関連記事

新着記事

人気の記事

洋楽最新情報をフォロー