ジャスティン・ビーバー『ビリーヴ』米ビルボード初登場第1位、自身最高・今年全米最高初登場セールス記録


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「Justin Bieber’s ‘Believe’ Is Year’s Biggest Debut, Bows at No. 1」Billboard

英国時間6月24日(日)発表の全英アルバム・チャートで自身初となる初登場第1位を記録したカナダのシンガー・ソングライター、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)待望の3rdスタジオ最新アルバム『Believe(※国内盤『ビリーヴ』)が、米国時間6月27日(水)発表の全米ビルボード総合アルバムランキング「Billboard 200」で、リリース第1週374,000セールス記録(※ニールセン・サウンドスキャン調べ)により、初登場第1位を飾り(※2012年7月7日付)、イギリスに続き、アメリカでも首位を獲得しました。

デビュー・スタジオ・アルバム『My World 2.0』、リミックスアルバム『Never Say Never: The Remixes』、2ndスタジオ・クリスマス・アルバム『Under the Mistletoe』に続いて通算4枚目となる「Billboard 200」第1位アルバムとなった3ndスタジオ・アルバム『Believe』は、当初の米音楽関係者の予想よりも少ないリリース第1週セールスとなったものの、これまで米マドンナ(Madonna)が359,000セールスにより12thスタジオ・アルバムMDNAで樹立した2012年リリース第1週最多セールス記録を塗り替え、今年全米最高のリリース第1週アルバムセールスを記録。

米カントリー界最高峰の大御所ケニー・チェズニー(Kenny Chesney)のリリース第1週193,000セールスの初登場15thスタジオ・アルバム『Welcome to the Fishbowl第2位に抑えて、首位を獲得した『Believe』のリリース第1週374,000セールス記録は、2011年12月3日付チャートでカナダのラッパードレイク(Drake)がその2ndスタジオ・アルバム『Take Careで記録したリリース第1週631,000セールス記録以来となるリリース第1週最多アルバムセールスで、ジャスティン・ビーバーのデビュー・スタジオ・アルバム『My World 2.0』でのリリース第1週291,000セールスを上回り、自身最高のリリース第1週アルバムセールス記録に。

これを受けて自身のツイッターでジャスティン・ビーバーは「世界中で今年最高の、僕らにとってもこれまでにないくらいのセールスで初登場第1位デビュー飾ったよ!みんなありがとう!まだ始まりに過ぎないよ!」とその喜びとファンへの感謝の気持ちをツイート。

もっとも、現時点では2012年週間最高アルバムセールス記録としては、今年2月、英歌姫アデル(Adele)歴史的ヒットアルバム21』がグラミー賞2012で主要3部門独占・最多6部門で受賞した直後の週で記録した730,000セールスで依然そのトップに君臨し続けています。

今年3月の18歳の誕生日からツイッターでおよそ600万人のフォロワーを新たに獲得し、総数約2400万フォロワーと現在約2600万フォロワーで世界第1位のレディ・ガガ(Lady Gaga)に迫る勢いでその人気を急上昇させているジャスティン・ビーバー(»ツイッターフォロワー数世界ランキング)、来月9日には、米ビルボード総合シングル曲ランキング「Hot 100」第2位の同アルバムリード・シングル曲「Boyfriend」に続いて、アルバム『Believe』の公式な2ndシングル曲として米ラッパー、ビッグ・ショーン(Big Sean)とのコラボ曲「As Long as You Love Me」がラジオデビューすることが報じられています。

(記事)”Justin Bieber’s Next Single: ‘As Long As You Love Me’” on Billboard

Swag」なスタイルをモットーに、成長した大人のミュージシャンとしてさらにその人気を加速させるジャスティン・ビーバー、一方で大統領選を前に若者有権者に訴えかけたいオバマ大統領もカーリー・レイ・ジェプセン(Carly Rae Jepsen)の「Call Me Maybe」に続き、どうやらジャスティン・ビーバー「Boyfriend」を熱唱(?)(»英文記事)。

教育改革に関するスピーチの中で話したジョーク、「先日、彼(現アメリカ合衆国教育長官アーン・ダンカン)はセレブリティ・バスケットボール・トーナメントにいましたが、…ジャスティン・ビーバーに得点を奪われ打ち負かされました」「ただ言ってみたただけです」と述べると、「スワッグっ、スワッグっ、スワッグっ」とそのスラングで絶妙なカバー。

果たしてオバマ大統領がどんな場面で「スワッグっ」を用いたか謎は深まるばかりですが、ジャスティン・ビーバーの新たなシグネチャー・コードともなっているスラング「Swag」の意味についてジャスティン・ビーバーは「自分自身に自信を持つこと」と説明しているようです(»英文記事)。

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