WizKid、ジャスティン・ビーバーを迎えた新リミックス「Essence」リリース


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ビヨンセ(Beyoncé)との「Brown Skin Girl」で今年3月、グラミー賞を初受賞(最優秀MV賞)したナイジェリアのアフロポップ・スターWizkid(ウィズキッド)が、ナイジェリアのシンガー・ソングライターTemsとの世界的ヒット曲で、新たにジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)を迎えた新リミックス「Essence (Remix)」Apple Music, Spotify, Amazon)をリリースした(2021年8月13日)。

アフリカの躍動感・生命感が穏やかに脈打つアフロビートと心地よくメロウなR&Bをブレンドしたセクシーなサマー・ラブソング。今回新たに加えられた歌詞でコー・ライターのジャスティン・ビーバーは「この瞬間を待ち望んでいた/君と一緒にいる日を/そして忘れたくない/あの孤独な夜を/Ooh、言ってくれ、俺についてくると/ウソは決してつかないと/君を後悔させたりしない/俺の全てを愛してくれ」。ジャスティン・ビーバーがテンダーな歌声で甘美な情熱を注ぐ。

ナイジェリアの民族語の一つ、ヨルバ語が含まれる同曲のオリジナルは、故郷をタイトルに刻み2020年10月にリリースしたWizkidの4thアルバム『Made in Lagos』からの4thシングル。「Essence」はバラク・オバマ前アメリカ合衆国大統領が2020年12月20日に発表した(恒例の)年間プレイリスト(Barack Obama – twitter)で、2020年の曲30選に選出されたことでも知られる。

米ビルボードの世界チャート「Billboard Global 200」にランクインするなど既にグローバルな人気を集めているオリジナルの「Essence」は、先月の米ビルボード「Hot 100」で初登場第82位を記録(Billboard、※2021年7月17日付)。WizKidの曲が「Hot 100」にランクインするのは、ビヨンセとの「Brown Skin Girl」、ドレイク(Drake)との「One Dance」に続いて3度目で、リード・アーティストとしては「Essence」が初となる。

今週の「Hot 100」で「Essence」は同曲の最高位となる第54位(※2021年8月14日付)に順位を上げるなか、ザ・キッド・ラロイ(The Kid LAROI)との「Stay」で現在「Hot 100」首位を走るジャスティン・ビーバーが加わった。

2017年夏にラテン音楽がブームになる起爆剤となったリミックス「Despacito」や今夏のトレンド「Stay」など、国境やジャンルを越えてコラボしてきたジャスティン・ビーバーがナイジェリアの新世代スターと組んだ今回のリミックス。民族音楽の伝統を残しながら独特の音楽的・美的感覚でモダンなサウンドに仕上げたユニークなアフリカ音楽のバイブスをこの夏に届ける。ジャスティン・ビーバーは自身のSNSで「このサマー・ソングに参加させてくれてありがとう」。

このリミックスは、Wizkidのデラックス盤アルバム『Made in Lagos (Deluxe)』に収録。そのデラックス盤は2021年8月27日にリリースされる。

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