ジャスティン・ビーバー、ライム病との闘病を告白


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ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber、25歳)が今日、自身のSNSでライム病などを患っていたことを明らかにした(現地時間1月8日)。「多くの人は、僕がクスリをやっているようにやつれて見えると言い続けているが、みんなは僕が最近ライム病と診断されたことを知らない、それだけでなく、深刻な慢性の伝染性単核球症を患い、それは肌、脳機能、体力、健康全体に影響を及ぶものだった」。

「さらに詳しくは、まもなくYouTubeで公開の僕のドキュメンタリー・シリーズで話している。そこで僕が闘い克服してきた全てのことを知ることができるよ!!苦しい数年だったが、でも適切な治療を受けることがこれまで治癒不可能だった病を治す助けになる、今まで以上に元気になって戻ってくるよ」と語っている。

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December 24, December 31, January 3 … #2020

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国立感染症研究所によると、ライム病とは、野山に生息するマダニに咬着されることによって媒介、伝播される細菌感染症。マダニ刺咬後に見られる関節炎、および遊走性皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎、髄膜炎、心筋炎などが、現在ではライム病の一症状であることが明らかになっているという。治療は抗菌薬による早期治療が最も効果的とされている。ライム病は日本においても発症し、その感染報告数は北海道が大半を占めている。国内でライム病ボレリアを伝播するシュルツェ・マダニは、北海道ならびに、本州や四国、九州の山間部に生息。一般家庭内のダニで感染することはないという(国立感染症研究所)。

同じくカナダ出身のシンガー・ソングライターであるアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)も過去ライム病に感染。5か月寝たきりとなり、2018年にリリースされた「Head Above Water」ではその過酷な闘病生活で経験した心情を歌にしている(記事)。

ジャスティン・ビーバーは今月3日におよそ4年ぶりとなるニューアルバムよりカムバック・シングル「Yummy」をリリース(記事)。ライム病との闘病も語られるというYouTubeオリジナル・ドキュメンタリー・シリーズ『Justin Bieber: Seasons』は、10エピソードからなり、活動休止、心の葛藤、ヘイリー・ボールドウィン(Hailey Baldwin)との結婚、ニューアルバム制作の軌跡を辿り、ジャスティン・ビーバーの知られざる真実を捉える。その予告編で「人間として、僕たちは数多くの起伏に直面する。良い時もあれば、しんどい時もある。諦めたくなる時もある」とジャスティン・ビーバー。『Justin Bieber: Seasons』は今月27日(日本時間1月28日火曜日午前2時)よりYouTubeで順次公開が予定されている。

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