全米を驚愕させた大人顔負けの少女の歌声、それはどうやらクラシック天才少女ジャッキー・エヴァンコ(Jackie Evancho)だけではないようです。
米ミネソタ州アレクサンドリアの人口約1万人の小さな田舎町に暮らす少女ジョジー(Josie)は、トワイライトやハンガー・ゲーム大ファンの今どきのごく普通の無邪気な12歳の女の子です。しかし、ギターを手に歌い始めると、12歳とは思えない濃密で柔和な心地よい歌声でYouTuberらを圧倒させているようです。
コルビー・キャレイ(Colbie Caillat)を彷彿とさせる温かく癒しの歌声と共に、大人顔負けの絶妙な表現力は「Jaw drop」という言葉が最も適切といえるかもしれません。ロックソングもその歌声にかかると極上の癒しの世界へと誘われます。
ジョジーの歌声を耳にしたYouTubeユーザーらからは次のような声の数々が寄せられています。
え、ほんと彼女12歳なの!?
なんてこった、メチクチャ美しい歌声…
これはマジか???
ワォ!!!これはすごすぎるゾ!!!彼女の歌声…ワォ、言葉にできない…
12歳!?!?マジかよ!
美しすぎる歌声だ
これは信じられないヨ!
とても可愛い!!
次のコルビー・キャレイ現る!
ウソだろ!!12歳なの!?!?うぉぉぉぉぉ!!俺の好きな音楽スタイルではないが、彼女がハンパなく才能があることは否定出来ないよ!!
アメリカズ・ゴット・タレントに出るべきだ!
コルビー・キャレイとテイラー・スウィフトを合わせたような歌声だわ
神様、なんて彼女は可愛いんだ
彼女が歌っていると虹が出ているようだ
なんて完成された歌声なんだ…あごが外れた
クリスティーナ・ペリー(Christina Perri)の「A Thousand Years」のカバーでは鳥肌が立つような歌唱力を披露しているジョジーですが、驚くべきは、300万動画再生回数を超える自身のYouTubeチャンネルにこれまで投稿された動画の大半が、家族との時間や、映画、日々の生活の中で感じたことを自身が素朴に歌にしたオリジナルソングであるという点です。
(日本iTunes)Josie EP『Josie EP』
授業中に書き上げたという曲では、何もできずたゆたく流れる時間の空間の束縛の中で、素敵な笑顔の男の子の差し伸べる手を待ち続ける少女の繊細な心が描かれた一曲となっています。
12歳とは思えない心の温かさにそっと包み込まれる歌声で歌うクリスマス・ソングには、「耳が恋をしてしまったよ」「なんて美しいんだ。これを見て神様を信じられないなんて言えないよ。」など、感動と驚きの声が寄せられ、他の動画に圧倒的な差をつけてジョジー一番人気の動画となっているようです。
12歳ながら他の有名YouTubeシンガーらと同様にEP『Josie EP』でiTunesデビュー(日本iTunes)を果たしているジョジー、あのタイラー・ワード(Tyler Ward)イチオシのシンガーソングライターでもあり、これからさらにYouTubeで注目を浴びることは想像に難くありませんが、未来のミュージック・シーンで活躍する大物に化ける可能性も十分に秘めた今後も目が離せないアーティストといえそうです。