クリスティーナ・ペリー「A Thousand Years」映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』からPV第1弾が公開


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「映画で流れたら泣いちゃいそう!」そんな声が数多く寄せられ今全米で大きな反響を呼んでいるクリスティーナ・ペリー(Christina Perri)の永遠の愛を謳った珠玉のバラード・ソング「A Thousand Years」ミュージック・ビデオが先月26日に公開されました。

この曲は、全世界で社会現象を巻き起こしているヴァンパイアと人間の禁断の恋を描いた映画『トワイライト』シリーズの4作目で、全米で今月公開される2部構成最終章前編『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1のサウンドトラック『Twilight Saga: Breaking Dawn-Part』収録曲。愛する人を失ったときの深い傷とその痛みから愛を描くブルーノ・マーズ(Bruno Mars)の「It Will Rain」に続く2ndシングル曲となるこの「A Thousand Years」では、それとは対照的に、静寂なピアノの美しい旋律からスペクタクルなオーケストラへ広がるメロディを背景に、時を超えた永遠の愛を誓う壮大なロマンチックなラブ・ソングとなっています。

“A Thousand Years”
written by Christina Perri, David Hodges(“Lovestrong”)
performed by Christina Perri
video directed by Jay Martin
日本語訳歌詞(和訳)

(バース1)
はやくなる鼓動
彩る色彩、そして約束の数々
どうしたら強くいられるのだろう
傷つくことに恐れてしまっているとき
どうしたら人を愛せるのだろう
しかしひとり佇むあなたの姿を見ていると
なぜかその疑いの全ては突然と消えていく
そしてもう一歩、あなたに近づく

(コーラス)
来る日も来る日も命を失ったように
あなたのことを待ち続けきたわ
愛するあなた、
恐れないで
私はあなたのことを愛し続けてきたのだから
この千年もの間
そして私はあなたのことを愛し続けるわ
これから何千年もの間、それよりずっと長く

(バース2)
時の流れは止まり
彼女の全てに宿る美しさ
私は力強く立ち向かう
私の前に立ちはだかる何ものにも
奪わせたりなんかさせない
ここにたどり着くまでの
呼吸のひとつひとつが
その全ての時間が
あなたのもとへもう一歩近づかせてくれた

(コーラス)
来る日も来る日も命を失ったように
あなたのことを待ち続けきたわ
愛するあなた、
恐れないで
私はあなたのことを愛し続けてきたのだから
この千年もの間
そして私はあなたのことを愛し続けるわ
これから何千年もの間、それよりずっと長く

(ブリッジ)
そして私はずっと信じていたわ
あなたのことを見つけられると
時があなたの心を
私のもとへと運んできてくれた
私はあなたのことを愛し続けてきたわ
この千年もの間
そして私はあなたのことを愛し続けるわ
これから何千年もの間、
それよりずっと長く

もう一歩、今よりもあなたの近くに

もう一歩、今よりもあなたの近くに

(コーラス)
来る日も来る日も命を失ったように
あなたのことを待ち続けきたわ
愛するあなた、
恐れないで
私はあなたのことを愛し続けてきたのだから
この千年もの間
そして私はあなたのことを愛し続けるわ
これから何千年もの間、それよりずっと長く

そして私はずっと信じていたわ
あなたのことを見つけられると
時があなたの心を
私のもとへと運んできてくれた
私はあなたのことを愛し続けてきたわ
この千年もの間
そして私はあなたのことを愛し続けるわ
これから何千年もの間、
それよりずっと長く

人間の少女ベラとヴァンパイアのエドワードの禁断の恋、そしてベラに強く想いを寄せるオオカミ族のジェイコブとの三角関係を描き、ますますその人気の勢いを増す『トワイライト』、その第4弾となる映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1では、ベラとエドワードの結婚、ハネムーン、そして大きな事件を呼ぶこととなる妊娠が描かれます。

ベラとエドワードの二人の結婚がいかなる意味を持っているか、それがどれだけの犠牲を伴い、それを超えて結婚へと導くものがどれだけ深いものであるかは『トワイライト』ファンには想像に難くありませんが、映画『トワイライト/ニュー・ムーン』を観るために8時間並び、自ら「トワイハード」(Twihard)と呼ぶほど『トワイライト』映画・小説大ファンのクリスティーナ・ペリーにとっても例外ではありません。

もう映画中ずっと泣いてしまったわ。それから家に帰ってエドワードとベラ、そして彼らの恋の関係について歌にしたの。
おそらくこの曲は私が今まで書いた曲の中で最も甘くロマンチックな曲だと思うわ。
“A Thousand Years” after screening an early version of Breaking Dawn. “I cried the whole time, then I went home and wrote the song about Edward and Bella and their love affair. It’s probably the most romantic, lovey-dovey song I’ve ever written.”

(記事)”Christina Perri’s “A Thousand Years” becomes the first song from the upcoming film to debut a music video.” on Hollywood Reporter

The Twilight Saga: Breaking Dawn: Part 1 - Official Movie Website

映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』の(初期の関係者)先行上映会で心打たれ、エドワードとベラの視点からこの曲を制作したというクリスティーナ・ペリーは、「私が作詞作曲できると思う全てのラブ・ソングの中でも最もピュアな曲だと思うわ。それは最もシンプルな形の愛で、永遠の愛の曲なの。」(”It’s the purest love song I think I could have possibly written. It’s about the simplest kind of love and a timeless love.” )とこの曲を振り返ります。

(記事)”Christina Perri’s ‘A Thousand Years’ Video From ‘Breaking Dawn I’” on Aceshowbiz

クリスティーナ・ペリーインタビュー on The Province

 

今考えるとすごくおかしいわね、みんなブラックベリーを手にとてもプロフェッショナルだったのに、私ったらまっさきに最前列に座って、映画中ずっと泣いてしまったんだもの。映画にとても感動してしまって涙が出てしまったわ、またここにいられることがただ嬉しくて涙が出てしまったわ。
“It was so funny:Everybody was . . . on their Blackberries, and very professional, and I sat right up front and cried my eyes out the whole time. . . . I cried because the movie is so good and I cried because I felt so lucky to be there.”

雰囲気とか、人物像、結婚式、ハネムーン、その全てがとても驚くほど素晴らしくって、とても興奮しちゃって、急いで家に帰ってすぐさま歌にしたの
“The vibe, the characters, the wedding, the honeymoon, the whole — the movie is just so phenomenally wonderful that I left there on such a high that we ran straight to my house and just knocked it out really fast.”

エドワードとベラ、あるいは結婚する男女の愛の最も純粋な形や、運命の人を見つけたときの気持ちについて一人考えながら、この曲を作詞作曲したの。多くの人はこの曲がエドワードとベラの曲で、その結婚式に大きな意味があるものと言うけれども、私は結婚式の曲として作詞作曲したわけではないわ。その愛、どういう風に感じているか、その感情やまたその不安について描いたものなの。だからこの映画のどんなシーンでも合うようにしたかったの。私は特にある一つのことに絞って作詞作曲しているわけではないけど、ピアノの前に座ったとき、それが私の中に自ずと出てきたの。それは私の胸を打つ最も純粋な愛の形だったの。

“I wrote it (A Thousand Years), solely (thinking) about the purest form of love between Edward and Bella, or between any man and woman about to get married, and feeling you found your soulmate,” she says. “Everyone’s saying it’s Edward and Bella’s love song and it has a lot to do with the wedding, but I didn’t make it about the wedding. I made it about the love — the feelings, the emotions, the fear. So I wanted to make it able to be at any part of the movie. I didn’t specifically write it for one thing, but when I sat down at the piano — ohmigod, that’s what came out. It was just the purest form of the love story that got me.”

(記事)”Superfan on Twilight soundtrack, Breaking Dawn track a dream come true for Christina Perri” on The Province

そしてこの曲が大ファンの映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』のサウンドトラックに収録されることになったことについてクリスティーナ・ペリーは以下のようにインタビューでこたえています。

そのプレミア上映会に行って映画の中で見たとき初めて実感するかもしれないわ、だって本当に夢のようなことみたいだもの!とても誇りに感じているわ!とても本当に信じられないくらい最高のことだわ!

“I feel like maybe when we’re at the premiere and I see it in the movie is when it’ll really hit me because it just seems so dream-like. I feel so honored. It feels really epic.”

(記事)”Christina Perri’s ‘A Thousand Years’ Video From ‘Breaking Dawn I’” on Aceshowbiz

クリスティーナ・ペリー(Christina Perri)米公式サイト

ウェートレスだった彼女を全米の注目を浴びるシンガー・ソングライターへと導いたのは昨年6月、米FOXチャンネル人気ダンス・オーディション番組『アメリカン・ダンスアイドル』(”So You Think You Can Dance”)で披露し瞬く間に脚光を浴びることとなるシグネチャー・バラード・ソング「Jar of Hearts」(デビュー・アルバム『Lovestrong.』収録)です。このミッドテンポ・ピアノ・バラードソングは、全ての約束を破り心を傷だらけにしながらもやり直したいと告げる恋人に、過ちを繰りかえすまいと強い意志を歌った曲、怒りと悲しさと心の深い傷が複雑に絡み合い、心に沁みる名曲として全米で大ヒットを記録しました。

この「Jar of Hearts」で後悔だけが待っていることから踏み出すことはなかった「one more step」、それは「A Thousand Years」で最もロマンチックなバースのリリック“One step closer”(もう一歩、今よりもあなたの近くに)としてリスナーの心を惹きつけます。それは心理的な距離と共に結婚式で交わす永遠の誓いのキスのときに歩み寄る二人を思い起こさせるかもしれません。

永遠の時間を何千ものキャンドルの光に、ベラとエドワードの結婚式、ハネムーンのシーンと交錯させながらその時を超えた永遠の純真の愛をスペクタクルに描いたこの「A Thousand Years」のミュージック・ビデオは、「Jar of Hearts」のディレクター、ジェイ・マーティン(Jay Martin)が再びメガホンをとり制作したものです。映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』のサウンドトラックから第1弾としてリリースされたブルーノ・マーズのリード・シングル曲「It Will Rain」のPV制作は現在諸事情により遅れていることがアナウンスされており、そのためこの「A Thousand Years」が2ndシングル曲ながら異例の第1弾ミュージック・ビデオとして公開されました。

全米では今月に、そして日本では来年2月に公開予定の映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』ですが、注目が集まるこの曲がこの映画のどのシーンで流れるかについては、本人も教えてもらっていないそうで、「彼らはシークレット・サービスね」とインタビューで話しています。

傾向的には、エンドクレジットの確立が大きいでしょうか、果たしてどこでこの感動的な曲が流れるのか、意表ついて上半身裸のムキムキ怒りのジェイコブだったら逆に切なくなりますが、ぜひ映画館で見つけてみてください!

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