ジェナ・レイン、青春と夢のデビューEP『Nen』リリース


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テキサス州ダラス出身の14歳シンガーソングライター、ジェナ・レイン(Jenna Raine)の青春、夢、友情、家族の思い出などその等身大の姿が詰まったデビューEP『Nen』ダウンロード版)が現地時間1月25日にリリース。自身の愛称「ネン」をタイトルにしたEPには、友情の絆を描く珠玉のデビュー曲「Us」(記事)、困難にもめげず立ち上がるよう未来の自分に宛てたリズミカルな「A Letter to Me」、周りに馴染めず振り回され葛藤するなか自分らしさを大切にする決意と強さを見出す「Them」など、思春期の少女のメッセージを込めたミドルテンポのみずみずしくも詩情溢れるサウンドで贈るポップ・ソングを中心とした全6曲を収録。

時を超えた友情を描いたという「Us」。(バース1)「絵にする、思い出の中から/それならきっと忘れない、どれほどあなたが大切な人か/ずいぶん経ったね、最後に会ってから/思い出す、二人の夏、私たちの瞳の中で/あの時私たちは若くて、知らなかった/時が自ら物語を語ることを」(コーラス)「そしてもしあなたがこの道のりで見失ったら/一筋の光もなく、あなたが独りきりだったら/忘れないで私たちのこと、私たちに代わるものなんてない/私がそばにいる、あなたの心の中に、あなたが家に辿り着くまで/家に着くまでずっと一緒に/私たちに代わるものなんてない/私たちに代わるものなんて」

(バース2)「蛍をつかまえる、ビンの中に/秘密を分かち合う、誰にも言うことはない/二人で夜更かし、朝になるまで/思い出す、二人の夏、私たちの瞳の中で/あの時私たちは若くて、知らなかった/時が自ら物語を語ることを」(コーラス)

オーガニックなナンバーからEDMのアップビートなナンバー「Mine」まで多彩な曲集となった『Nen』では、ジェナ・レイン自身が全6曲のソングライティングに加わり、コー・ライターにはクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)、リアーナ(Rihanna)の楽曲のコー・ライターとしても知られるキャンディス・ピレイ(Candice Pillay)、そして音楽プロデューサーのエドガー・ヴァーガス(Edgar Vargas)。それらの曲は「可愛らしいスタジオ」とジェナ・レインが語る木の温もりに包まれたスタジオで今月初めにレコーディングされたといいます。ストリングスを強く弾き繊細で崩れやすい弱さを強さに変えていく「Them」。「彼らは言う/私はうまくいかないって/受け入れる必要があるって思いたくなかった/自分をごまかす/何の意味もないのに/そうして私たちは壊れる/粉々に/私たちの姿じゃないものに/なろうとして/もう負けたりなんかしない/私たちは忘れ去られたりなんかしない」

クロージング・トラックには幻想的なサウンドで幼少期の記憶と家族愛の原点に立ち戻るアカペラのタイトル・トラック「Nen」。小さい頃ジェナ・レインは”J”の発音ができず自分のことを「Nana」と言っていため家族から「Jen」ではなく「Nen」と呼ばれるようになったといいます。

「私は自分のことを深刻に考えすぎてしまう/頭がおかしくなってしまうまで考え込んでしまう/でも空は羽ばたくためにある/だから帰ろう/私が生まれた場所へ/戻ろう/私の居場所/帰ろう/私が生まれたところ/戻ろう/始まりの場所へ/Nenだった頃へ」

キュートなファッションでも注目を集め、昨年クリスマスソング・カバーがRadio Disneyでピックアップされたジェナ・レインは、今回自身初のEP『Nen』リリースにSNSで「自分の曲のリリースをずっと長い間待ち望んできました。私の音楽を待っていてくれた皆さんに心から感謝申し上げます、ありがとお 🙂 これまで歩んできた旅はとても興奮に満ちたものです」。

「A Letter to Me」ミュージック・ビデオが現地時間2019年4月1日、Radio Disneyで先行公開

「このEPには私、あるいはおそらく”Nen”を築き上げた私の思い出と旅路が詰まっています」。「私は皆さんと特別な方法で繋がりたいと願っていました、そしてそれをなせるのは音楽であると信じていました。これらの曲を私と同じように皆さんが愛してくれたらと願っています」

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