マイリー・サイラス、新曲「Midnight Sky」80年代のロックアイコンからインスパイア


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およそ1年ぶりとなるマイリー・サイラス(Miley Cyrus)のニュー・シングル「Midnight Sky」ダウンロード版 / Spotify)が現地時間8月14日にリリースされ、併せてマイリー自身が監督を務めた70年-80年代風の煌びやかなミュージック・ビデオが公開された。マイリー・サイラスは2019年10月に扁桃炎で入院。Peopleによると、その際に長期にわたって知らずに抱えていた声帯の異常が見つかったため、声帯手術を受けたことが翌月に報じられた。早期の手術が必要で、術後は数週間の安静を要したという。

ディスコ・ポップ「Midnight Sky」はその術後初となるシングル、楽曲と映像は力強い女性像の80年代ロック・アイコン、スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)、ジョーン・ジェット(Joan Jett)、デボラ・ハリー(Debbie Harry)からインスパイアされた。

「走るために生まれてきた、誰のものでもない/あなたに愛される必要はないわ」、「彼女の口に触れる私の唇を見て、みんなの噂になっている、baby/Ooh、本当のことよ/走るために生まれてきた、誰のものでもない/あなたに愛される必要はないわ」過去の束縛から解放され、新しい自由と独立、力強い自信を重心の低いかすれたロック・ボイスで歌い、人生の舵を取る。「Midnight Sky」はリアム・ヘムズワースとの関係を描いたものと考えるファンも多い。

マイリー・サイラスは2010年公開映画『ラスト・ソング』(原題:The Last Song)で共演したリアム・ヘムズワースと紆余曲折した交際を経て2018年12月に結婚したが、2019年8月に破局が報じられた。その直後にケイトリン・カーター(Kaitlynn Carter)とキスする姿がメディアで話題となり、同年10月にコーディー・シンプソン(Cody Simpson)と交際を始めたが、「Midnight Sky」のリリース数時間前にコーディー・シンプソンとの破局が報じられた。コーディー・シンプソンはマイリーが扁桃炎で入院した際に付き添い、声帯手術の後も彼女を支えていたという。

「Midnight Sky」で新章の幕を開けるマイリー・サイラスは先週、自身のSNSで2008年曲「Start All Over」のミュージック・ビデオとともに「マイリー・サイラスともう一度会おう。#SheIsComing #ButForRealThisTime(でも今回はマジ)」とコメント。EP『She Is Coming』(2019)に続いて予定していたEP『She Is Here』、EP『She Is Everything』は中止となり、通算7枚目のニュー・アルバム『She Is Miley Cyrus』に一本化。「Midnight Sky」はその第1弾シングルで、リリース日未発表の『She Is Miley Cyrus』には前シングル「Slide Away」なども収録される予定となっている。

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