ベッキー・G、映画『アラジン』ゼインとのエンドソング「Un Mundo Ideal」スペイン語でカバー


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6月7日(金)全国ロードショー

1992年ディズニー・アニメ映画『アラジン』の実写映画化となるディズニー最新作『アラジン』(原題:Aladdin)、その劇中歌/エンドクレジット・ソングで映画とともに愛されてきた名曲「A Whole New World」(邦題:ホール・ニュー・ワールド)の英語とスペイン語によるバイリンガル版「Un Mundo Ideal」ダウンロード版/ウン・ムンド・イディアール)が登場。ゼイン・マリク(ZAYN)とジャヴァイア・ワード(Zhavia Ward)による英語版(記事)に続いて、バイリンガル版ミュージック・ビデオが現地時間5月31日に公開されました。

英語のパートはゼインのまま、スペイン語のプリンセス役には、劇中でジャスミン役を演じたナオミ・スコットと2017年映画『パワーレンジャー』(原題:Power Rangers)で共演したラテン・スター、ベッキー・G(Becky G)。エキゾチックで艶美な歌声が夢幻的な夜を深め、時を超えた名曲にラテン・ムードを注ぎます。「Un Mundo Ideal」は5月22日に同時リリースされたスペイン語版サントラ『Aladdín (Banda De Sonido Original en Español)』に収録。英語版と同じくソルト・ワイヴズ(Salt Wives)プロデュースとなっている同曲は、スペイン語圏ラテンアメリカ市場向け『アラジン』のエンドクレジット・ソングとなっています。

(バース1:ZAYN)「君に見せてあげよう/輝き、煌めく、壮麗な世界を/教えて、プリンセス/最後に自分の気持ちに素直になったのはいつ?」、「僕が君の目を開き/君を連れていこう、驚きの連続に/上に、横に、下に/魔法の絨毯で」

(コーラス)「真新しい世界/今まで見たことのない素晴らしい光景/僕たちにダメだと言う人は一人もいない/どこに行くべきかも/僕たちがただ夢見ているだけと言う者もいない」〈ベッキー・G〉「完璧な世界/とても眩く、新しい日/でもここまで来て、はっきりとわかる/私は今、追い求めていた世界にあなたと一緒にいるんだって」、「そして今、僕は君と真新しい世界にいる」

(バース2)「信じられない景色/言葉にできない気持ち/下から上へ/天の彼方まで舞い上がる」(コーラス)「完璧な世界(目を閉じないで)/何千もの景色(息をとめて、もっとすごくなる)/私は流星のよう、流れ続ける/もう後戻りはできない/真新しい世界、新たな地平線を追い続ける」(二人)「どこまでも追いかけよう、時間はたっぷりある(わ)」、「この真新しい世界を君と分かち合わせて」

英語版に続いてミュージック・ビデオの監督には、ビヨンセ(Beyoncé)の「Halo」を手がけた映像監督フィリップ・アンデルマン(Philip Andelman)。現在ラテン・マーケットを席巻するベッキー・Gの抜擢にウォルト・ディズニー・スタジオの音楽&サントラ代表Mitchell Leibはステートメントで「英語版でゼインがジャヴァイア・ワードをデュエットに選んだ時と同様に、ゼイン自身がスペイン語で歌うデュエット相手に世界的スーパースター、ベッキー・Gを個人的に選び、それは見事なものです」、「この素晴らしいスペイン語版は、時を超えたクラシックなディズニー・ソングに対するゼインのモダンな解釈を非常によくとらえています」。

今回のコラボにベッキー・Gは自身のSNSで「ゼインとのディズニー映画アラジンの”ホール・ニュー・ワールド”をスペイン語で歌い分かち合うことができて、大変光栄でワクワクしています!」、「まさに夢が叶った瞬間だわ、この美しい歌をみんなに聞いてもらえるのが待てないわ」。イエロー・レンジャーの22歳は「ディズニーのチームそしてこのフェアリーテイルを現実にしてくれた全ての人に感謝申し上げます。なんて夢のようなの💜🥰🧞‍♀️」(SNS)。

1993年アカデミー賞(65th Academy Awards)で歌曲賞に輝いた「A Whole New World」はディズニー映画音楽の巨匠アラン・メンケン(Alan Menken)作曲、ティム・ライス(Tim Rice)作詞。1992年ディズニー・アニメ映画『アラジン』ではアラジンの歌声を担当した歌手ブラッド・ケイン(Brad Kane)とジャスミンの歌声を担当した歌手リア・サロンガ(Lea Salonga)がデュエットで収録しています。そのエンドクレジット・ソングはピーボ・ブライソン(Peabo Bryson)レジーナ・ベル(Regina Belle)がカバーし、全米ビルボード総合ソングチャート「Hot 100」第1位を獲得した他、1994年グラミー賞(36th Annual Grammy Awards)で主要部門「年間最優秀歌曲賞」を受賞しました。実写版映画『アラジン』では、アラジン役を演じたメナ・マスード(Mena Massoud、27歳)と、ジャスミン役を演じたナオミ・スコット(Naomi Scott、26歳)がデュエットで披露、ロマンチックな美しいラブ・バラードがスクリーンを彩ります。

先週現地時間5月24日より全米一般劇場公開となった映画『アラジン』は祝日のメモリアルデー含む週末4日間の北米映画興行収入ランキングで首位を記録。Box Office Mojoによると、米国内で『アラジン』は週末4日間に1億1270万ドルを稼ぎ、メモリアルデー含む週末で歴代第5位。その世界興行収入では2億3370万ドルで、製作費1億8300万を既に上回りました。監督にはガイ・リッチー、ランプの魔神ジーニー役にはウィル・スミスを迎え、映画『アラジン』はいよいよ来週6月7日(金)より全国公開となります。

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