アメリカズ・ゴット・タレント2018 ゲスト審査員全ゴールデンブザー


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ハリウッドのライブ・ショーへの切符をかけた最後のラウンド、米NBCオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)シーズン13「ジャッジ・カット」(Judge Cuts)ラウンドが4週に渡って放送。息も止まる波乱の曲芸、背筋凍るマジック、生死をかけた危険なスタント、そして全米二分のゆんぼだんぷ芸など、第2ラウンド放送回を終え、いよいよライブ・ショーが始まります。「ジャッジ・カット」ラウンドでは、各回ゲスト審査員によるゴールデンブザー1組を含む7組、計28組がライブ・ショーへの進出を決めました。

ボイス・オブ・ホープ(5-17歳)

先月7月17日放送の「ジャッジ・カット第1週」(Judge Cuts Week 1)でゴールデンブザーを獲得したのは、米カリフォルニア州オレンジ・カウンティの少年少女合唱団、ボイス・オブ・ホープ・チルドレンズ・クワイヤ(Voices Of Hope Children’s Choir)。社会的、経済的障壁を越えて子どもたちが歌を通じて希望、ポジティブなメッセージを分かち合えるよう2015年に結成。今回選んだ曲はディズニー・アニメ映画『モアナと伝説の海』(原題:Moana)主題歌、挑戦、夢、希望、無限の可能性を描く「How Far I’ll Go」。

5歳から17歳まで、それぞれの個性を輝かせる70人の子どもたちが美しいハーモニーで彩り、声一杯に歌い上げ、会場には溢れるスタンディングオベーション。審査員メル・B(Mel B)は「本当に心が震えたわ」。審査員サイモン・コーウェル(Simon Cowell)は、「このラウンドで我々が見てきたオーディションの中で、君たちは最も成長している」。「オーディション・ウィーク」では、映画『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)主題歌「This is Me」を披露したボイス・オブ・ホープ。当時唯一”No”と投票した審査員ホーウィー・マンデル(Howie Mandel)も今回そのスタンディングオベーションに加わります。

サイモンは「君たちが見せたもの、そして私が感じたものは、信じられないほどのエネルギーだ」、「とても誇りに思う、本当に素晴らしい」。そして「オレが審査員をカットしてやる」と意気込んでいた米俳優/コメディアンのケン・チョン(Ken Jeong)は、「そうだな…」。「私たち全員から、全ての君たちへ」。全米を沸かせた18組の中から1組、ボイス・オブ・ホープをライブ・ショーへ送り込みました。

エンジェル・シティ・コラール(19-88歳)

米女優オリヴィア・マン(Olivia Munn)をゲスト審査員に迎えた「ジャッジ・カット第2週」(現地時間7月24日放送)では、1993年結成の米カリフォルニア州ロサンゼルスの合唱団、エンジェル・シティ・コラール(Angel City Chorale)が、2005年ビデオ・ゲーム『シヴィライゼーション4』(Civilization IV)テーマ曲「ババイェツの歌」(Baba Yetu)でゴールデンブザー。

「オーディション・ウィーク」ではTotoの1982年ヒット曲「Africa」で感動の嵐を降らせたエンジェル・シティ・コラール、そのファウンダーのスー・フィンク(Sue Fink)は、「私たちは多様性の表現に挑戦したいと思っています、異なる宗教、異なる年齢、黒人、白人、豊かな人、経済的に恵まれない人、ゲイの人、ストレートの人」、「民主党と共和党でさえ一緒に隣り合うことができるのです」。

19歳から88歳まで、ステージが波打つ総勢145人の圧巻の歌声は一つとなり、ホーウィー・マンデルは「そのサウンドに夢中にさせるだけでなく、皆さんの歌っている顔を見ると、単に歌を歌ったり、曲を奏でるという以上に、まるで皆さんが歌に生きているようだ。皆さんは私を旅へと連れていってくれた」。メル・Bは「私も全く同じように感じたわ。皆さんは私をこの場所から何処かに連れ出したわ」、「皆さんのハーモニーそして表現するもの、スー、私はリスペクトするわ。あなたはこれを実現させ、一つにしたわ」。そしてサイモン・コーウェルは「何年も数多くの合唱団を聴いてきたが、しかしこれは他には見ないもの、そしてその演出がいいね」。オリヴィア・マンは「見渡すと多様性、年齢の違い、人種の違いが見て取れる、でも皆一つの声になっている。そんな姿を見ると、とても心揺さぶられるわ」。

クウィン&ミーシャ(71,35歳)

ゴールデンブザーの大半がシンガーのアクトに贈られるなか、「ジャッジ・カット第3週」(現地時間7月31日放送)では、カントリー界を代表するスーパースター、マルティナ・マクブライド(Martina McBride)がゲスト審査員に登場。台湾出身で米フロリダ州オーランドの71歳クウィン(Quin)と35歳ミーシャ(Misha)のデュオが、年齢離れしたキレとダイナミックな社交ダンスで魅せゴールデンブザー。58歳で社交ダンスを習い始めたというクウィン。女性を鼓舞し続ける「This One’s For The Girls」の52歳は、「Wow、特定の年齢層の人々をインスパイアしたいとあなたは言うけど、あなたは全ての年齢の人々をインスパイアしたわ」。「本当に驚くパフォーマンス」、「すごく感動したわ」。

クウィンは今回出場が危ぶまれる怪我のなかでの挑戦だったといいます。「出血がひどくて、テープで固定していたわ」(GoodHousekeeping.com)。パフォーマンス後、「マルティナが私を心配そうに見ていたので、”足どうしちゃったの?”って言われるのかと思ったわ」。しかしそのゴールデンブザーに「言葉にできない、ただただ、ステージに崩れ落ちたのだけ覚えているわ」。

フラジェ(14歳)

米俳優クリス・ハードウィック(Chris Hardwick)を迎えた「ジャッジ・カット第4週」(現地時間8月7日放送)。ラップで全米のハートを震わせたのは、14歳の少女。「私はフラジェ、ジョージア州サバンナから来た14歳。ラッパーよ」。「オーディション・ウィーク」では銃バイオレンスをテーマにオリジナル曲「Guns Down」で銃反対を訴えたフラジェ(Flau’jae)。「私のパパはカモフラージュ(Camouflage)という名のラッパーでした。ユニバーサル・レコードと契約する予定でした。しかしレコード契約2日前に、パパは(銃で)殺害されました。私はママのお腹の中にいました」。

「私のゴールは、父親のレガシーを続けること。早すぎる死のように感じる。彼には夢があったわ、そしてやりたかったこと、だから私が彼のためにそれをしていく」。涙拭い、この舞台までの自身の人生を描いたというオリジナル曲「I Can’t Lose」にソウルを込め、「誰にも不可能だなんて言わせない/だって私はここまで来たのだから、負ける訳にはいかない」、「私の葛藤、闘ってた/面と向かって闘うものもあれば/心の中で闘っていたものもある」。

メル・Bは「あなたが書いた曲、心から流れ出る言葉だわ」、「本当に素晴らしいわ」。ホーウィー・マンデルは「君は、まさに”wow”だ、歌を作る人でも、歌を歌う人でもない。歌に生きる人だ、そして我々にそれを教えてくれた」、「君はスターだ、素晴らしい瞬間だ」。サイモン・コーウェルは「私の専門ではないが、歌詞、曲、全てがリアルだ」、「このショーに君が来てくれてワクワクしている」。そしてクリス・ハードウィックは「度肝を抜かれたよ」。「鳥肌が立った、そしてまだ震えが止まらない」、「14歳にして君は確固たる自分らしさを持ってる、アーティストの中には一生をかけてもそれに到達しない人もいる」。「君は君の父親との時間を与えられなかった、その後もチャンスを与えられなかった、でも今、君にチャンスが与えられるということを知ってほしい」。涙のゴールデンブザーでライブ・ショーへの進出を決めました。

ライブ・ショー

ハリウッドのドルビー・シアターにて開催されるライブ・ショーの準々決勝(Quarterfinals)には、「オーディション・ウィーク」でゴールデンブザーを獲得した5組(パフォーマンス動画他)に加えて、今回「ジャッジ・カット」ラウンドで通過した4組のゴールデンブザー含む28組、そしてワイルドカード3組の全36組(動画)が競い合います。

ライブ・ショーは8月14日(現地時間)よりいよいよ開幕。第1週には最も注目を浴びるシンガーの現在14歳コートニー・ハドウィン(Courtney Hadwin)、そして16歳アマンダ・メナ(Amanda Mena)などゴールデンブザー組が早くも登場予定。なおゴールデンブザー除く「ジャッジ・カット」ラウンド人気アクトは以下の通りです。

 
 


The Sacred Riana/マジック

Glennis Grace/音楽

ホイットニー・ヒューストンを彷彿とさせる圧倒的歌声と深い表現力で全米を魅了しているオランダ・アムステルダム出身の39歳、グレニス・グレイス(Glennis Grace)。2005年ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)のオランダ代表(パフォーマンス動画)を務めたグレニスは「オーディション・ウィーク」では、ホイットニー・ヒューストンの「Run To You」を披露。「ジャッジ・カット」では、プリンス(Prince)作曲、シネイド・オコナー(Sinead O’Connor)版で知られる「Nothing Compares To You」をユニークにアレンジ。時に力強く、時にしっとりと聞かせる魅惑の歌声で多くの人のハートを掴んでいる。

Duo Transcend/曲芸

Junior New System/ダンス

Shin Lim/マジック

Aaron Crow/神業

Joseph O’Brien/音楽

Lord Nil/デンジャー

We Three/音楽

Us the Duo/音楽

Brian King Joseph/音楽

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