ケイン・ブラウン、地球の未来へ繋ぐ新曲「Worldwide Beautiful」MV公開


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ジャンルの枠を超えて活躍するカントリー・スター、ケイン・ブラウン(Kane Brown)の新曲「Worldwide Beautiful」のミュージック・ビデオが公開された(現地時間9月28日)。新型コロナウイルスのパンデミックと「Black Lives Matter」(ブラック・ライヴズ・マター)運動のさなかにリリースされた「Worldwide Beautiful」では、黒か白かではない博愛の世界への願いを歌う。

「Worldwide Beautiful」のミュージック・ビデオの監督には、ベッキー・G(Becky G)とコラボした「Lost in the Middle of Nowhere」、ネリー(Nelly)とのリミックス「Cool Again」、Swae Leeとカリード(Khalid)との「Be Like That」などケイン・ブラウンの数々の作品を手がけてきた映像監督Alex Alvga。『ウォーキング・デッド』さながらの荒廃した田舎町を舞台に、ポスト黙示録的な世界で力強いメッセージを描く。

(バース1)「白人教会、黒人教会/いろんな人間、同じ霊柩車/争い合うことは難しい/地中で眠りながら」、「俺の目に映る人々は/同じじゃないが、皆平等だ/一つの愛、一神、一つの家族」(コーラス)「全ての色を見ることはできない/黒か白かでだけで見るのなら/教えてくれ、どうやったら変えられる?その心を/動かせないのなら/俺たちはお互い、そんなに違いはない/辺りを見渡し目に映るのは、美しき世界」、「神に感謝、神に感謝、神に感謝(×リフレイン)」

炎の煙に覆われ荒れ果てた街の通りは、乗り捨てられた車や瓦礫が散乱。無人のカメラに中継するTVリポーター、携帯に見入る大人、目隠しをしてテレビを見つめる大人たちの時を止める世界で、子どもたちが自由に歩き出す。燃え尽きた地球儀に様々な人種の子どもたちが集まり手を繋ぎ輪になると、瓦礫やコンクリートから色とりどりの無数の花が咲き、ブラウンのまわりに集まった子どもたちがこちらを見つめ歌を終える。

テネシー州で撮影されたミュージック・ビデオの最後には、生後11ヶ月になるケイン・ブラウンの娘も出演。違いを超えた愛と思いやりを描く「Worldwide Beautiful」は一年ほど温められていた曲だといい、ケイン・ブラウンは「今リリースする必要があるように感じた」(SNS)と2020年6月にリリース。「Worldwide Beautiful」の収益は、非営利団体「Boys and Girls Clubs of America」に寄付され、ケイン・ブラウンは「私たちを頼りにしている何百万もの子どもたちのために正義と平等を訴えるべく」支援を呼びかけている。

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