ジョン・ルイス心温まる感動のクリスマスCM集 今年はエルトン・ジョン「Your Song」僕の歌は君の歌


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クリスマスの時期になると毎年心温まる感動のCMで世界的な注目を集めるジョン・ルイス(John Lewis & Partners)。そのセリフはなく、感動的な美しい映像と物語、珠玉の名曲で彩り、最後の一文とともに深い感動を届けます。今年は半世紀の音楽キャリアを締めくくる引退ワールドツアー『Farewell Yellow Brick Road』を発表したイギリス音楽界最大のアイコンの一人、サー・エルトン・ジョン(Sir Elton John)が登場。ジョン・ルイスのクリスマスCMで大物セレブが出演するのは今回が初めて、その代表曲「Your Song」(邦題:僕の歌は君の歌)と重ねながらあるメッセージを描きます。

ちょっと可笑しな感じ、この胸の中の気持ち/僕はうまく隠せるような人間じゃない/お金はないけど、でも/もしあったら、君と一緒に暮らせる大きな家を買おう」、1998年にはイギリス王室からナイトの称号を授けられ、歴史上最も偉大なミュージシャンの一人となった71歳。まもなく引退を迎えロンドンの自宅で一人、一台のピアノの前に腰掛けるその背中に映すものは。世界中から愛されスターとして輝いたエルトン・ジョンの音楽キャリアとその激動の半生を遡っていくノスタルジックな映像では、スタジアムを揺らすファンらの大歓声から眩いドレスルーム、ギグ、そして1970年に生まれた同曲のレコーディング・スタジオ。「大したものじゃないけど、それは僕ができる最高のもの/僕からの贈り物は、僕の歌、この歌を君に

世界中を沸かせた歓喜は学校の発表会で見守る一人の母親の緊張と安堵、誇りに。そして50年代初期幼いロケットマンが祖母からプレゼントされ音楽と出会う一台のピアノ。「これが君の歌だって、みんなに言っていいよ/かなりシンプルかもしれないけど、でも出来上がった/君が気にしなかったらと願ってる、僕が書き入れたこと/君がこの世界にいてくれて、何て素晴らしい人生なんだろう」。そのピアノの鍵盤蓋をゆっくりと下ろし、最後のタグラインには「Some gifts are more than just a gift」(時に贈り物の中には、贈り物以上のものがあります)。

ジョン・ルイスのクリスマスCMで「Your Song」が起用されたのは、2010年エリー・ゴールディング(Ellie Goulding)がカバー(MV)したものに続いて2度目。エルトン・ジョンはプレスリリースで「ジョン・ルイスのクリスマス・キャンペーンは私にとってそして私の家族にとって、とても多くの温かい思い出となってきました」。自身初のヒット曲に合わせ自身の人生を変えた祖母からのピアノを描くCMの出演に「私にとってとても素晴らしい機会になりました、私の音楽人生と信じられないほどのジャーニーを映し、そして私の祖母のピアノが私の人生に音楽をもたらしてくれた瞬間をとらえています」。「このCMはとても素敵で、どの瞬間も心から愛しています」。エルトン・ジョンは今年9月から『Farewell Yellow Brick Road』をアメリカからキックオフし、世界300を超える公演を2020年まで続け引退を迎えます(※現在日本公演未発表)。また来年5月にはデクスター・フレッチャー(Dexter Fletcher)監督によるエルトン・ジョン伝記映画『Rocketman』(ロケットマン)が全英・全米で一般劇場公開。同CMでエルトン・ジョンへ支払われる報酬は、子どもたちに音楽とスポーツの機会の提供、支援など行うエルトン・ジョンの基金に寄付されるといいます。

イギリス王室からも愛されるジョン・ルイスは1864年から続くイギリスの百貨店。ジョン・ルイスを利用しないイギリス以外の人々も毎年ジョン・ルイスのクリスマスCMを楽しみにしているといい、高い期待が寄せられているそのCMは毎年イギリスをはじめ世界のメディアで報じられます。大きな反響を呼んだ2015年の「月の男」(#ManOnTheMoon)では、オーロラ(Aurora)がカバーしたオアシス(Oasis)「Half The World Away」の音楽に乗せて、ある少女と月の上の孤独な老人の物語を描きます。タグラインは、「Show someone they’re loved this Christmas」(誰かに伝えよう、愛されているよって、このクリスマスに)。

2012年にはガブリエル・アプリン(Gabrielle Aplin)がカバーしたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes To Hollywood)の「The Power Of Love」、2013年にはリリー・アレン(Lily Allen)がカバーしたキーン(Keane)の「Somewhere Only We Know」、2016年ではヴォールツ(Vaults)がカバーしたランディ・クロフォード(Randy Crawford)の「One Day I’ll Fly Away」など、時代を超えて愛される美しい名曲とともにその年のクリスマス・ストーリーを人々の心に刻みます。なおこれまでのジョン・ルイスのクリスマスCMは以下の通りです。

 
 

2017年

エルボー(Elbow)がカバーしたビートルズ(The Beatles)の「Golden Slumbers」。タグラインは「For gifts that brighten their world」(贈り物で彼らの世界に煌めきを)。

2016年

ヴォールツ(Vaults)がカバーしたランディ・クロフォード(Randy Crawford)の「One Day I’ll Fly Away」。タグラインは「Gifts that everyone will love」(すべての人が愛する贈り物を)。

2015年

オーロラ(Aurora)がカバーしたオアシス(Oasis)の「Half The World Away」。タグラインは「Show someone they’re loved this Christmas」(誰かに伝えよう、愛されているよって、このクリスマスに)。

2014年

トム・オデール(Tom Odell)がカバーしたビートルズ(The Beatles)の「Real Love」。タグラインは「Give someone the Christmas they’ve been dreaming of」(夢見たクリスマスにしてあげて)。

2013年

リリー・アレン(Lily Allen)がカバーしたキーン(Keane)の「Somewhere Only We Know」。タグラインは「Give someone a Christmas they’ll never forget」(忘れられないクリスマスに)。

2012年

ガブリエル・アプリン(Gabrielle Aplin)がカバーしたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(Frankie Goes To Hollywood)の「The Power Of Love」。タグラインは「Give a little more love this Christmas」(このクリスマスに愛をもう少しだけ)。

2011年

アメリア・ワーナー(Slow Moving Millie / Amelia Warner)がカバーしたザ・スミス(The Smiths)の「Please, Please, Please let me get what I want」。タグラインは「For gifts you can’t wait to give」(贈るのが待てない贈り物を)。

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