ジェシー・J、パワフルな新曲「I Want Love」で発進


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ジェシー・J(Jessie J)が今日、カムバック・シングルとなる新曲「I Want Love」Apple Music, Spotify, Amazon)のミュージック・ビデオを公開した。パワフルなヴォーカルで情熱的な愛をヒートアップさせる同曲は、ジェシー・Jの通算5作目となるスタジオ・アルバム(※タイトル未発表)のリード・シングル。70年代・80年代が蘇るエネルギッシュなサウンドに、モダンのタッチを加えたアップビートな新曲で新たな幕を開ける。

(コーラス)「愛して/Baby、今夜、愛が欲しい/愛が欲しいわ/私に逆らおうとしないで/あなたが欲しいわ、衝突はなしよ/全て破って、私たちが交わした新年の約束を」

2021年6月11日にリリースされた「I Want Love」についてジェシー・Jは、「クラシックでありながらモダンな感じの曲でカムバックしたいと思っていました。力強い歌声で全ての人をダンスフロアに誘う曲です」。「皆さんにこの歌を聞いてもらい、踊りながら一緒に大声で歌ってくれるのが待ち遠しいです」とコメントしている。ディスコの影響を受けた「I Want Love」はワンリパブリック(OneRepublic)のフロントマンでグラミー賞受賞音楽プロデューサー、ライアン・テダー(Ryan Tedder)と、marty MAROが共同プロデュース。彼らとともにジェシー・Jがコー・ライトした。

2018年の4thアルバム『R.O.S.E』、同年リリースのクリスマス・アルバム『This Christmas Day』に続くジェシー・Jの約3年ぶりとなる新作アルバムは、今年後半にもリリースを予定している。

【※追記、2021年6月19日】ジェシー・Jは現地時間2021年6月18日、「I Want Love」のミュージック・ビデオについてInstagramで次のようにコメントしている。

「レッドカーペットの直後、ボーイフレンドと口論になったわ。私の知る人がいないバーに行って踊り明かしたわ。見知らぬ人と飲み、そしてトイレの鏡に映る自分と話していた」、「防衛機制のためによく使う私のタフな外見は剥がれ、私の心はやわらいだわ。私の恐れをそこに置いたまま、立ち去ったわ」。「それがこの歌このビデオが表現しているもの、私にとっての意味だわ」、「この映像をあの夜に私が感じたものを感じられるような作品にしたかったわ」。「ついに皆さんがこの映像を見てくれて、そしてそれぞれの人生でそれぞれの意味で同じエネルギーを感じてもらえて、とても感謝しているわ」。

またその後のInstagram Storyでジェシー・Jは、新作のプロモーションをあまりできないでいる理由について語った。今年2月にジェシー・Jは喉が焼けるような感覚を感じ、その後医師から胃食道逆流症と声帯結節の診断を受けたという。胃食道逆流症は、昨年発症したメニエール病のため飲んでいたステロイド薬が原因の可能性が高く、様々な治療を行ったが、現在も胃食道逆流症は改善せず、毎日痛みが続いているという。発声・歌を控えなければ声帯結節が再発すると医師から告げられ、リリースの延期も検討されたが、「しかしその情熱と炎は消えることなく、新しい音楽をこの夏に皆さんに聞いてもらうことは、私にとってとても大切なことだった」。2日間で「I Want Love」のミュージック・ビデオ、リリック・ビデオ、プロモーションの撮影を強行した。しかし撮影後に「苦痛に襲われ」たといい、その葛藤を告白している。

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