エルトン・ジョン&デュア・リパ、新曲「Cold Heart (PNAU Remix)」で強力タッグ


2560 1440 VOICE Editor

イギリスを代表する音楽界のレジェンド、エルトン・ジョン(Elton John)とイギリスのポップ・クイーン、デュア・リパ(Dua Lipa)が世代を超えてタッグを組み、ニュー・シングル「Cold Heart (PNAU Remix)」Apple Music, Spotify Amazon)を2021年8月13日にリリース。そのミュージック・ビデオを併せて公開した。二人がレコーディング曲をリリースするのは今回が初となる。

ノスタルジックなディスコ・サウンドで描くダンス・ナンバー「Cold Heart (PNAU Remix)」は、エルトン・ジョンのアイコニックな曲をオーストラリアのダンス・ミュージック・トリオPNAUがマッシュアップしたもの。PNAUは2012年、エルトン・ジョンの曲をリミックスしたアルバム『Good Morning to the Night』をリリースし、全英アルバム首位を獲得した。

「Cold Heart (PNAU Remix)」では主にエルトン・ジョンは、全英首位を記録した1989年発表の世界的ヒット「Sacrifice」を歌い、続いてデュア・リパは1972年発表の象徴的な「Rocket Man (I Think It’s Going to Be a Long, Long Time)」(邦題:ロケット・マン)を歌う。その他1983年発表の「Kiss the Bride」、1976年発表の「Where’s the Shoorah?」が組み込まれている。

「Cold Heart (PNAU Remix)」のミュージック・ビデオは、ドイツ・ハンブルクを拠点とし独特な世界観を描くイラストレーター/アニメーターのRaman Djafari(Instgram)がアニメーション化。ロケット・マンとフューチャー・ノスタルジアのデュア・リパが地球を飛び出し、宇宙に開いたポータルにご案内。「Hallucinate」(記事)な多幸感に満ちた不思議の世界へトリップする。

“夢のような”今回のコラボはエルトン・ジョンがデュア・リパに声をかけたことから実現したという。エルトン・ジョンは自身のSNSで「この曲は、デュアとの美しい友情の集大成の曲です。こうして今、皆さんと分かち合うことができて本当に幸せです。皆さんが気に入ってくれたらと願っています」。2020年11月に開催されたデュア・リパのストリーミング・コンサート『Studio 2054』にエルトン・ジョンがリモートでゲスト出演した他、今年4月開催のエルトン・ジョンのチャリティ・イベント『第29回AIDS Foundationアカデミー賞プリパーティ』ではパフォーマンスでコラボ。エルトン・ジョンのピアノ伴奏で二人は「Benny and the Jets」(’73, Elton John)と「Love Again」(2021, Dua Lipa)をデュエットで披露した。

「Cold Heart (PNAU Remix)」のリリースに際してエルトン・ジョンは次のようにコメント。「この18ヶ月は大変なものでしたが、セッション・プレイヤーとしての私のルーツに戻る時間ができ、素晴らしいアーティストたちとコラボレーションできる時間ができました。そしてリモートではありますが、デュアと一緒に過ごすことができ、とても素晴らしい時間でした。彼女からたくさんのエネルギーをもらいました。彼女は本当に素晴らしいアーティスト、素晴らしい人柄であり、そして創造性とアイデアに溢れています。『Cold Heart』にもたらした彼女のエネルギーには、まさに圧倒されました」。

そしてデュア・リパは「私たちはオンラインで”お会い”してから、すっかり意気投合しました」。「エルトンはインスピレーションに満ちたアーティストで、とんでもないユーモア・センスの持ち主であり、まさに完璧な組み合わせです。この曲を彼と一緒に作ることができ本当に光栄でした。私の大好きなエルトン・ジョンのクラシックな曲を組み合わせた楽曲で、本当に特別な曲です。創造性と楽しみに溢れた経験に参加でき大変嬉しく思います。この夏、至る所でこの曲を聞くのが待ちきれません」。



関連記事

新着記事

洋楽最新情報をフォロー