エド・シーラン、新作アルバム『=』発表&新曲「Visiting Hours」映像公開


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エド・シーラン(Ed Sheeran)が現地時間2021年8月19日、ニュー・アルバム『=』(発音:Equals / Apple Music, Spotify, Amazon)を発表した。通算5枚目となるスタジオ・アルバムで、ソロ・プロジェクトとしては『÷』(2017)に続いて4作目となる『=』は、2021年10月29日にリリースされる。

エド・シーランは『=』の発表に際して次のようにコメント。「”=”はとてもパーソナルなアルバムで私にとってとても大切な作品です。私の人生はこの数年で大きく変わりました。結婚し、父親になり、喪失を経験しました。私はこのアルバムを通して、こうしたテーマについて思いをはせています。このアルバムは、私の新しい時代のアルバム(my coming-of-age record)と捉えており、この新しい章を皆さんと分かち合うのが待ち遠しいです」。

この日エド・シーランは、『=』より新曲「Visiting Hours」Apple Music, Spotify, Amazon)をリリースし、パフォーマンス動画を併せて公開した。『=』についてエド・シーランは自身のSNSで「このアルバムは2017年6月に作り始めました。とても長い道のりでした。制作中に私は愛と喪失、新しい命と哀しみ、ありとあらゆるすべてを経験してきました。このアルバムは真の意味で新しい時代のアルバムのように感じています。アルバムをこれ以上誇りに思ったことはありませんし、皆さんに聴いてもらうことに、これ以上興奮と緊張を感じたことはありません」。

そしてニュー・シングル「Visiting Hours」について「次の先行トラックは”Visiting Hours”です。私の友人マイケルのために書いた曲です」。オーストラリア音楽界を牽引してきた重鎮で、エド・シーランにとってはメンターであり父親のような存在だったマイケル・グディンスキー(Michael Gudinski)は、2021年3月2日にメルボルンの自宅で息を引き取った。68歳だった。葬儀のためにオーストラリアのメルボルンを訪れたエド・シーランは、葬儀に出席するために必要な2週間の隔離期間中に彼に捧げるバラード「Visiting Hours」(※”面会時間”の意、「天国に面会時間があったら」と歌う)を書き、追悼式典で歌い涙を流した。

『=』のリード・シングル「Bad Habits」は2021年6月25日にリリースされ(記事)、全英シングルチャートで現在7週連続の首位を記録し続けている(※2021年7月8日付-8月19日付)。全14曲収録のアルバム『=』のエグゼクティブ・プロデューサーには、エド・シーラン、『No.6 Collaborations Project』のFred Gibson、『X』・『÷』のJohnny McDaid。トラックリストは以下の通り。

『=』トラックリスト
1. Tides
2. Shivers
3. First Times
4. Bad Habits
5. Overpass Graffiti
6. The Joker And The Queen
7. Leave Your Life
8. Collide
9. 2step
10. Stop The Rain
11. Love In Slow Motion
12. Visiting Hours
13. Sandman
14. Be Right Now



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