デミ・ロヴァート（Demi Lovato）米公式サイト
恋に落ちるはずがない二人がその心を奪われた運命的な恋、しかし訪れた“Heartbreak”（失恋）にあの頃の写真を見つめる彼女の心に灯る“Give Your Heart A Break”（あなたの心を変えさせて）と願う強い思いは、言葉にできないロマンチックなメッセージとなったようです。
昨年7月に長年患い苦しんでいた摂食障害、うつ病によるリストカットの自傷行為、双極性障害（躁鬱病）等の心の病の治療（入院・リハビリ）から涙の復帰を果たした「スカイスクレイパー」（Skyscraper）スター、デミ・ロヴァート（Demi Lovato）が、米国時間4月2日、米ビルボード総合アルバムランキング「Billboard 200」第4位の最新3rdアルバム『Unbroken』（国内盤CD+DVD『アンブロークン -デラックス エディション-
』）より「Skyscraper」に続く第2弾シングル曲「Give Your Heart A Break」のミュージック・ビデオを公開しました。
「この曲は、愛している人に、自分がずっとそばにいるということを伝える曲だわ」と「A Letter to My Fans」（ファンへ贈るレター）と題するレター動画で語るかつてのディズニー・スターは、「“Give Your Heart A Break”は失恋について謳った曲ではないわ。」「この曲は信じることについて謳った曲」「愛している人のために闘うことを謳った曲で、今を生きることについて描いた曲だわ。そして何よりも、自分が人を愛するに値するということを信じることについて謳った曲だわ」と、この曲で訴えたかったメッセージを明かします。
あなたを傷つけたりなんてしたくないわ
ただあなたの心を変えたいの
過ちを犯すかもしれないって、
恐いってわかってる
でもそれは間違っているわ
一生に一度限りの命
待っている時間なんてないわだから私にあなたの心を変えさせて、あなたの心を変えさせて
あなたの心を変えさせて、あなたの心を変えさせて
お願い…Don’t wanna break your heart
Wanna give your heart a break
I know you’re scared it’s wrong
Like you might make a mistake
There’s just one life to live
And there’s no time to wait (to wait)
So let me give your heart a break, your heart a break
Let me give your heart a break, your heart a break
Oh yeah, yeah
ジョッシュ・アレクサンダー（Josh Alexander）と、マドンナのヒット曲「Like a Virgin」やハートのヒット曲「Alone」でも知られるビリー・スタインバーグ（Billy Steinberg）が手がけるこの曲「Give Your Heart A Break」を通して、そうしたメッセージを伝えたかったと話すガラスの道を傷だらけになりながら歩き続けてきた19歳は、「でも、今はそれとは違う感覚が私の中で生まれ始めているわ」「毎晩この曲を歌うたび、私は他のことを思い浮かべているわ」と語ります。
「それはあなた方一人一人のことだわ。今まで、数多くの私のファンの方が、こうした曲のおかげで人生の辛い時期を乗り越えることができたと話してくれたの。それは音楽がもたらす最も素敵な贈り物だわ。」
（記事）”Demi Lovato Explains ‘Give Your Heart a Break’ in New Video for Fans” on PopCrush
「これまでの人生に私はとても感謝しているわ」、人生が38年間の長さにも感じるほど心の病で苦しみ続けながら、ファンに支えられてかつての辛い傷のかわりに「Stay Strong」（強くあり続けて）のタトゥーがその手首に刻まれたデミ・ロヴァートは、穏やかな声でそのファンに宛てた手紙の最後で次のように綴ります。
でも、最も私が感謝していることは、
その愛をあなた方一人一人と分かち合えることだわ
昨年にも「Letter To My Fans… 」と題するファンに宛てた手紙の動画でファンへの感謝を綴るデミ・ロヴァート、かつての輝かしいディズニー・スターは今、傷だらけになりながらも人生の辛い時期を力強く生きようとするティーンのロール・モデルとなっているようです。
4 comments