バックストリート・ボーイズ、5年ぶり新曲「Don’t Go Breaking My Heart」リリース


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今年で結成25周年を迎えたバックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)。90年代からポップ音楽シーンを沸かせた米5人組ボーイズ・グループは皆パパになり、そのSNSで「オヤジギャグで申し訳ないんだが…オレたちback 😉 」、Alright! 現地時間5月17日、前作『In a World Like This』よりおよそ5年ぶりとなるバックストリート・ボーイズの新曲「Don’t Go Breaking My Heart」ダウンロード版)がリリース、そのミュージック・ビデオが同日公開されました。

マドンナ(Madonna)「4 Minutes」、クリス・ブラウン(Chris Brown)「Forever」の映像監督Rich + Toneが監督を務めるミュージック・ビデオでは、ネオンのLEDスクリーンをバックにホログラムの女性と映像共演し、「Baby、オレの心を傷つけないでくれ/たった一つしかないのだから」。

EDMに強い影響を受けるエレクトリック・サウンド、シンセ・サウンドに変わらぬハーモニー・ドリブンのポップとダンスでファンらを沸かせるのは、38歳ニック・カーター(Nick Carter)、46歳ケヴィン・リチャードソン(Kevin Richardson)、43歳ブライアン・リトレル(Brian Littrell)、44歳ハウィー・ドロー(Howie Dorough)、40歳AJ・マックリーン(AJ McLean)。

今回、記念すべき祝25周年の第1弾シングル曲となった「Don’t Go Breaking My Heart」についてハウィーは「これだっていう感覚があった。”間違いない”ってね」(Billboard)。「オレららしくないものは決してしないつもりだ」と語るハウィーは、「この曲を聞いたとき、”最高にクールで、懐かしくユニークな曲だ”って思ったよ。オレには、何か今までと違う、とても新鮮で、ラジオで流れているようなこれまでの音楽とはまた違うように聞こえたよ」。

「Don’t Go Breaking My Heart」では、ケシャ(Kesha)「Woman」をコー・ライティングした「The Village」の米レイベル(Wrabel)がソングライターに加わり、カイゴ(Kygo)「Stargazing」、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)「Remember Me」の英音楽プロデューサー、ジェイミー・ハートマン(Jamie Hartman)、そして映画『グレイテスト・ショーマン』主題歌ケシャ「This Is Me」のスコットランド出身音楽プロデューサー、スチュアート・クライトン(Stuart Crichton)とともに制作。

Don’t Go Breaking My Heart

ケヴィンは「Don’t Go Breaking My Heart」について「我々はこの曲を聞いた瞬間、特別だって感じたんだ」(プレス・リリース)。「ピアノとシンセにハマったよ。グルーヴ感がセカンド・バースに流れていくと、マジかってね。最高のバースにフック、メロディー。何度も何度も聞きたくなるよ」。

そしてAJはEWで「オレにとっては、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)とビージーズ(Bee Gees)をマッシュアップした感じかな。『Millenium』時代(1999年)のような昔のバックストリート・ボーイズを思い起こさせるよ、もっとモダンなひねりを加えてね。ノリのいい曲だ」。

昨年1月にはフロリダ・ジョージア・ライン(Florida Georgia Line)のポップ・カントリー曲「God, Your Mama And Me」でコラボレーションし、全米ビルボード「カントリー・エアプレイ」部門第1位を獲得したバックストリート・ボーイズ。今年秋には、前作『In a World Like This』よりおよそ5年ぶりとなる通算10枚目のスタジオ・アルバムのリリースを予定しているといい、AJは「アルバムは少しずつ形になり始めているよ」(※追記、ニューアルバム『DNA』2019年1月25日リリース)。

ポップ・カントリーやアーバンR&B、そしてEDMギリギリの”Don’t Go Breaking My Heart”のような曲がある。我々はこうした全ての音楽の歩みの大ファンで、このアルバムではそうしたものを聞くことができるよ」。ブライアンは「AJ、いいこと言うね。それは頭になかった」。AJは「ありがとう、メモってたやつだ、念のため(笑)」。

昨年3月より米ラスベガスのプラネット・ハリウッド・リゾート&カジノの劇場(Zappos Theater)にて始まったバックストリート・ボーイズ初のコンサート・レジデンシー『Backstreet Boys: Larger Than Life』は、当初予定されていた9の公演から、50公演以上追加され、今年11月まで開催予定。また2019年には25周年記念ツアーを開催予定だといいます。

最新作

最新アルバムについてブライアンは「今年2枚のアルバムを出すかもしれないよ。25周年を祝うため、我々は多くのことを予定している」。「全曲新曲のニューアルバムと、サプライズのアルバムをもう一枚ね、まだわからないけどね」。

今年もニューヨークのセントラルパークで開催されるサマーフェス、米ABC『Good Morning America 2018 Summer Concert Series』スケジュール)にバックストリート・ボーイズが参加することが決定。現地時間7月13日に登場し、新曲「Don’t Go Breaking My Heart」などのライブ・パフォーマンスを行う予定です。

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