アレックス・ボエ緊急来日、ポップ音楽にアフリカ神秘の大地の鼓動


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母なるルーツ、再会の奇跡。

アデル(Adele)「Hello」、イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)「Believer」、ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)「Grenade」。そうしたポップ、ロック、R&Bの楽曲に、それらの起源の一つとなる(かつて奴隷としてアフリカ人たちによって持ち込まれることとなった)伝統的なアフリカ民族音楽の要素を巧みに融合しカバー。時を超えて再会を果たす「アフリカンナイズド」(Africanized)された新境地のエネルギッシュなサウンドと孤高の異彩を放つパワフルなヴォーカルが、不屈の愛と希望の光を射し込みます。

映画『アナと雪の女王』主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」アフリカン・バージョンのカバー曲では、「YouTube最優秀歌謡曲カバー賞」を受賞し、その動画だけでも再生回数1億回に迫るなど、YouTubeセンセーションとしても注目を集める米ユタ州在住アレックス・ボエ(Alex Boyé)が、来週、緊急来日。2月5日(月)、東京・吉祥寺の教会(末日聖徒イエス・キリスト教会武蔵野ステークセンター)にて公演を行います。

2月5日(月)(19時-21時)『ファミリーホームイブニングナイト With Alex Boye(ゲスト bless4)』
2月6日(火)(19時-20時30分)『マスタークラス with Alex Boye(音楽に関するワークショップ)』
※末日聖徒イエス・キリスト教会主催、小さいお子さんも鑑賞できる家族向け無料イベントです。一般の方も参加できるイベントとなっていますが、要予約となっています。詳しくは、特設サイトを御覧下さい。※「お友達やご家族とご一緒に!」

Africanized

大自然に眠る神秘の鼓動を呼び起こすように、野性的本能を揺さぶるリズミカルな情熱的サウンドがその静謐を破ると、大地を揺らす破壊力あるヴォーカルにはスピリチュアルな精妙なる響きを宿し、逆境をも奮い立たせるスペクタクルな感動へ。神聖な空気漂わす壮大な世界観は、やがて息を吹き返す内なる秘境へと誘います。

昨年、ペプシ協賛ハードロックカフェ主催の世界規模バンドコンテスト『Hard Rock Rising 2017』では世界各国6000人近い猛者を破り、「年間最優秀アーティスト」としてその頂点へ輝くと、同11月、全米注目NFL試合のハーフタイムショーでは、6万5000人の歓声のなかその迫力のパフォーマンスでマイアミのフィールドを揺らしたアレックス・ボエ。

「Africanized」と題するアルバムをリリースするなど、「アフリカンナイズ」アメリカン・ポップを築く一方、「俺はイギリス生まれなんだ、スワヒリ語の何を知っているかって?俺は全く何も知らなかったんだ」(Heraldextra)。

Alex Boyé

ナイジェリア人の母親が妊娠中にイギリスに渡り、ロンドンで生まれ育ったアレックス・ボエ。地下鉄の夜間清掃で母親は彼を養うも、彼を置き去りに祖国ナイジェリアへ。ロンドンの路上で一人、ホームレスとなった子ども時代。そんな彼の命を救ったのは、擦り切れたカセットテープから流れるスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)、ナット・キング・コール(Nat King Cole)の歌声だったといいます(Deseret News)。母親の帰りをどこかで待ちながら、何度も何度も、一人路上でその音楽を聞きながら。

その後、11歳の頃に白人家庭に預けられるも、家を飛び出し、やがて黒人家庭に迎えられると、「彼らは俺にボブ・マーリー(Bob Marley)やモータウンの音楽、黒人アーティストの音楽を教えてくれたんだ、今思えばその時の音楽の影響を受けていると感じるよ」。その運命に導かれるように、音楽アーティストとして、そしてバックダンサーとして活躍。2000年に米ユタ州ソルトレイクシティに渡ると、当時YouTubeを席巻していたピアノ・ガイズ(The Piano Guys)のアイデアで、コールドプレイ(Coldplay)「Paradise」のアフリカン・バージョンのカバーをすることに。

「図書館に行ってね、調べまくったんだ。ロゼッタストーンでスワヒリ語勉強したり、まあ、散々だったね」。「そこで思いついたんだ」、別れてから8年後に再会を果たしていた母親に電話でヨルバ語を学び、「すごく自然にうまくいったんだ」。その深すぎる溝を埋めるように、母親の声がアレックス・ボエに届くと、世界各国から次々に寄せられる感動の声とともに、「アフリカンナイズ」アメリカン・ポップの始まりを迎えます。

再会

日本人音楽家マサ・フクダ(福田真史)氏率いる少年少女合唱団「One Voice Children’s Choir」(ワン・ヴォイス・チルドレンズ・クワイヤー)、レクシィ・ウォーカー(Lexi Walker)と映画『アナと雪の女王』主題歌「レット・イット・ゴー」でコラボレーション。日本でも話題となった。アレックスの母の教えは「Just be you. Embrace everything about who you are」(ありのままに。今の自分、その全てを祝福して)だという。

頬にある特徴的な白いペイントについてアレックス・ボエは、「(奴隷制度の時代)家族はスペイン、ヨーロッパ、アメリカへと送られ離れ離れとなり、二度と会えないんだ」。「でも母親たちは子どもたちの顔にこの巧みなアイデアで刻んだんだ、いつかまた会える日を願って」。大人になって姿を変えたとしても。「だから俺が自分の顔に記す時は、自分の文化、そして母への敬意を象徴するものなんだ」。

ポップ・ミュージックを「アフリカンナイズする」道を見出したアレックス・ボエ。その願いは、「人々が笑顔になって、希望と、魂の目的を見つける音楽」を多くの人に届けたい。怒り、苦しみ、悲しみ、そしてどこかでもう一度会いたい、その思いが複雑に葛藤するなか、ロンドンの路上で何度も聞いていた、あの音楽のように。

© 末日聖徒イエス・キリスト教会

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