マット&サバナ・ショー、クリスマスソング「A Little Bit Of Christmas」でジム・ブリックマンとコラボ


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ユタ州の父娘デュオ、マット&サバナ・ショー(Mat and Savanna Shaw)が現地時間2021年10月17日、代表曲「Valentine」(’97)、「The Gift」(’97)、「Destiny」(’99)など繊細で美しいバラードの数々を生んできた米ピアニスト/ソングライター、ジム・ブリックマン(Jim Brickman)と初めてコラボしたクリスマスソング「A Little Bit Of Christmas」Apple Music, Spotify, Amazon)をリリースし、併せてミュージック・ビデオを公開した。

同カバーは、マット&サバナ・ショーの新作クリスマスアルバム『The Joy of Christmas』の第1弾シングル。『Stand By Me』(2021年5月)に続く通算4枚目となるアルバムで、米iTunesのホリデー・チャートで首位を記録した『Merry Little Christmas』(2020)に続く2作目のクリスマスアルバムとなっている『The Joy of Christmas』は、2021年11月5日にリリースされる。

(コーラス)「見渡して/そこら中に/ちょっとしたクリスマスが/見つかる/至る所に/ちょっとしたクリスマスがあるわ/笑顔や喜びに溢れた音/それは一年中あるって信じている/ちょっとしたクリスマス/ちょっとしたクリスマスを忘れないで」

このオリジナルは、ジム・ブリックマンが米・歌オーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン8(2009年)の優勝者クリス・アレン(Kris Allen)とコー・ライトしコラボした曲「A Little Bit Of Christmas」で、2016年にリリースされたジム・ブリックマンのクリスマスアルバム『Comfort & Joy: The Sweet Sounds Of Christmas』(Apple Music, Spotify, Amazon)に収録。

鋭い感性から湧き出る耽美的なメロディと温かい詞で世界中の人々を魅了してきたジム・ブリックマンらしい心に触れるクリスマスソングを、マット&サバナ・ショーが情感豊かな美しい響きのデュエットで歌い、クリスマスの愛と思いやり、寛容のスピリットを届ける。

「A Little Bit Of Christmas」のリリースに際してマット&サバナ・ショーはSNSで次のようにコメント。「クリスマスの音楽はちょっと早いかもしれませんが、クリスマスにある最も大切なことは、一年を通してあるべきものだと感じています。私たちが見渡せば、思いやりや優しさ、寛容は、至る所にあると気づくでしょう。そうした”ちょっとしたクリスマス”を、一年中のものにできたらと願っています」。

またジム・ブリックマンとのコラボについて「音楽界のレジェンドで私たちのアイドルの一人であるジム・ブリックマンと一緒に仕事ができて、夢が叶った瞬間です」(SNS)。マットはジム・ブリックマンの曲でピアノを学び、結婚式ではジム・ブリックマンの「Love of My Life」を妻と歌ったといい、二人の絆の歌になっているという。「この曲でジム・ブリックマンとコラボでき大変光栄です。彼はこの歌のメッセージの全てです」とコメントしている。

The Joy of Christmas

【追記】2021年10月24日、アルバム『The Joy of Christmas』に収録する「Breath of Heaven」のミュージック・ビデオを公開

全11曲収録のクリスマスアルバム『The Joy of Christmas』(Apple Music, Spotify, Amazon)には、定番のクリスマスソング「White Christmas」(ホワイト・クリスマス)「Sleigh Ride」(そりすべり)をはじめ、クリスマス・キャロル「きよしこの夜」と「Still, still, still」をマッシュアップした「Silent Night/Still Still Still」、そして「荒野の果てに」(Angels We Have Heard on High)をアレンジしたジョーダン・スミス(Jordan Smith)の「Angels We Have Heard (Glory Be)」(2020)のカバーを収録する。

さらに2004年公開の映画『ポーラー・エクスプレス』(原題:The Polar Express)の主題歌でジョシュ・グローバン(Josh Groban)歌唱の「Believe」。2000年公開の映画『グリンチ』(原題:How the Grinch Stole Christmas)よりフェイス・ヒル(Faith Hill)歌唱の「Where Are You, Christmas?」と『ポーラー・エクスプレス』の「When Christmas Comes To Town」をマッシュアップした「Where Are You Christmas/When Christmas Comes To Town」。そして1966年のTVアニメ『いじわるグリンチのクリスマス』(原題:How the Grinch Stole Christmas!)のクリスマスソング「You’re a Mean One, Mr. Grinch」のカバーを収録。

またエイミー・グラント(Amy Grant)の「Breath of Heaven (Mary’s Song)」(’92)のカバーを収録する他、ボーナス・トラックとして、テノール・トリオのGENTRI(ジェントリ)とコラボした聖母マリアのクリスマスソング「Mary, Did You Know?」のカバーを収録する。

本作にはオリジナル曲1曲が収録され、その新曲「More Than Hands Can Hold」はピーター・ホーレンス(Peter Hollens)、アナ・ギルバート(Anna Gilbert)らと共に作詞作曲。マットが子供の頃、フィリピンで過ごしたクリスマスからインスパイアされた曲で、「クリスマスのララバイのような曲」とマットは語る(YouTube)。

本作では、ジム・ブリックマン、ジェントリの他、15歳-18歳からなるユタ州のジャズアンサンブル・バンドCaleb Chapman’s Crescent Super Bandとコラボ(「Sleigh Ride」、「Mr. Grinch」)。さらにサバナの妹(Pennie Jean Shaw)がアルバム曲のデビューとなり、「Where Are You Christmas/When Christmas Comes To Town」に加わる。『The Joy of Christmas』のサイン付きCDは現在公式ストアで予約を受け付けている。

■Mat and Savanna Shaw公式ストア
https://store.matandsavannamusic.com/

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