アメリカズ・ゴット・タレント2019 13歳シャーロット・サマーズ、パワフルな歌声全米に魔法かける


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年齢や障害、ジェンダー、国を超えて夢に挑むことのできる世界、その舞台に大きな夢を抱きスペインからやってきたのは、サイモン・コーウェルの大ファンだという13歳の少女シャーロット・サマーズ。サイモン・コーウェルから「優勝して賞金1.1億円(100万ドル)を手にしたら何を買うんだい?」という質問に、「モルモットを飼いたいわ」とシャーロット。「”サイモン・コーウェル”っていう名前をつけたいわ、そしてお姉ちゃんのは”ホーウィー・マンデル”って名前にする」

現地時間6月11日、NBC才能オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(原題:America’s Got Talent)シーズン14第3週「Auditions Week 3」が放送され、スペイン南部アンダルシア地方マラガ出身のシャーロット・サマーズ(Charlotte Summers)が年齢離れした歌声で「I Put a Spell on You」をカバー。その歌声でオーディエンスを魔法にかけ、会場はスタンディングオベーションに包まれました。

「5歳の頃から歌い始めて、それからずっと夢中になってます」、シースルーの白のトップスにピンクの薔薇の絵をあしらったブルーのジーンズのシャーロットは「私の夢はアメリカズ・ゴット・タレントに出場すること、今夜私の夢が叶う瞬間です」。小さい頃から『アメリカズ・ゴット・タレント』を観て釘付けになっていたというシャーロット。彼女が生まれて半年後、『アメリカズ・ゴット・タレント』が始まりました。彼女が生まれ育ち現在も住むマラガは、”太陽の海岸”を意味するコスタ・デル・ソルの中心地。年間300日以上晴天が続き、青空の下にはローマ時代、イスラム統治時代の遺跡、マラガ大聖堂などの歴史的建造物からどこまでも続く美しいビーチに紺碧の地中海が広がります。

そんな太陽のような陽気な性格に無邪気な笑顔を見せ、「皆さんへ最善を尽くし歌います」とシャーロット。アニー・レノックス(Annie Lennox)版でも知られるスクリーミング・ジェイ・ホーキンス (Screamin’ Jay Hawkins)1956年曲「I Put a Spell on You」の曲がかかると一転、愛と嫉妬が絡み合う煙たいドラマを漂わせながら、肝っ玉がすわったパワフルな歌声に円熟したソウルを込め、「あなたに魔法をかけるわ/だってあなたは私のもの/あなたは私のものよ」。「私があなたを愛してるって知ってるでしょ/あなたを愛してる/愛してる/愛してるわ/あなたが私を欲しくなくったっていい/もしあなたが私を欲しくなかったらね」、「あなたに魔法をかけるわ/だってあなたは私のもの/あなたは私のものよ」

オーディション・ウィークとしては異例にも審査員全員が立ち上がり会場総立ちの拍手喝采に溢れ、「君は私に魔法をかけたよ」と語る審査員ホーウィー・マンデル(Howie Mandel)は「君は美しくそして大胆だ」、「君は会場の天井をふっ飛ばしたよ」。「本当に13歳なの?!」と驚嘆の審査員ガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)は「あなたのソウルには深みがある、全身全霊伝わってくるわ」。審査員ジュリアン・ハフ(Julianne Hough)は「あなたの歌声は力強くってパワフル。それでいてオーバーじゃなくって、大好きだわ」。そしてサイモン・コーウェル(Simon Cowell)は「君がアーティストを心から尊敬している気持ちが伝わってきたよ」、「もしライブ・ショーへ進むことができたら伴奏は取り払ったほうがいい、そうすれば最高の君になる」とアドバイス。4人全員から見事「イエス」を獲得し、ジャッジ・カットのラウンド進出を決めました。

イギリス人の父とスペイン人の母の間に生まれ、2015年当時9歳の頃出場したスペイン版『Voice Kids』(La voz Kids)で活躍しスペインにその名を広めたシャーロット・サマーズ。2017年イタリアで開催された「ユーロキッズ・インターナショナル・フェスティバル」(Eurokids International Festival 2017)ではブルージーなファースト・シングル「Unicorn」でオリジナル・ソング部門優勝。2018年4月にはNBCキッズ・タレント・バラエティ番組『Little Big Shots』シーズン3でジェームス・ブラウン(James Brown)1966年曲「It’s a Man’s Man’s Man’s World」、1960年曲「Please Come Home for Christmas」などハートに訴えかける歌唱力で歌い上げ全米お茶の間デビューを果たしました。

「R&Bやソウルがダイスキ」(StarBeat)とシャーロット、「ジェイソン・デルーロ(Jason Derulo)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、ビヨンセ(Beyoncé)の曲を聞くのが好きで、でもジェームス・ブラウン、フランク・シナトラ、ジョス・ストーン(Joss Stone)のようなアーティストも好きだわ」。自身のインスタグラムではクラシカルなナンバーからトレンドのポップスまで多様なカバーを配信。

2019年元日に放送されたフジテレビ『ニッポンよ!セカイを倒せ!フジヤマ!』の「天才キッズシンガー世界王者決定戦」では、「スペインの天才少女」として紹介されたシャーロットは、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)のカバーで知られる1977年曲「Theme From New York, New York」(動画)やクイーン(Queen)1985年曲「I Was Born to Love You」(動画)を披露し勝利を飾りました。その放送後シャーロットは自身のSNSで「ハッピー・ニュー・イヤー!!日本がダイスキ!!ついにみんなにお伝えすることができて、すっごく興奮してる、日本の歌コンテストで優勝しました」、「私と同じくらいみんなも楽しんでくれたらと願ってます」。

シンガー・ソングライターとして活躍する一方、現在母国スペインでは大人びた美貌をいかしモデルとしても活躍、体操やピアノの演奏も楽しんでいるといいます。準々決勝の舞台となるライブ・ショー進出を決めることができるか、13歳が挑むジャッジ・カットのラウンドは来月現地時間7月16日以降に放送開始。次回のオーディション・ウィーク4は来週6月18日(日本時間6月19日水曜日)に放送される予定です。

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