AGTザ・チャンピオンズ決勝 才能の頂12組熱戦、アンジェリカ・ヘイル、ダーシ・リン、スーザン・ボイル、ポール・ポッツら


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5週に渡り全米を歓喜と感動に包んだNBC『アメリカズ・ゴット・タレント: ザ・チャンピオンズ』(原題 America’s Got Talent: The Champions)、そのファイナルが現地時間2月11日に放送され、決勝に進んだファイナリスト全12組が最後の戦いに挑みました。

ゴールデンブザーで勝ち上がったのは、第1週スコットランド歌手スーザン・ボイル(Susan Boyle)、第2週デンジャー・アクトのデッドリー・ゲームズ(Deadly Games)、第3週歌手アンジェリカ・ヘイル(Angelica Hale)、第4週歌手ケチ(Kechi Okwuchi)、第5週ウクライナのサンド・アーティスト、クセニア・シモノヴァ(Kseniya Simonova)の5組。

アメリカ50州「AGT Superfans」の投票によって各週トップ通過で決勝進出を決めたのは、第1週コメディアンのプリーチャー・ローソン(Preacher Lawson)、第2週スペインのオペラ×ロック歌手クリスティーナ・ラモス(Cristina Ramos)、第3週テノール歌手ポール・ポッツ(Paul Potts)、第4週歌手ブライアン・ジャスティン・クルム(Brian Justin Crum)、第5週カード・マジシャンのシン・リム(Shin Lim)の5組。

さらにワイルドカード2組が加わり、歌う腹話術少女ダーシ・リン(Darci Lynne Farmer)とマジシャンのジョン・ドーンボス(Jon Dorenbos)がセカンド・チャンスを手にしました。これにより全米を熱狂させた2017年シーズン12アンジェリカ・ヘイルとダーシ・リンの決勝での対決が再び実現。これに世界的人気スーザン・ボイル、全米から愛されるシン・リムらが加わる激戦となるファイナルの火蓋が切られました。

1. クリスティーナ・ラモス

Cristina Ramos (歌手) スペインGT2016優勝者

初戦でコートニー・ハドウィン(Courtney Hadwin)、ダーシ・リンを破りこの日ショーをキックオフしたスペインGT初代王者のクリスティーナ・ラモスは、ブロンディ(Blondie)のクラシック・ロックナンバー「Call Me」を持ち前のスタイルで披露。

天使のオペラからワイルドなロックに急変する型破りな劇的パフォーマンスで会場を熱気に包み、審査員メル・B(Mel B)は「クレイジーなロックになるとわかってはいたんだけど、やっぱり予想外!」、「本当に見事だわ!!大好きよ」。審査員サイモン・コーウェル(Simon Cowell)は「極めて素晴らしい歌声だ」、「君は今夜全てをひっくり返しちゃったかもしれない、これの後は何が起きても不思議じゃないからね」。

2. プリーチャー・ローソン

Preacher Lawson (コメディアン) – AGT2017ファイナリスト

AGT2017でダーシ・リンに敗れたプリーチャー・ローソン、今回ダーシ・リンは初戦で敗退し「俺は心の底からこの戦いに勝てると思っている」。ダーシ・リンがワイルドカードになったわ、とリポーター、「え、そうなの?…、ダーシ・リンがワイルドカード…(笑)…、マジか!!!!」ファイナリスト唯一のコメディアンとなったプリーチャー・ローソンは以前働いていたジムでの男女の違いをネタにテンポの良いジョークで全米を爆笑に包み、ティラノサウルスから最終的に上半身裸に。

「あなたが何をどう言っても(…)笑っちゃうわ」とメル・B、「楽しくなって幸せになって叫んじゃう」。サイモン・コーウェルは「コンペティションを見ている感じがしなかった。正直言うと私が見ていたのはスターだった」。

3. ダーシ・リン

Darci Lynne Farmer (歌う腹話術) – AGT2017優勝者

AGT2017覇者の14歳ダーシ・リンは幸運のお守りだというウサギの歌姫、ペッテュニア(Petunia)を連れ登場。ジャコモ・プッチーニ作曲の1918年歌劇『ジャンニ・スキッキ』(Gianni Schicchi)よりソプラノ・アリア「O mio babbino caro」(私のお父さん)をウサギ…、14歳と思えない哀愁漂う甘美な歌声で披露。

圧巻のパフォーマンスにサイモン・コーウェルは「Wow、wow!!ダーシ!!数多くの理由でこれは君がしてきたなかで史上最高のパフォーマンスだった」。「君の年でただでさえ難しいオペラなのに、君はウサギでやったんだからね。私は君が今夜勝利すると思う」。ホーウィー・マンデル(Howie Mandel)も「本当に素晴らしい、我々は君がオペラを歌うなんて知らなかったからね。AGTシーズンを通して戦い、それでもなおサプライズがあるなんて」、「サイモンは正しいと思う、今夜その可能性があると思う」。

4.デッドリー・ゲームズ

Deadly Games (デンジャー・アクト) – AGT2016セミファイナリスト

審査員ハイディ・クルム(Heidi Klum)のゴールデンブザー、デッドリー・ゲームズは再び(妻の)命をかけた戦慄ナイフ投げから、審査員も巻き込んだクロスボウ。全米に衝撃を走らせ脇汗を滲ませたハイディは「本当にコワかった」。「でも一緒に体験して今私たちの距離が近くなったように感じてて、そうねすごく楽しんじゃったわ」

ハイディ・クルムとメル・Bはこのザ・チャンピオンズが最後。今年夏のシーズン14からはハイディ・クルムとメル・Bに代わって、審査員には女優ガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)、女優/ダンサー/歌手のジュリアン・ハフ(Julianne Hough)を迎えることが今週発表されました。司会はタイラ・バンクス(Tyra Banks)に代わってザ・チャンピオンズのテリー・クルーズ(Terry Crews)が務め、サイモン・コーウェルとホーウィー・マンデルは引き続き審査員を務めます。

5.ケチ

Kechi Okwuchi (歌手) – AGT2017ファイナリスト

2005年12月に107人の乗員乗客の命を奪ったナイジェリアでのソソリソ航空1145便墜落事故で生存者2名の1人となったケチは、先月全米に感動呼ぶ「You Are the Reason」でサイモン・コーウェルがゴールデンブザー。この日ケチは収録映像で「苦難に直面した時、唯一の出口は最初の一歩を踏み出すことだと思います」、「暗闇に留まらないと強く決意することこそ、チャンピオンなのだと感じます」。

ケチは2014年『ANNIE/アニー』(原題:Annie)よりシーア(Sia)「Opportunity」を披露、サイモン・コーウェルは「君を描く言葉でいつも思い出すのは、”インスピレーション”だ」、「ザ・チャンピオンズのファイナルは君なしには完成しない」、「君はまさにスターだ」。

6.ブライアン・ジャスティン・クルム

Brian Justin Crum (歌手) – AGT2016ファイナリスト

音楽に自分の居場所を見つけたというブライアン・ジャスティン・クルム、この日自身のルーツに戻る劇場音楽を歌いたいと、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)劇中歌「Never Enough」をドラマティックな構成でカバー。メル・Bは「壮大だったわ、私たちを別のどこかへ連れて行ったのが良かったわ」、サイモン・コーウェルは「私はこのパフォーマンスが君の人生を変えると信じている」。

7.ジョン・ドーンボス

Jon Dorenbos (マジシャン) – AGT2016ファイナリスト

大動脈瘤よりNFL選手としてのキャリアを終えマジシャンとなったジョン・ドーンボスは収録映像で「私は全てには理由があって起きると信じている。そして私はいたる所にマジックが溢れていると信じている」。ワイルドカードでセカンド・チャンスを手にしたジョン・ドーンボスは、この日2016年のAGTに遡る時を超えた未来予測マジックで沸かせ、「信じられない、衝撃で言葉も出ないよ」とホーウィー・マンデル。「今夜君がしたことを表現できる言葉は、まさに”ワイルドカード”だ」

8.アンジェリカ・ヘイル

Angelica Hale (歌手) – AGT2017準優勝者

4歳の時に細菌性肺炎から敗血症を引き起こし腎不全を併発、人工透析での闘病生活から母親より腎移植を受けその後回復を遂げたアンジェリカ・ヘイル。レイチェル・プラッテン(Rachel Platten)のファイト・アンセム「Fight Song」でホーウィー・マンデルからゴールデンブザーが送られ、AGTで史上初めてゴールデンブザーを2つ獲得する快挙となったアトランタの11歳は、この日ションテル(Shontelle)のオリジナル曲でジェイムス・アーサー(James Arthur)のカバーで知られる「Impossible」をパワフルな歌声で熱唱。

審査員・観客総立ちの拍手喝采が送られ、ホーウィー・マンデルは「君は名前のように天使、そしてその歌はタイトルのように”Impossible”だ、まだ11歳なのに!」敗血症サバイバー・ウィークとなった今週、アンジェリカ・ヘイルはSepsis Allianceの協力のもとアンジェリカ・ヘイルが書き上げたオリジナル曲「No Time To Waste」のミュージック・ビデオを公開。

「私たちは皆お互いが必要だわ、救いの手を差し伸べるために/私たちは皆お互いが必要だわ、世界中に愛を広めるために」、「闘って、人生のために闘い続けて/決して諦めたりしないで/立ち上がって全てを注いで/無駄にする時間なんてないわ」アンジェリカはSepsis Allianceで「音楽は病院での闘病を支え、私の回復を助けてくれました。このアンセムが苦難を乗り越える力になってくれたらと願っています」。

9.クセニア・シモノヴァ

Kseniya Simonova (サンド・アーティスト) – ウクライナGT2009優勝者

司会のテリー・クルーズからゴールデンブザーが送られたウクライナのクセニア・シモノヴァは「それは戦争を描いた物語、同時に生死を超えた家族愛の物語です」。戦争により引き裂かれた夫婦、奪われた命と新しい命を結ぶ壮大なストーリーを幻想的な砂と光と音楽のアートでダイナミックにも繊細に描き、最後に「Love always wins」。

サイモン・コーウェルは「番組でこんなことを口にするとは思ってもみなかった、私が砂の力を理解していると」、「だがこのクリエイティブな作品は私がこれまで番組で見たきたなかで最も美しいものだった」。

10.ポール・ポッツ

Paul Potts (テノール歌手) – BGT2007優勝者

『ブリテンズ・ゴット・タレント』初代王者、イギリスのテノール歌手ポール・ポッツは2007年BGTで携帯電話セールスマンからその人生と運命を変えたジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini)歌劇『Turandot』(トゥーランドット)のアリア「Nessun dorma」(誰も寝てはならぬ)。審査員・観客総立ちの拍手喝采が送られる貫禄の歌声で沸かせ、ホーウィー・マンデルは「最高だった。私はオペラのファンではない、ポール・ポッツのファンだ」、「これ以上に最高なものはない、完璧だった」。

そして「感動以上だった」というサイモン・コーウェルは「音楽ビジネスの世界で見限られた敗残者がブリテンズ・ゴット・タレントの最初のシーズンで優勝し、夢のキャリアを手に入れることができた。だからこうして君はザ・チャンピオンズのファイナルの舞台にいる、君こそがチャンピオンだからだ」、「私は君が今夜勝利する可能性が高いと感じている、本当に素晴らしかった」。ポール・ポッツはそのパフォーマンスを昨年亡くなったAGT2008優勝者ポップ・オペラ歌手ニール・E・ボイド(Neal E. Boyd)に捧げ、「私と同じように彼は敗残者としてステージに上り、全てを尽くし勝利しました。彼がチャンピオンだという事実は誰にも奪えないものです。彼は勝者です」。

11.シン・リム

Shin Lim (カード・マジシャン) – AGT2018優勝者

全米で最も愛されるAGT優勝者の一人シン・リムは、テリー・クルーズとホーウィー・マンデルを招きサインしたカードを瞬間移動させ、ドラマティックに口から登場させるなど驚異のマジックを披露。ホーウィーは「言いたいことはすごくたくさんあったんだが…、君の口の中にあったカードを私は持っているんだよな!」、「どうしてそんなことするの?!」

ハイディ・クルムは「シン、またやったわね。再び開いた口がふさがらないパフォーマンスだったわ」。

12.スーザン・ボイル

Susan Boyle (歌手) – BGT2009準優勝者

メル・Bのゴールデンブザー、スーザン・ボイルは2009年BGTステージで披露し世界にセンセーションを巻き起こしたミュージカル『レ・ミゼラブル』(Les Misérables)曲「I Dreamed A Dream」(夢やぶれて)を美しい歌声で歌い上げ、メル・Bは「とても上品でエレガント、見事だわ、ゴールデンブザーがあったら何度も押しちゃう」。ホーウィー・マンデルは「君のパフォーマンスは世界チャンピオンという言葉では言い尽くせない。チャンピオン以上の存在だ」。

当時BGTでも審査員を務めたサイモン・コーウェルは、「鳥肌の上に鳥肌だよ」。「何年も昔に私を連れ戻し鮮明に思い出す、君が歌う前の自分は何て失礼だったんだろうとね」、「本当に素晴らしかった。君はチャンピオンだ」。

果たして「チャンピオン」の栄光は誰の手に?『アメリカズ・ゴット・タレント: ザ・チャンピオンズ』優勝者はアメリカ50州「AGT Superfans」の投票により決定。ファイナルの結果は来週、現地時間2月18日(日本時間19日火曜日)に発表されます。

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