戻ってきたレベッカ・ブラック新曲「My Moment」リリース!汚名返上なるか!?


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「あなたは私が何の価値もない人間だって言っていた人じゃない?
そうね、私はあなたが間違っているって証明するわ」
“My Moment” 歌詞より performed by Rebecca Black

史上最低との酷評史上最強の注目度を誇る14歳のYouTubeセンセーション米歌手レベッカ・ブラック(Rebecca Black)が放つ第2弾、新曲「My Moment」が米国時間7月18日、YouTubeで公開されました。

汚名返上となるか、彼女の新しい挑戦が始まります。

レベッカ・ブラック(Rebecca Black)米公式サイト

2011年3月、当時13歳の普通のアメリカの女の子だったレベッカ・ブラック(Rebecca Black)、母親が娘のためレコードレーベルARK Music Factoryに4000ドル(日本円にして約32万円)を出し自費制作したシングル曲「Friday」が、ツイッターやフェイスブックを通じて瞬く間に話題になり、YouTube上でジャスティン・ビーバーをも上回る勢いで再生動画回数を急上昇させ、総再生回数1億6700万回を超え、未曾有のYouTubeセンセーションを巻き起こしました。

しかし彼女に待っていたのはシンデレラ物語ではなく、音楽評論家らからの「史上最低の曲」との酷評と汚名、そしてリスナーからの「like」を圧倒的に上回る「diclike」ボタン(全体の約87%がdislike)と誹謗中傷、彼女への脅迫行為でした。

「昨日は木曜日、今日は金曜日、パーティ!、明日は土曜日、その後は日曜日…」その内容のないと酷評された歌詞ながら一躍センセーションを巻き起こした彼女は、新しい一つのポップ・カルチャーの象徴的存在として米人気ドラマ『glee』でもカバーされることになります。

動画を削除しなければ殺害するとの電話及びメールで脅迫行為を受けた彼女のミュージック・ビデオ「Friday」は、現在レーベルとの著作権の争いからYouTube上から姿を消しています。

「死んでほしい」とのコメントを読み泣き崩れたという彼女、レーベルから提案された曲のうち男女関係の曲よりも13歳らしいこの曲を選曲したことについて当初はその過ちに後悔していたと話す彼女ですが、今ではありのままを受け入れ、ポジティブに前に進む姿があります。

音楽評論家らとは対照的に、ケイティ・ペリー(Katy Perry)をはじめ、レディ・ガガ(Lady Gaga)や『アメリカン・アイドル』元名物辛口審査員サイモン・コーウェル(Simon Cowell)らからは支持を受ける彼女は、先月リリースされたケイティ・ペリーの新曲「Last Friday Night (T.G.I.F.)」(2011.6)のPVでケイティ・ペリーと共演し、そのYouTubeセンセーションの存在感を放ちます。

そして7月18日、「Friday」での酷評、誹謗中傷に屈しない姿を表現したともいえる新曲「My Moment」をYouTubeでリリース。来月8月にはこの曲を含むEP盤アルバムを米iTunesからリリースされる予定です。

現在米YouTube動画日別再生数ランキングで第1位とやはりさすがの圧倒的注目度。公開からたった24時間で200万回を超え急上昇中です。

7月20日現在米YouTube動画日別再生数ランキングで第1位

汚名返上といきたいところですが、現在「like」が約7万8千に対して、「dislike」が約13万。

14歳のティーン、レベッカ・ブラックの奮闘はまだまだ続きそうです。

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