英エリザベス女王即位60周年祝賀コンサートにポール・マッカートニー、エルトン・ジョンにスティーヴィー・ワンダーら豪華スター競演、今年最高の全英最高瞬間視聴者数記録


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英BBC「Queen’s Diamond Jubilee Concert 2012」公式サイト

英国時間6月4日(月)夜、英エリザベス女王の即位60周年(The Diamond Jubilee of Queen Elizabeth II)を祝う祝賀行事(6月2日〜5日)の一環として、ロンドンのバッキンガム宮殿にて音楽コンサート「Queen’s Diamond Jubilee Concert 2012」(クイーンズ・ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート2012)が開催され、英音楽界のレジェンド、元ビートルズ(The Beatles)の英ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney)、英エルトン・ジョン(Sir Elton John)をはじめ、英人気若手アーティスト、ジェシー・J(Jessie J)、シェリル・コール(Cheryl Cole)、エド・シーラン(Ed Sheeran)らの他、米音楽界のレジェンド、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)に、米ウィル・アイ・アム(will.i.am)、豪カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)等の世界的スーパースターが集結し、フルオーケストラ曲からポップロックR&Bと、その多彩な豪華ライブ・パフォーマンスでエリザベス女王の即位60周年を祝いました。

「Queen’s Diamond Jubilee 2012 concert」 on Mail Online

»ロビー・ウィリアムズ「Let Me Entertain You」で開幕

英BBC放送局と英国民的人気バンドテイク・ザット(Take That)のフロントマンでリード・ヴォーカリストのゲイリー・バーロウ(Gary Barlow)がおよそ2年をかけて満を持して送り出した「ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート」は3時間以上に渡りBBC1で生中継。その特設野外会場には、抽選で選ばれた市民を含む約2万人の観客が集まった他、バッキンガム宮殿とトラファルガー広場を結ぶ大通りザ・マルには、複数の大型スクリーンが設置され、約25万人の市民がイギリス国旗を手に集まり、イギリス国民がその音楽とともにエリザベス女王を祝福しました。

(記事)”Queen’s Jubilee Highlighted By Paul McCartney, Elton John” on Billboard

»ウィル・アイ・アム&ジェシー・J「I Gotta Feeling」パフォーマンス動画

チャールズ皇太子とカミラ夫人、ヘンリー王子、ウィリアム王子とキャサリン妃らが見守る中、ロビー・ウィリアムズ(Robbie Williams)の「Let Me Entertain You」でキックオフした同コンサートでは、ウィル・アイ・アムジェシー・Jがそのブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)の「I Gotta Feeling」、ウィル・アイ・アムの最新曲「 This Is Love」のコラボレーション・パフォーマンスを披露した他、ゲイリー・バーロウシェリル・コールがレディ・アンテベラム(Lady Antebellum)のシグネチャー・ソング「Need You Now」を披露するなど、今回のために特別にタッグを組んだ豪華アーティストによる数々のコラボレーション・パフォーマンスで魅了。

»賛否両論?ゲイリー・バーロウ&シェリル・コール「Need You Now」パフォーマンス動画

また、ジェシー・Jがそのヒット曲「Domino」を披露し、英『Xファクター』準優勝4人組ボーイズ・グループJLS がそのヒット曲「Everybody in Love」「She Makes Me Wanna」(»パフォーマンス動画)を、エド・シーランがその「The A Team」(»パフォーマンス動画)を披露。

»エリザベス女王即位60周年記念コンサート・テーマソング「Sing」ミュージック・ビデオ

そして「ギャレス先生」ことギャレス・マローン(Gareth Malone)指揮のもと、ザ・コモンウェルス・バンドのフルオーケストラをバックに、ゲイリー・バーロウミリタリー・ワイフ合唱団(Military Wives Choir、»『英軍兵士の妻らが贈るMilitary Wives Choirデビューアルバム『In My Dreams』が全英チャート第1位に』)と共に今週全英総合アルバム・チャート第1位を記録したエリザベス女王即位60周年記念アルバム『Sing』収録テーマソング「Sing」を披露しました。

»ゲイリー・バーロウ&ミリタリー・ワイフ合唱団パフォーマンス動画

»カイリー・ミノーグ、パフォーマンス動画

またカイリー・ミノーグ「Spinning Around」、「Can’t Get You Out Of My Head」、「Step Back In Time」、「All The Lovers」のダンス・ホップ・チューンで観客を沸かせる中、先月コンサートをキャンセルし呼吸器感染症で入院していたエルトン・ジョンがその名曲「I’m Still Standing」、「Your Song」、「Crocodile Rock」を(多くのアーティストがやや緊張気味の中)他を圧倒する流石の歌唱力で歌いあげると、英国旗のブルー、レッド、ホワイトカラーで染められたロンドンの夜空は25万人を超える観衆の盛大な歓喜と熱気で包み込まれました。

»エルトン・ジョン、パフォーマンス動画

»エリザベス女王即位60年の軌跡特別映像ft.「Beautiful Day」

そして途中から加わったエリザベス女王が見守る中、U2の「Beautiful Day」をアレンジしたフルオーケストラ曲と共に、会場の特大スクリーンにエリザベス女王のこれまでの60年の感動的な軌跡がスクリーンに映し出されると、静かにイギリス国民の胸を打ち、ラストシーンのエリザベス女王の力強い眼差しの姿に祝福の歓声がおくられました。

»スティーヴィー・ワンダー、パフォーマンス動画

またスティーヴィー・ワンダーが盛大な観客の声援に包まれる中、その名曲「Sir Duke」「Isn’t She Lovely」「Happy Birthday」「Superstition」を披露、セレブレーション・ソング「Happy Birthday」ではウィル・アイ・アムとのコラボレーション・パフォーマンスを披露しました。

»ポール・マッカートニー、パフォーマンス動画前編。後編はコチラより。

そして今年夏開催のロンドンオリンピック閉会式出演が正式決定されたことも報じられている(»英文記事ポール・マッカートニー「Magical Mystery Tour」「All My Loving」「Let It Be」「Live and Let Die」「Ob-La-Di, Ob-La-Da」を歌い上げると、埋め尽くした観衆を前にチャールズ皇太子は母親のエリザベス女王に次のように言葉を贈り、感動的なスピーチを行いました。

「Thanks for making us all so proud to be British」on Mail Online

私の祖父ジョージ6世が急死しこの世を後にしたとき、私は3歳でした。突然にそして予想すらできず、あなたと私の父の生活が後戻りができないほどに変わってしまったとき、あなたはまだ26歳という若さでした。

一つの国として、この日は私たちが感謝を捧げる機会です、ずっとひとときも離れず私たちのそばにいてくれたあなたと私の父に。その利他的な責務と務めに、そして英国人であることに誇りを与えてくれたことに感謝の意を捧げます。

I was three when my grandfather George VI died and suddenly, unexpectedly, you and my father’s lives were irrevocably changed when you were only 26.
So as a nation this is our opportunity to thank you and my father for always being there for us. For inspiring us with your selfless duty and service and for making us proud to be British.

「感動のフィナーレ」写真 on Mail Online

そして25万人以上ものイギリス国民が一つになって国家を斉唱すると、感動のフィナーレを迎え夜空には盛大な花火が打ち上げられ、その幕を閉じました。

BBC1で生中継されたこのエリザベス女王即位60周年祝賀コンサートは、最高瞬間視聴者数1690万人(平均視聴者数1470万人)を記録、今年イギリスで放送された全て番組(※)の中で最も高い最高瞬間視聴者数を記録したことが報じられています。

※2012年1月〜6月4日。

(記事)”Peak audience of 16.9million – making concert the most-watched programme so far this year” on Mail Online

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