子ども聖歌隊でノリノリに踊って歌って、たった一人の6歳少女が世界中をハッピーに


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Old Church Choir

手をパチパチ、足をタンタン。教会の少年少女聖歌隊の端っこで、ひときわ目立って小さな体を全身を使って感じるままに可愛らしくビートに乗るのは、6歳のローレンちゃん(Loren Patterson)。

厳かな教会のステージにお行儀よく整列した合唱団の小さな子どもたちからは、ちょっとはみ出して、しっかりと浮いて。しかしありのままに歓びを表現するローレンちゃんに今、世界中から大きな反響の声が寄せられます。

ローレンちゃんの母ジェニファー・パターソン(Jennifer Patterson)が米テネシー州ディクソンのバプテスト教会子ども合唱団で歌う娘の動画をSNSに投稿したのは、先月29日。「今朝、合唱団で歌っているローレンよ。念のため、ピンクとブラウンの子よ」。同動画は現在までに4,100万回視聴回数を超え、61万以上のシェアとともに、米ABCをはじめ米各メディアが同映像を報じます。

演奏がはじまると、眠そうな少年の後ろで小さな手で脚を叩き、足をタップしながら徐々にノッていくと、全身でビートを刻み、自由に踊り始め満面の笑みに。時々ロボットになりながら、誰が見てたって、そんなことは気にすることではなく、全力で歓喜のダンス。リズムを外しても、全然OK。Ohhh、オォォっ、ォォ!小さなソウルを歌に乗せて、思いっ切り楽しみます。

Old Church Choir

米クリスチャン・ロック歌手ザック・ウィリアムズ(Zach Williams)デビューアルバム『Chain Breaker』より2ndシングル曲「Old Church Choir」。現在米iTunesクリスチャン・ソング第1位に急浮上。

そんなローレンちゃんが歌っている曲は、家のなかで、車のなかで、クリスチャン・ラジオから流れ、家族みんな大好きだという米ザック・ウィリアムズ(Zach Williams)最新シングル曲「Old Church Choir」ダウンロード版)。

聴こえる?/感じる?/ゴスペルソングのリズムが/Ohhh、一度掴んだら、抑えきれなくなるよ/誰も、誰も私の歓びを奪うことなんてできない」、そしてローレンちゃんら子どもたちが声を振り絞って全力で歌うコーラスへ。

私には昔の聖歌隊の魂があるのよ/ステキな救い、それは美しいもの/心は溢れるばかり、だって取り戻してきたわ/誰も私の歓びを奪うことなんてできない/そうよ、誰も私の歓びを奪うことなんてできないわ

そう、ローレンちゃんの歓びは誰も奪うことはできません。そしてその歌の歌詞のなかには、ローレンちゃんのダンスの秘密も。

手を叩いて、足を踏み鳴らして踊って/そのゴスペルのビートを見つけるまで/だってそれこそが、これから先ずっと必要なもの/一番大切なものなんだ

ローレンちゃんの母は「教会でみんなの前で歌うのは、ローレンにとって初めてのことだったの」(TODAY)。しかし家のなかではいつも3歳の妹と歌っていると明かします。「家ではそこらじゅうで歌って、踊って、自分だけの歌を作っているわ」、「まさに個性だわ、とっても陽気で、ずっとこんな感じなの」。

同映像には「観るたびに心が笑顔になるわ」、「とっても幸せにしてくれる」、「彼女には間違いなく聖なる歓びの精霊がいるね」など世界中から数多くのコメントが寄せられるなか、ジェニファーは「9月に13歳の息子を亡くしたという女性から声が寄せられたの」。彼女はローレンちゃんのパフォーマンスを観て初めて笑顔を取り戻したといいます。

そんなローレンちゃんはダンスが好きな理由をTodayのインタビューで、「みんながハッピーになるわ」。車の運転にも初めて挑戦、でもやっぱりうまく動かせなかったローレンちゃんは今月末にも再び聖歌隊で歌う予定。小さな町の小さな少女が、大きな世界にそっと笑顔と希望を灯して、人々の心を動かします。

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