マディ・ポピー、アメアイ2018優勝後初の新曲「Keep On Movin’ On」


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『アメリカン・アイドル』(American Idol)シーズン16優勝者マディ・ポピー(Maddie Poppe)の新曲「Keep On Movin’ On」ダウンロード版)がディズニーのハリウッド・レコードよりリリース。ミッキーマウス90周年記念を前にどこかミッキーな髪型と黄色×赤で寄せてきたマディ・ポピーで贈るミュージック・ビデオが公開されました(現地時間11月1日)。

失恋から幕を開けるクラシカルな映画風のスクリーンには、「ハニー」の歌い手マディが笑顔で応援、「朝までに旅立とう/そうよ、真新しい歌を歌いながら/この人生、嵐のときもある/だからもしお日様が顔を出さない時は、気にしないで/前に進み続けよう」。途中インターミッションをはさみながら、「思ったようにうまくいかないときもある/かき混ぜているレモネードがレモンになっちゃう/そうね、これをあなたの小さな出発のアンセムにして/もしお日様が顔を出さない時は、気にしないで/前に進み続けよう」。明日は明日の風が吹く、心も弾むフォーク・ポップは、捨てられた小犬との偶然の出会いから、やがてハッピーエンドへ。

ジュリア・マイケルズ(Julia Michaels)がペンを取るキャッチーなカントリー・ポップのデビュー曲「Going Going Gone」よりもマディらしいフォーク寄りの楽曲となった「Keep On Movin’ On」。時折合いの手も入りそうなノリの良いアップテンポな同曲のソングライターには、キャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)の「Jesus, Take the Wheel」など数々のカントリーの名曲を生んできたヒットメーカー、ヒラリー・リンジー(Hillary Lindsey)に加え、ブランドン・ラウリー(Brandon Lowry)、そして同曲音楽プロデューサーのJarrad Kritzstein。「Keep On Movin’ On」にマディ・ポピーは、「人それぞれ色々な解釈ができる歌だわ、失恋から立ち直ったり、人生の次のステップに歩んでいく歌だったり」(Billboard)。「今の他の(メインストリームの)音楽とは全然違うサウンドで、それこそ私がこの曲を選んだ理由、とってもユニークな曲だわ」。

オリジナル曲としては、「Keep On Movin’ On」は『アメリカン・アイドル』優勝(記事)後初のシングル。今年9月にはクリスマス・ソング「Have Yourself a Merry Little Christmas」(動画)をリリース、現在デビュー・アルバムを制作中だといいます。マディはBillboardで『アメリカン・アイドル』を振り返り、「アメリカン・アイドルでは、私は番組外で歌うような曲を歌っていたわ」。「“ディズニーがテーマだけど、自分の声に合う曲にしなくっちゃ”っていう感じよりはむしろ、”この曲が好き、私のスタイルにぴったりな感じ”という風に曲を選んでいたわ」。

アメリカン・アイドルはまさに私を次のレベルへ連れて行ってくれたわ」というマディ。自分自身に正直に、自分自身のスタイルを大切に。今人気のあるタイプの音楽とは異なる同曲にはファンらから「マディらしくて大好き」。1500人ほどのアイオワ州小さな田舎町クラークスビルのヒーローとなった20歳は、「自分が好きだと思うことに忠実であり続けたい。それが私を優勝に導いてくれたわ、だから私はそこに向かい続けようと思っているわ」。


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