キャリー・アンダーウッド待望の新曲「Cry Pretty」、最新アルバム第1弾


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昨年11月、ナッシュビルの自宅外階段で転倒し手首を骨折、顔に40から50針を縫う重症を負ったキャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)。少し顔の印象が変わったかもしれない、そうファンらに明かし、治療とともに家族との時間を大切にしていたというストーリーテラーが、最新作のリリースに向け本格始動へ。

前作から2年半、通算6枚目となる最新アルバムの第1弾となる新曲「Cry Pretty」ダウンロード版)が今週水曜日(現地時間4月11日)リリース、そのエモーショナルな歌詞を映すリリック・ビデオが公開されました。

レースでもラインストーンでも着飾ることはできない/人混みでも、家で一人でも/全く変わらない、見つめる鏡には/痛みの姿、それを川のように流そう」、「キレイな嘘で”大丈夫よっ”って言うこともできる/キレイに微笑んで、立ち去ることもできる/ほとんど全て、キレイにごまかせる/でも泣くことはできない、キレイになんて

自身のクラシカルなパワー・バラードを彷彿とさせながらも、洪水のように押し寄せる圧倒的クライマックスに、憂いと感傷のファルセットをも響かせる壮麗な楽曲となっている「Cry Pretty」。同曲のリリースにあたって、ファンらに宛てたメッセージでキャリー・アンダーウッドは「そのタイトルは、感情に支配され、それらを抑えられなくなった時のことを描いているわ」。「ここ1年起きた多くのことを物語ってる。この曲を聞いたとき、みんなが人生のどこかでこうした気持ちと共鳴できたら嬉しいわ。エモーショナルでリアルな曲。そして最高にアツいわ!

自身の手術をも彷彿とさせる「Cry Pretty」には、魂の通うパワフルな歌声で傷つきやすい繊細な生の感情をぶつけながらも、「洪水を止めることできない、ダムが崩壊するときは/マスカラ全部台なしに/状況がひどくなったとき、現実を受け止めるだけ/キレイになんて、泣くことはできない」。

Cry Pretty

ソングライターには、「Jesus, Take the Wheel」の米ヒットメーカー、ヒラリー・リンジー(Hillary Lindsey)、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の「You Belong With Me」などそのカントリー・ヒット曲の数々をコー・ライティングした米ソングライター、リズ・ローズ(Liz Rose)、そしてティム・マグロウ(Tim McGraw)「Humble and Kind」の米ロリ・マッケーナ(Lori McKenna)が集結。リトル・ビッグ・タウン(Little Big Town)「Girl Crush」でグラミー賞を受賞したライター陣とともに、キャリー・アンダーウッドが作詞作曲を手がける一方、「今回初めて自分の音楽のプロダクションに携わったわ」。

現在全米ビルボード「Hot 100」第2位(※2018年4月14日付)のヒットを続けているビービー・レクサ(Bebe Rexha)とフロリダ・ジョージア・ライン(Florida Georgia Line)のコラボ曲「Meant to Be」を手がけた米クリスチャン音楽プロデューサー、デイヴィット・ガーシア(David Garcia)とともに、キャリー・アンダーウッドが初めてプロデューサーを務め制作を行い、その意欲作の完成を迎えます。「最初から最後まで全てのプロセスで関わることができて、物凄くやりがいがあったわ」、「デイヴィットは素晴らしい師でありパートナー、私たちの作品をとても誇らしく思っているわ」。

骨折した手首は90%が回復し、顔の状態もかなり良くなっているというキャリー・アンダーウッド。今週日曜日(4月15日、現地時間)に開催のカントリー音楽祭「第53回ACMアワード」(2018 ACM Awards)で「Cry Pretty」を初めてライブ・パフォーマンスする予定です。

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