キャリー・アンダーウッド、新作『My Savior』より「Great Is Thy Faithfulness」リリース


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キャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)がグラミー賞12度受賞のゴスペル歌手シー・シー・ワイナンズ(CeCe Winans)を迎えた讃美歌「Great Is Thy Faithfulness」ダウンロード版, 各ストリーミング)を今日リリースした(2021年2月26日)。ソウルフルな歌声で贈る同曲はキャリー・アンダーウッド初のゴスペル・アルバム『My Savior』より「Softly and Tenderly」に続く第2弾先行シングル。

「主のまことはくしきかな」の邦題で知られる「Great Is Thy Faithfulness」(讃美歌第2編191番、新聖歌20番)は、1923年にThomas Chisholmが書いた詩をもとに、友人の作曲家William M. Runyanが作曲した。詩は旧約聖書『哀歌』第3章22〜23節がもとになっており、当時57歳のThomas Chisholmが人生を振り返り、果てしなき愛、尽きぬ恵み、その主の深き真実を書き綴った。

自身初のクリスマス・アルバム『My Gift』に続く本作は『My Gift』の「スピリチュアルな姉妹作」(a spiritual companion / 公式サイト)だといい、グラミー賞7度受賞のキャリー・アンダーウッドはコメントで「この2つのアルバムは、私が音楽キャリアをスタートさせた時からずっと望んでいたものです。そしてこの1年の出来事よりもかなり前から計画されていたものです。しかしどういうわけか、こうした愛される音楽を世界と分かち合う完璧な時期であるように感じています」。『My Savior』はキャリー・アンダーウッドが生まれた時から歌ってきた伝統的な聖歌のカバー曲集となっている。

そのリード・シングル「Softly and Tenderly」(記事)について、一昨日公開した動画(Behind The Song – YouTube)でキャリー・アンダーウッドは2017年の第51回ACMアワード(51st Annual Country Music Association Awards)授賞式の追悼シーンで披露したパフォーマンスを振り返り、「当時この歌が会場に多くの癒やしをもたらしました」、「私はしっかりとした形でこの歌をこのアルバムに入れたいと願い、収録することに決めました。それを必要とする人々に、癒やしを届け続けるものになることを願っています。」

『Cry Pretty』の共同音楽プロデューサー、デイヴィット・ガルシア(David Garcia)とキャリー・アンダーウッドが共同でプロデュースした全13曲収録のアルバム『My Savior』には、「Amazing Grace」(アメイジング・グレイス)、「The Old Rugged Cross」(丘に立てる荒削りの)をはじめ、ACM主催の特番『Girls’ Night Out: Superstar Women of Country』(2011)でのエモーショナルなパフォーマンスでも知られる「How Great Thou Art」(輝く日を仰ぐとき)のカバーを収録。また「Nothing But The Blood Of Jesus」(罪のけがれを)のカバーではニードトゥブリーズ(NeedToBreathe)のベアー・ラインハート(Bear Rinehart )を特別ゲストに迎える。通算8作目となるニュー・アルバム『My Savior』は復活祭前、2021年3月26日にリリースされる。

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