テイラー・スウィフト「Love Story (Taylor’s Version)」米カントリーチャート初登場首位


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テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の再録版「Love Story (Taylor’s Version)」が今週の米ビルボード・カントリーソングチャート「Hot Country Songs」で初登場首位を獲得した(Billboard、※2021年2月27日付)。テイラー・スウィフトが初登場で「Hot Country Songs」首位を獲得するのは、自身初となる。

1958年10月に「Hot C&W Sides」の名称で始まった「Hot Country Songs」の初登場首位曲は「Love Story (Taylor’s Version)」で8曲目となり、女性アーティストのソロ曲としては史上初となる。コラボ曲を含めると「Hot Country Songs」の初登場首位を獲得した女性アーティストとしては2人目で、ビービー・レクサ(Bebe Rexha)とフロリダ・ジョージア・ライン(Florida Georgia Line)の「Meant to Be」(50週連続首位、※2017年12月16日付-2018年11月17日付)に続く初登場首位となっている。

今回の首位は、オリジナル版「Love Story」の首位(2週連続首位、※2008年11月22日付-29日付)からおよそ12年ぶりの首位となる。「Hot Country Songs」において異なる時期に別バージョンで首位に返り咲くのは史上2人目となり、ドリー・パートン(Dolly Parton)の「I Will Always Love You」の記録と並ぶ。「I Will Always Love You」は1974年バーションで首位(※1974年6月8日付)を獲得後、1982年バージョンで再び首位を獲得した(※1982年10月16日付)。

テイラー・スウィフトとしては、今回で8曲目の「Hot Country Songs」首位となり、2012年の「We Are Never Ever Getting Back Together」(通算10週首位、※2012年10月20日付-12月15日付, 2013年1月12日付)以来の首位獲得となる。これによりテイラー・スウィフトは、2000年代、2010年代、2020年代で「Hot Country Songs」首位を獲得した初のアーティストとなった。

今回の発表を受けてテイラー・スウィフトはBillboardで次のようにコメントしている。「私にとってこれは初めての『Hot Country Songs』初登場首位です。これを叶えてくれたファンの方々にとても感謝しています」、「自分の音楽を取り戻すよう私に大きな力をくれたのはファンの方々です。それをやり遂げるよう彼らが今週、こんなにもその姿を見せてくれました。10年以上も前に誕生した曲を再びナンバーワンにしてくれたことに、ただただ感動しています。今こうしてこういう形で首位となり、これ以上になく幸せです。」

バレンタイン直前となる2021年2月12日にリリースされた「Love Story (Taylor’s Version)」は初週、2月18日までに米国内週間ストリーミングで1,370万回、週間ダウンロードは25,000を記録(※MRC Data)。「カントリー・ストリーミング・ソング」及び「カントリー・デジタル・ソング・セールス」のいずれも初登場首位を記録した。「カントリー・ストリーミング・ソング」では自身3曲目の首位、「カントリー・デジタル・ソング・セールス」では自身15曲目の首位となった。同曲は「Hot 100」では初登場第11位を記録し、自身が保有している「Hot 100」ランクインの女性最多首位曲数記録を129曲に更新した。また「Love Story (Taylor’s Version)」は「デジタル・ソング・セールス」で初登場首位(※2021年2月27日付)となり、自身が保有している「デジタル・ソング・セールス」最多首位曲数記録を22曲に更新した。

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