ジョナス・ブラザーズ、新曲「What a Man Gotta Do」MVで70,80年代青春映画にオマージュ


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ジョナス・ブラザーズ(Jonas Brothers)がエネルギッシュに2020年を始動。「Like It’s Christmas」に続く新曲「What a Man Gotta Do」を現地時間1月17日にリリース、併せてミュージック・ビデオが公開された。2020年最初となる彼らのミュージック・ビデオには、メンバーの妻らも出演。三男ニック・ジョナス(Nick Jonas)の妻で女優プリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra)、次男ジョー・ジョナス(Joe Jonas)の妻でHBO『ゲーム・オブ・スローンズ』の女優ソフィー・ターナー(Sophie Turner)、そして長男ケビン・ジョナス(Kevin Jonas)の妻ダニエル・ジョナス(Danielle Jonas)らジョナス家が「Sucker」に続いて集結した。

レトロなスクリーンには、一世を風靡した70年代・80年代のロマンティック・コメディ映画のいきいきとした青春と甘酸っぱい恋のエネルギーを躍動。体当たりで飛び込んでいく全力の恋を陽気なサウンドに乗せて瑞々しくもスタイリッシュに描いている。

(プリ・コーラス)「君のパートタイムの恋人になろうとしているわけじゃない/ずっといさせてくれ、僕は君のもの、完全に君のもの」(コーラス)「じゃあどうしたらいい?/どうすればいい?/永遠に君のものになるためには/何を言えばいい?/何を祈ればいい?/寝る前も、起きる時もそばにいるには/どうすればいい?/どうしたらいい?/永遠に君のものになるためには/どうすればいい?/何を証明すべき?/永遠に君のものになるためには」

その答えのないラブソングを映し出すミュージック・ビデオでは、クラシカルな青春映画の傑作にオマージュが捧げられ、靴下に下着、Yシャツ姿で滑り込みリップシンクするニックのシーンではトム・クルーズの出世作『卒業白書』(’83、原題:Risky Business)。体育館で踊るジョーのシーンではジョン・トラボルタ、オリビア・ニュートン・ジョン主演の学園ミュージカル映画『グリース』(’78、原題:Grease)。そして彼女の家の前でラジカセを頭の上に掲げて想いを伝えるケビンのシーンでは、ジョン・キューザック主演青春映画『セイ・エニシング』(’89、原題:Say Anything…)。モダンのひねりを加えながら、不器用にも全てを注ぐ青春の恋を輝かせる。

ジョナス・ブラザーズらしいアップビートなポップ・ロック「What a Man Gotta Do」のソングライターには、ジョナス・ブラザーズに加えて、同曲音楽プロデューサーを務めるワンリパブリック(Onerepublic)のライアン・テダー(Ryan Tedder)ら。映像監督はジョセフ・カーン(Joseph Kahn)。「What a Man Gotta Do」は、昨年の復帰作『Happiness Begins』に続くニューアルバムに向けたシングルとみられるが、現時点でニューアルバムについては発表されていない。再結成後初のアルバムで、前作よりおよそ10年ぶりのアルバムとなった『Happiness Begins』は全米ビルボード「Billboard 200」で首位(記事)となったほか、2019年年間アルバム売上ランキングで第4位となった(記事)。

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