2011年米ビルボード誌年間クラシック・アルバム・アーティスト第1位を獲得し、今年最もクラシック界で輝いた天才少女ジャッキー・エヴァンコ(Jackie Evancho)、その自身初となる先月リリースしたフル・レングス・クリスマス・アルバム『Heavenly Christmas』より、「I’ll Be Home For Christmas」、「The First Noel」に続いて、「Believe」のミュージック・ビデオが先週公開されました。
「魔法」が消えそうになってしまったとき、そして自分の道を見失いそうになってしまったとき、クリスマスの日に再びそれを見つけ出すことができる「信じる力」の大切さを謳ったこのクリスマス・ソングは、ジョシュ・グローバン(Josh Groban)による2004年フルCGアニメーション映画『ポーラー・エクスプレス』(原題:The Polar Express)の主題歌「Believe」のカバーソング。
しかしその11歳とは思えないその本格的な歌唱力と天使のような美しい歌声で歌い上げる姿は、オリジナルとはまた違う世界、アルバムタイトルともなっている「天国のクリスマス」を思わせるものといえるかもしれません。
米人気オーディション番組『アメリカンズ・ゴット・タレント』(America’s Got Talent)シーズン5で準優勝を果たし、昨年リリースしたEP盤クリスマスアルバム『O Holy Night
』は、米ビルボードクラシック・アルバムチャートで第1位を獲得、総合アルバムランキング「Billboard 200」で第2位を獲得し、世界的大ヒットを記録。そのアルバムに続き今年リリースされ今年注目のクリスマスアルバムの一枚となっている『Heavenly Christmas
』はウォルマート独占ながら、米ビルボードクラシックアルバム部門第1位、総合アルバムランキング「Billboard 200」第11位と既に驚異的なヒットを記録しています。
先日発表された2011年米ビルボード誌年間クラシック・アルバムチャートでは、EP盤クリスマスアルバム『O Holy Night』が第1位に、メジャー・デビュー・スタジオ・アルバム『Dream with Me
』が第2位に、そしてこのアルバムがリリースわずか1ヶ月で第4位を記録し、トップ5を(なんと)3アルバムで独占しました。
来年のクリスマスには、このアルバムが日本を含め世界でもリリースされることが予想されますが、そのわすが11歳のジャッキー・エヴァンコの恐るべき驚異的な人気は、どうやらまだ始まったばかりかもしれません。
1 comment