イマジン・ドラゴンズ、新曲「Wrecked」リリース 新作アルバム『Mercury – Act 1』先行曲


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グラミー賞受賞ポップ・ロック・バンド、イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)が今日、新曲「Wrecked」Spotify, Amazon)をリリースし、リリック・ビデオを併せて公開した。前日にイマジン・ドラゴンズは、ニュー・アルバム『Mercury – Act 1』の詳細(タイトル、リリース日、ジャケット)を発表。『Origins』(2018)に続く通算5作目のアルバム『Mercury – Act 1』は、2021年9月3日にリリースされる。

ニュー・シングル「Wrecked」は、2021年3月12日にリリースされた「Follow You」及び「Cutthroat」に続く『Mercury – Act 1』の先行シングル。愛する人を失った哀しみと痛み、喪失感と葛藤を描くエレジーをパワフルに歌う。その歌をアニメーション化したリリック・ビデオでは、エモーショナルな物語を通じて人生の荒波と希望、救いを描く。

(コーラス)「お前がいなきゃダメだ/お前が去ってから俺は壊れている/全てを忘れようとしてきたが/ずっと遭難していたんだな/Yeah、ぼろぼろだ」

(ブリッジ)「最近崖っぷちに立たされると/お前の言葉を思い出す/”歩んできた人生を忘れないで”/”Oh, 弱音なんか吐くな”/”後悔の沼に、はまっちゃダメ”ってな/また会おうな、愛する人よ/また会おうな、愛する人よ/Yeah、ぼろぼろだ/また会おうな、愛する人よ」(コーラス)「お前がいなきゃダメだ/お前が去ってから俺は壊れている/全てを忘れようとしてきたが/ずっと遭難していたんだな/Yeah、ぼろぼろだ」

「Wrecked」はイマジン・ドラゴンズのフロントマン、ダン・レイノルズ(Dan Reynolds)がコー・ライト。彼の兄弟の一人であるポール(Paul Reynolds)の当時の妻(Alisha Durtschi Reynolds)が、7人の子どもたちを残しがんで亡くなり、この歌はダン・レイノルズがその哀傷と向き合うために書いた歌だったという。

「彼女は最も輝く光でした」とダン・レイノルズ。「彼女を知る全ての人にとって、彼女は強さと喜びの篝火でした。彼女の突然の死去は私を揺るがし、それは今も言葉にできません。彼女が息を引き取る時、私はポールと一緒にその場にいました。こうした形で死を目にしたのは人生で初めてのことでした。それは命の儚さと終局を私の心に焼き付けました。誰も経験すべきでない彼の表情を私は見つめていました。しかし同時に、彼の信仰が彼女との未来で、彼に希望をもたらすのを目にしていました。私にはそう願うことしかできません。」

「この歌は、そうしたことと向き合う私なりの方法でした。音楽はいつも私にとって避難所でしたから」、「彼女の痛みが癒え、もう苦しまなくていい場所で、彼女がこの歌を聞いてくれたらと願うばかりです。これは、愛する人との永遠を願う歌です」。

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